【2月1日~受付開始】小児科医を目指す医学生のための奨学金

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小児医学・医療・保健の発展を支援する公益財団法人川野小児医学奨学財団(所在地:埼玉県川越市、理事長:川野幸夫/株式会社ヤオコー代表取締役会長)は、2023年度奨学金給付の申請受付を2月1日より開始いたします。

  • 奨学⾦事業について

当財団は小児医学の永続的な発展のために小児医学界における将来の担い手の育成や輩出が大切であると考え、1990年に奨学金事業をスタートしました。当初は、埼玉県内の高校を卒業した医学生を対象に貸与型にて行っていましたが、将来的に経済的な負担が残らないよう、2010年に返済義務のない給付型に制度を変更しました。また、2021年度にはコロナ禍で経済的に困窮する学生が増加していることを鑑み、対象者を千葉県内の高校卒業者にも拡大しました。

【給付実績】

1991~2021年度 延べ人数 367名 貸与・給付総額 273,120千円
2022年度 延べ人数   27名 給付総額           19,440千円 (予定)

 

  • 募集概要

●対象
埼玉県または千葉県の県内の高校を卒業し、日本国内の総合大学医学部、または医科大学で小児医学を志す
大学生、および小児医学研究に従事している大学院生
●特徴
・給付金額は月額6万円(返済不要) ・先輩医師、他奨学生との交流 ・他の奨学金との併用可
・在学中の学生でも申請可能 ・奨学生向けプログラムの提供※以下で事例を紹介
●給付期間
2023年4月~正規の最短修業年限まで
●申込方法
当財団ウェブサイト「奨学金給付」ページを確認の上、大学経由で指定の書類を提出ください
https://kawanozaidan.or.jp/scholarship/
●応募受付期間
2023年2月1日(水)~5月15日(月)
 

  • 奨学生向けプログラムのご紹介

当財団では、小児医学を志す奨学生が高い医療技術を持つ医師としてだけではなく、人としても成熟できるよう、奨学金給付という経済的支援以外にできることがないか、考え続けてきました。そこで、2022年度より「キャリアセミナー」「コミュニケーション研修」「メンタルヘルス研修」などの様々なプログラムを提供しています。
 

●(一例)コミュニケーション研修のご紹介
医療現場においては、医療の知識や技術だけでなく、患者さんやそのご家族、コメディカルの方々と丁寧かつ正確にコミュニケーションをはかる力が必要となります。
そこで、医療機関における接遇などに精通する講師をお迎えし以下について教えていただきました。
➀コミュニケーションの基本と重要性 ②感じの良い話し方
③<実習>話の聴き方 ④<実習>正しい情報伝達

●2023年度の実施予定
メンタルヘルス研修 5月 / キャリアセミナー 8月 / コミュニケーション研修 9月

<財団概要>
財団名: 公益財団法人川野小児医学奨学財団
所在地: 〒350-1124 埼玉県川越市新宿町1-10-1
理事長: 川野 幸夫(株式会社ヤオコー 代表取締役会長)
事務局長: 川野 紘子
設立: 1989年12月25日
行政庁: 内閣府
URL: https://kawanozaidan.or.jp/
TEL: 049-247-1717
Mail: info@kawanozaidan.or.jp
事業内容: 研究助成/奨学金給付/小児医学川野賞/医学会助成
      小児医療施設支援/ドクターによる出前セミナー

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