全日食チェーンとサントリーが協働し「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始

この記事は約4分で読めます。
サントリー食品インターナショナル株式会社は、全日本食品株式会社(以下、全日食チェーン)と協働し、全日食チェーン加盟店の関東エリアおよび静岡県、福島県の一部店舗を含む91店舗を対象に、店頭で集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を2月13日(月)より開始します。

サントリー食品インターナショナル株式会社は、全日本食品株式会社(以下、全日食チェーン)と協働し、全日食チェーン加盟店の関東エリアおよび静岡県、福島県の一部店舗を含む91店舗を対象に、店頭で集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を2月13日(月)より開始します。今後関東エリア全域、全国に展開を拡大予定です。
※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと

●本取り組み実施の背景
サントリーグループは「人と自然と響きあう」という使命を掲げ、ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っています。
全日食チェーンは、地球環境負荷低減およびカーボンニュートラルに向けた活動を推進しています。今回、「ペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の思いが一致し、このたびの取り組みに至りました。

●本取り組みについて
全日食チェーン加盟店の対象店舗で回収した使用済みペットボトルを、当社の飲料用ペットボトル容器として再生・使用していきます。これによりお客さまのご協力により集められた使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現します。また、対象店舗では、お客さまの水平リサイクルの取り組みへの参加促進を目的に、株式会社寺岡精工のペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」を導入し、「リサイクルの見える化」をすることで、地域のお客様と共に、資源の有効活用を推進します。

〈全日本食品株式会社〉
全国1,600店が加盟するスーパーマーケットのボランタリーチェーンを運営。主に地域のミニスーパーや個人商店に対して、一般食品、生鮮食品、酒等の商品供給や経営指導、売場指導等を行っています。
https://www.zchain.co.jp/

サントリーグループは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入※2したことを皮切りに、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※3するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。

2019年策定の「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を推進していきます。

※2 メカニカルリサイクルとして
※3 協栄産業(株)など4社で共同開発

▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリー食品インターナショナルホームページ http://suntory.jp/sbf/

                                      以上

タイトルとURLをコピーしました