「近代の誘惑―日本画の実践」展を開催します

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静岡県立美術館は、2月18日から「近代の誘惑―日本画の実践」展を開催いたします。
明治、大正、昭和。変化する時代の中で、画家たちは、新たに触れる西洋美術や、日本の伝統絵画を真摯に学び、近代にふさわしい日本画の姿を求めて奮闘しました。
展覧会では、横山大観や鏑木清方、渡辺省亭など、日本画界のスーパースターから、近年注目を集める人気作家まで、幅広くご紹介します。
それまでにない新しい絵のテーマや、目をみはる鮮やかな色彩、伝統的な技をよみがえらせた水墨など、時代とともに歩み、描いた画家たちによるそれぞれの挑戦のあり方を、展示室でぜひご覧ください。
  • 概要

◾️展覧会名:「近代の誘惑―日本画の実践」
◾️会期:令和5年2月18日(土)~令和5年3月26日(日)
◾️開館時間:午前10時~午後5時30分(展示室への入室は午後5時まで)
◾️休館日:毎週月曜日 
◾️観覧料:一般800円(600円)、70歳以上400円(300円) 大学生以下無料
      ※( )内は20人以上の団体料金
      ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料
◾️主催 :静岡県立美術館

  • 会期中に開催するイベント

館長美術講座「画家たちは何に誘惑されたのか
日時:3月12日(日)14:00~15:30
場所:講堂
講師:木下直之(静岡県立美術館館長)

学芸員スライドトーク「日本画の実践を読み解く」
日時:3月5日(日)14:00~15:00
場所:講座室
講師:当館学芸員

○学芸員によるフロアレクチャー
日時:2月23日(木・祝)、3月11日(土)、3月18日(土) いずれも11:00~
集合場所:第1展示室(要観覧券)
講師:当館学芸員

実技講座「伝統技法で 菊を描く」
日時:3月11日(土)~3月12日(日)10:00~16:30
場所:実技室
講師:日下文 氏(日本画家)
対象:中学生以上の個人
定員:6名
*要事前申込 要観覧料 材料費は参加者負担

わくわくアトリエ「日本画で描く 春の情景」
日時:3月26日(日)10:00~16:30
場所:実技室
講師:中村美穂子 氏(美術作家)
対象:小学生から大人まで
定員:12名
*要事前申込 要観覧料 材料費は参加者負担  

富士山の日関連企画 横山大観「群青富士」ミニカードプレゼント
日時:2月23日(木・祝)
内容:「富士山の日」にちなんで、横山大観「群青富士」の解説付きミニカードを企画展入場者にプレゼント(先着223名)
 
※イベントは新型コロナウイルス感染症の感染状況により、内容や定員の変更あるいは中止になる可能性があります。最新情報は逐次ホームページなどにて告知します。

狩野雅信「花鳥図」江戸時代後期 静岡県立美術館蔵狩野雅信「花鳥図」江戸時代後期 静岡県立美術館蔵

富岡鉄斎「蜀國桟道図」明治38(1905)頃 静岡県立美術館蔵富岡鉄斎「蜀國桟道図」明治38(1905)頃 静岡県立美術館蔵

渡邊省亭「十二ヶ月花鳥図」より三月 明治末期~大正初期 個人蔵渡邊省亭「十二ヶ月花鳥図」より三月 明治末期~大正初期 個人蔵

渡邊省亭「十二ヶ月花鳥図」より四月 明治末期~大正初期 個人蔵渡邊省亭「十二ヶ月花鳥図」より四月 明治末期~大正初期 個人蔵

今村紫紅「宇津の山路」明治45(1912)静岡県立美術館蔵今村紫紅「宇津の山路」明治45(1912)静岡県立美術館蔵

鈴木松年「神武天皇・素戔嗚尊図屏風」より素戔嗚尊図 明治22(1889)個人蔵鈴木松年「神武天皇・素戔嗚尊図屏風」より素戔嗚尊図 明治22(1889)個人蔵

尾竹竹坡「乳供養」(右隻)大正3(1914)個人蔵尾竹竹坡「乳供養」(右隻)大正3(1914)個人蔵

横山大観「群青富士」(左隻)大正6-7(1917-18)頃 静岡県立美術館蔵横山大観「群青富士」(左隻)大正6-7(1917-18)頃 静岡県立美術館蔵

横山大観「群青富士」(右隻)大正6-7(1917-18)頃 静岡県立美術館蔵横山大観「群青富士」(右隻)大正6-7(1917-18)頃 静岡県立美術館蔵

松岡映丘「今昔ものがたり伊勢図」昭和4(1929)静岡県立美術館蔵松岡映丘「今昔ものがたり伊勢図」昭和4(1929)静岡県立美術館蔵

松林桂月「夜桜(春宵花影)」昭和期 個人蔵松林桂月「夜桜(春宵花影)」昭和期 個人蔵

 

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