浅井市長は「これからも、もっともっと皆さんが足を運びたくなるような動植物公園になれるように頑張ります」と決意を語っています。
のんほいパークは、東京ドーム約8.5個分(約40ヘクタール)の広大な敷地内に動物園と植物園、遊園地、さらに自然史博物館が併設された総合公園です。
130種類を超える動物たちが暮らすスケールの大きな放飼場は、アフリカのサバンナやオーストラリアなど、生息地の環境をなるべく再現しており、生き生きとした動物たちの姿を観察できます。
のんほいパークは、2020年度までに大規模なリニューアルを終え、より動物の魅力を身近に体験できるようになりました。
特に、群れ飼育を可能にしたゾウの放飼場は迫力満点。
現在、公立の動物園では国内最多となる6頭のアジアゾウが暮らし、パークを代表する展示の一つとなっています。
のんほいパークにとって、年間入園者数100万人は初の快挙です。
これまでの入園者数は、開園した1992年度が99万⼈で過去最多。
次いで、新しいゾウ放飼場がオープンした2019年度と、ゾウ3頭が新たに増え群れ飼育を始めた2021年度がともに96万人、植物園がオープンした1996年度が94万人でした。
2022年度は、⾃然史博物館の特別企画展 「ポケモン化⽯博物館」が好評だったほか、ゴールデンウイークや夏の夜間開園「ナイトZOO」も盛況だったため、例年以上に来園者数がアップ。
新型コロナウイルス禍でも、地元の東三河や西三河、静岡県西部に加え、名古屋や東海地方からの来園も増えています。
- ついに年間来園者数100万人へ…!
この日は前日の荒天から一転、ポカポカ陽気に恵まれました。
記念すべき100万人目の来園者は、浜松市から来た石牧(いしまき)さんご家族。
娘の芽彩ちゃん(5)は、大好きなウサギとの触れ合いがお気に入りだそうです。
中央門で行われた式典では、お祝いに集まった入園者の掛け声をきっかけにくす玉が割られました。
のんほいパークオリジナルキャラクターの「のんちゃん・ほいくん」と、なかよし牧場のミニチュアホース「チー」と「ミー」もお祝いに駆けつけ、式典を盛り上げます。
石牧さんご家族には、浅井市長からのんほいパークの年間パスポートなどの目録やホッキョクグマのぬいぐるみ、花束をプレゼント。
石牧さんは「記念すべき100万人達成の時に来園できて、とても嬉しいです。子どもは動物との触れ合いが大好きで、いつも楽しみに来ています」と喜びを語りました。
浅井市長は「常日頃から豊橋・東三河・浜松、この一帯の皆さんが何度もリピーターとして足を運んでくれた積み重ねが、100万人突破につながりました。心から感謝を申し上げたい。」とあいさつ。
園内では、100万人達成を記念して、訪れた子どもたちにオリジナル缶バッジを配布。
動物たちには感謝を込めて大好物のプレゼントが行われました。
のんほいパークは今後も、動物の活き活きとした姿が体感できる魅力ある園を目指していきます。