入選作品を収録した年鑑は2023年6月の発行、それに合わせ、東京ミッドタウン・デザインハブにて年鑑作品展「日本のグラフィックデザイン2023」、および別会場にて各賞展覧会も開催予定です。どうぞご期待ください。
●第25回亀倉雄策賞(2名/2作品)
受賞者:岡崎智弘
受賞作品:放送局の番組コンテンツ映像「デザインあneo あのテーマ」(cl:日本放送協会)
受賞者:三澤 遥
受賞作品:幼稚園のサイン計画「玉造幼稚園」(cl:玉造幼稚園/ジャクエツ)
「亀倉雄策賞」は、JAGDA初代会長を務め、世界のデザイン界にも影響を与え続けた故・亀倉雄策の業績をたたえ、1999年創設。毎年『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、年齢やキャリアを問わず、最も輝いている作品とその制作者に授与。今年は岡崎智弘、三澤遥の2氏のそれぞれの仕事が拮抗し、初の2名同時受賞となった。
https://www.jagda.or.jp/awards/kamekura/
●JAGDA賞2023(10作品)
ポスター「これはリンゴではない」(出品者:服部一成)
ジェネラルグラフィック「芸術激流 ラフティング+アート」(出品者:牧 寿次郎)
CI・VI・シンボル・ロゴ「Juchheim」(出品者:永井一史)
ブック・エディトリアル「岩松了戯曲集(1986-1999 / 2000-2022)」(出品者:葛西 薫)
パッケージ「七條甘春堂」(出品者:関本明子)
新聞広告・雑誌広告「ユーミンをめぐる物語」(出品者:窪田 新)
環境・空間「玉造幼稚園」(出品者:三澤 遥) *亀倉雄策賞と同時受賞
デジタルメディア「演奏図案」(出品者:坂本俊太)
映像「POCARI SWEAT 手をのばそうよ。届くから。」(出品者:松永美春)
複合「香林居」(出品者:藤田佳子) *新人賞と同時受賞
「JAGDA賞」は、その年を代表する優れたグラフィックデザインを顕彰し、後世に伝えるものとして、2008年創設。毎年『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、特に優れた数作品に授与。
https://www.jagda.or.jp/awards/category/
●JAGDA新人賞2023(3名)
矢後直規(東京会員/博報堂勤務、SIX所属)
藤田佳子(東京会員/サン・アド勤務)
石塚 俊(東京会員/フリーランス)
「JAGDA新人賞」は、優秀な若手デザイナーをクローズアップし、次代を担う人材を育成するため、1983年創設。毎年『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される39歳以下(10月末日現在)の有望なグラフィックデザイナーに授与。
https://www.jagda.or.jp/awards/newdesigner/
●年鑑『Graphic Design in Japan 2023』
発 行:2023年6月予定/六耀社刊/税抜き予価15,000円
体 裁:A4変型(天地280mm×210mm)/ 480ページ予定
図版数:約1,500点
収録カテゴリー:ポスター/ジェネラルグラフィック/CI・VI・シンボル・ロゴ・タイプフェイス・モーションロゴ/ブック・エディトリアル/パッケージ/新聞広告・雑誌広告/環境・空間/デジタルメディア/映像/複合
編集長:中村至男(JAGDA年鑑委員長)
ブックデザイン:石塚 俊(JAGDA年鑑委員)
*選考に関する詳細は、ウェブサイトをご参照ください
https://www.jagda.or.jp/news/7051/
●授賞式
2023年6月16日予定 *新型コロナウイルス感染拡大状況をふまえ、後日詳細を決定
●展覧会
第25回亀倉雄策賞受賞記念展
2023年6月13日(火)〜7月15日(土)予定 クリエイションギャラリーG8(東京都中央区)
その後、国内巡回検討中
JAGDA新人賞展2023
2023年4月18日(火)〜5月27日(土)クリエイションギャラリーG8(東京都中央区)
その後、国内巡回検討中
東京ミッドタウン・デザインハブ企画展「日本のグラフィックデザイン2023」
2023年6月下旬~8月上旬 東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区)
その後、アジア圏への巡回検討中
(受賞作品をはじめ、年鑑『Graphic Design in Japan 2023』掲載作品の中から約300作品を実物と映像で紹介します。身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、広告、ウェブサイト、空間デザインに至るまで、世界でも評価の高い日本のグラフィックデザインの現在が一望できる展覧会です)