外務省が推進する国際交流事業、対日理解促進交流プログラム「MIRAI」の一環として、欧州18か国の大学生、大学院生、社会人42名が東京都、広島県を訪問し視察、交流、文化体験をします。
都内では、政策研究大学院大学(GRIPS)において、日本の防衛政策と日本と欧州諸国の防衛協力に関する講義を受け、安全保障等を専攻するGRIPS学生と意見交換を行います。また浅草寺を訪問して歴史的建造物を見学し、日本の文化や価値観に触れます。
広島県では、海上自衛隊第1術科学校を訪問し、日本海軍の歴史を学ぶとともに、自衛隊関係者と交流します。また、市内では、被爆の実相を学び、かつ地域色溢れる場所を地元ガイドとともに巡り、平和構築や地域活性化について考えます。宮島訪問では、島国日本特有の風土や建築美を鑑賞し、宮島の伝統工芸にも触れます。
参加者は、日本の<政治・安全保障>に関する様々な取り組みや挑戦など幅広く学ぶことで、日本社会や政策への関心・理解を深め、日本の魅力を発信し、日本と世界が協力し合うことで形成されていく、より良い未来について考察します。
【開催概要】
名称:対日理解促進交流プログラム「MIRAI」訪日プログラム(テーマ:政治・安全保障)
日時:2023年2月15日(水)〜2月21日(火)
内容:
2月15日(水)来日
【オリエンテーション】
2月16日(木)【歴史的建造物等視察】浅草
【学校交流】政策研究大学院大学
【移動】東京都から広島県へ移動
2月17日(金)【テーマ関連施設・機関視察】海上自衛隊第1術科学校
2月18日(土)【平和関連視察・講義】ピースツアー (Sokoiko!)
【平和関連視察・講義】平和記念公園・広島平和資料館
【文化体験】書道体験
2月19日(日)【歴史的建造物等視察】宮島
【地域産業・企業視察】宮島伝統産業会館
【地域産業・企業視察】縮景園
2月20日(月)【移動】広島県から東京都へ移動
【表敬訪問・成果報告会】外務省
2月21日(火) 帰国
対象:対日理解促進交流プログラム「MIRAI」(テーマ:政治・安全保障)参加者42名※以下の欧州18か国の大学生・大学院生・社会人が参加予定
(ベラルーシ、ベルギー、ブルガリア、チェコ、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペインス、スウェーデン、英国、ウクライナ (国名アルファベット順))
使用言語: 英語、日本語
実施団体: 一般財団法人 日本国際協力センター(JICE)
【対日理解促進交流プログラム「MIRAI」事業概要】
対日理解促進交流プログラム「MIRAI」は、日本と欧州及び中央アジア・コーカス地域との間で、将来活躍が期待される優秀な若手人材をグループで招へいする、日本政府(外務省)が推進する事業で、JICEがプログラム企画・運営を受託しています。人的交流を通じ、日本の政治・経済・社会・文化・歴史・外交政策等に関する日本についての理解を促進するとともに、未来の親日派・知日派を発掘・育成することを推進しています。また、参加者に日本の外交姿勢や魅力等について積極的に発信してもらうことで国際社会における対日イメージの向上や日本への持続的な関心の増進に寄与し、欧州、中央アジア・コーカサス地域における対日理解の促進と、深い相互理解に立脚した日欧関係の発展を図ることを目的としています。
【本件に関するお問い合わせ先】
一般財団法人日本国際協力センター(JICE) 国際交流部
お問い合わせフォーム:https://www.jice.org/contact/index.html