当社グループは、創業来『両利きの経営』を実践し、SNSマーケティング支援事業の『深化』に取り組んでまいりました。当社のSNSマーケティング支援事業は、ワンストップでSNS上のビッグデータ収集・分析・活用を強みに、顧客企業のブランディングを通じた成長に貢献してまいりました。
wevnalは、BX(Brand Experience)プラットフォーム「BOTCHAN」の開発・提供を主たる事業としており、成長を続けています。今回、wevnalのSNS広告事業及び一部メディア事業(fasme)を譲り受けることにより、当社が強みとするSNSマーケティング支援サービスの拡充に加え、自社メディアを保有することで、幅広い顧客に対して、より良いサービス提供が可能になります。
具体的には、wevnalのSNS広告(獲得系)やGoogle等の検索連動型広告に関する運用ノウハウ及び人材と当社が有するビッグデータの収集・分析・活用を通じたSNS活用におけるノウハウ及び人材を融合し、既存顧客への新サービスの提供、新規顧客開拓などのシナジー効果を見込んでおります。
上記のシナジー効果を勘案した結果、事業譲受が、当社のより一層の成長及び企業価値向上に資するものと判断したため、取締役会にて事業譲受を決定いたしました。今後は、シナジー効果を最大化するため、PMIの強化に努めてまいります。
また、当社では、景気鈍化局面においても、デジタルマーケティング・SNSマーケティング市場は、底堅い企業ニーズを背景に成長が続くと予想しております。今後は、M&Aも当社の成長に向けた選択肢の一つとし、『両利きの経営』を実践してまいります。
2.事業譲受の概要
(1)譲受事業の内容
株式会社wevnalが運営するSNS広告事業、一部メディア事業(fasme)
(2)譲受事業の経営成績
2022年8月期
売上高188百万円、営業利益55百万円
※譲受事業の売上高は、広告媒体の原価を控除した純額で計上しております。
(3)譲受事業の資産、負債の項目及び金額
資産及び負債について、譲受対象となる項目はございません。
(4)譲受価額及び決済方法
譲受価額:先方の意向により非公開とさせていただきます。
決済方法:事業譲受日にて、手許現預金による現金決済を予定しております。
3.相手先の概要
(1)名称
株式会社wevnal
(2)所在地
東京都渋谷区恵比寿1-23-23 恵比寿スクエア 7階
(3)代表者の役職・氏名
代表取締役 磯山 博文
(4)事業内容
・BX(Brand Experience)プラットフォーム「BOTCHAN」の開発と提供
・SNSマーケティング事業、クリエイティブ事業、メディア事業
(5)資本金
100,000,000円(2022年11月時点)
(6)設立年月日
2011年4月
(7)純資産
先方の意向により非公開とさせていただきます。
(8)総資産
先方の意向により非公開とさせていただきます。
(9)大株主及び持株比率
先方の意向により非公開とさせていただきます。
(10)上場会社と当該会社の関係
・資本関係
・人的関係
・取引関係
・関連当事者への該当状況
該当事項はありません。
4.日程
(1)取締役会決議日:2023年1月27日
(2)契約締結日:2023年1月27日
(3)事業譲受日:2023年2月28日(予定)
5.会計処理の概要
当該事業譲受は、企業結合会計基準上の「取得」に該当する見込みです。この処理に伴うのれん及びその他の無形固定資産等の計上額は現在精査中となります。今後、公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示いたします。
6.今後の見通し
本件の業績に与える影響は軽微です。今期に生じる影響については、2月10日に予定している2023年12月期通期連結業績予想の発表に含めてお知らせさせていただきます。
(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいております。実際の業績は、 様々な要因により予想数値とは異なる結果となる可能性があります。
株式会社ホットリンクについて(証券コード:3680 東証グロース)
日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
設立日:2000年6月26日
代表者:代表取締役グループCEO 内山 幸樹
本社所在地:東京都千代田区富士見一丁目3番11号 富士見デュープレックスビズ5階
事業内容: SNSマーケティング支援
URL:https://www.hottolink.co.jp/