1月23日、全心連ウクライナ「心のケア」交流センターが「ウクライナにあたたかいを贈ろう〜避難民がつくるNFTアート〜プロジェクト」を開始

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 日本で唯一の心理カウンセラーの業界団体である一般社団法人全国心理業連合会(東京都渋谷区、代表理事:浮世 満理子、以下「全心連」)が運営する全心連ウクライナ「心のケア」交流センターは、2023年1月23日に「ウクライナにあたたかいを贈ろう〜避難民がつくるNFTアート〜プロジェクト」を開始することになりましたのでお知らせします。
■背景・目的
 全心連では2022年5月に全心連ウクライナ「心のケア」交流センターを発足し、ウクライナから避難されてきた方々の心の居場所づくりとして安心できる場を設け、心のケアを行って参りました。また、ウクライナ本国では、電力提供の施設が破壊され、暖がとれない、明かりがない生活を余儀なくされており、避難民の方は家族や知人等の生活を大変心配されています。そこで、ウクライナ本国への支援として、「ウクライナの冬に“あたたかい”を贈ろうプロジェクト」を立ち上げ、ウクライナ避難民の方の家族や知人等に日本から必要な物資を届ける活動を展開しております。

「ウクライナの冬に”あたたかい”を贈ろうプロジェクト」概要「ウクライナの冬に”あたたかい”を贈ろうプロジェクト」概要

 この活動を知ったウクライナ本国から、ウクライナで生まれた赤ちゃんのミルクやおむつや肌着などが不足している知らせを受け、ウクライナ避難民がNFTアートを作ることでウクライナの支援団体であるベビーボックスを支援するプロジェクトを開始することになりました。全心連ウクライナ「心のケア」交流センターでは、12月25日に開催した「Job Festa Shibuya」において、仕事で役立つメタバース作成体験を行うなど、ウクライナ避難民の方々が生活のための仕事という側面だけではなく、人としての尊厳を持ちながら、日本でキャリアを積むことに幸せを感じることができるよう、様々なスキルを学ぶ機会を提供しております。今回は、NFTアートについて学んでいただくことで、仕事にも役立ちウクライナ本国の支援にもなることをめざします。
 ウクライナへの侵攻が始まって間もなく1年が経とうとしています。ウクライナ避難民、在日ウクライナ人、日本人ボランティア、「話を聴くプロ*(全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラー)」と一緒に取り組むプロジェクトを通して、ウクライナ避難民の心のケアとウクライナ本国への支援を行います。

■「ウクライナにあたたかいを贈ろう〜避難民がつくるNFTアート〜プロジェクト」について
 NFT技術によりデジタル作品の資産価値が高まり、世界的に注目されているNFTアートの技術を、まず、ウクライナ避難民の方々に学んでいただくために、「NFTアート勉強会」を1月23日に行います。その後、ウクライナへの侵攻から1年となる2月24日に向けて、ウクライナ本国の赤ちゃんのためのNFTアートを作成していきます。ウクライナ避難民の方々が作成されたNFTアートを販売し、売上を全額「ベビーボックス」に寄付します。

主催:一般社団法人全国心理業連合会
後援:一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会
協力:株式会社アイディアヒューマンサポートサービス

「NFTアート勉強会」
実施日:2023年1月23日(月)19:00-20:00
場所:全心連ウクライナ「心のケア」交流センター
担当:ウクライナ避難民、在日ウクライナ人・日本人ボランティア、話を聴くプロ(全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラー)

※感染対策には十分、配慮をして行います(検温、アルコール消毒、換気など)。ご来場の方はマスク着用をお願いしています。

■「ウクライナの冬に“あたたかい”を贈ろうプロジェクト」について
 ウクライナでは電力提供への攻撃等により、この冬、暖房もあかりもないところで過ごしています。このプロジェクトでは、ウクライナ避難民の方々が家族や知人等から必要な品物をヒアリングし、日本人のサポーターが電力を使わないあかりやあたたかさを提供できるもの(寝袋、軽量LEDランタン、発熱インナー等)などを直接お送りすることで、顔が見える支援を展開しています。ウクライナから日本に来られている方々と日本人との共同プロジェクトです。

ウクライナからのリクエスト一覧はこちら
https://www.kikupro.or.jp/disaster-volunteer/ukraine/warm-to-ukr2022/

■全心連ウクライナ「心のケア」交流センターについて

全心連ウクライナ「心のケア」交流センター全心連ウクライナ「心のケア」交流センター

 一般社団法人全国心理業連合会が運営する、日本の親子とウクライナの親子が気軽に交流でき、「話を聴くプロ」が心のケアも行える場所として、2022年5月2日に東京・渋谷、2022年5月13日に大阪・梅田にウクライナ交流センターが開設されました。ウクライナ避難民の方々が心の安らぎを得られる、安心できる場を設けることを目的とし、日本での困りごと相談・情報提供、日本の子どもたちとウクライナの子どもたちの交流、「話を聴くプロ」による心のケア・リラクセーションサポートを、一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会後援、株式会社アイディアヒューマンサポートサービス協力のもと行っています。2022年8月1日より、名称を「ウクライナ「心のケア」交流センター」に変更し、心のケアメニューを拡充しています。

全心連ウクライナ「心のケア」交流センター ひまわり
URL:https://www.mhea.or.jp/ukraine-himawaricenter/
<東京・渋谷>
 開設日時:365日オープン(火曜・金曜10時から16時、土曜12時から15時には、在日ウクライナスタッフが常駐しています)
 場所:アイディアヒューマンサポートサービス ココロゴトSalon内
 https://www.idear.co.jp/school/school-info/?id=486#access
 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-9-10 KDC渋谷ビル1階
 050-3612-7559
 ukraine@mhea.or.jp
<大阪・梅田>
 開設日時:不定期
 場所:アイディアヒューマンサポートサービス 大阪梅田サロン内
 https://www.idear.co.jp/school/school-info/?id=490#access
 〒530-0057 大阪府大阪市北区曽根崎1-4-5 エステムプラザ梅田202号

■「話を聴くプロ*」とは?

話を聴くプロ(プロフェッショナル心理カウンセラー)話を聴くプロ(プロフェッショナル心理カウンセラー)

 「話を聴くプロ」とは、全心連が公認する心理カウンセラーの全国統一認定資格「プロフェッショナル心理カウンセラー」の有資格者のことです。現場で役立つプロの心理カウンセラーは、相談者の心の声を丁寧にお聴きし、寄り添い、受け止め、対話を通して心のサポートを行っていきます。相談者を知識で判断することではなく、相談者を受容し、まず、すべてを聴くことが大切であることから、プロフェッショナル心理カウンセラーの愛称として、「話を聴くプロ」という名前をつけました。

 プロフェッショナル心理カウンセラーは各団体で認定を出す心理カウンセラー資格とは違い、プロの心理カウンセラーとして必要な要素を検討し、社会人が心の専門家をめざすことを応援する資格として構築されました。心理学の知識や各種スキル、現場実習実績に加え、社会経験や倫理観、カウンセラー自身の自己成長といったものが総合的に判断されて取得することができます。

■団体概要
一般社団法人全国心理業連合会(全心連)

一般社団法人全国心理業連合会一般社団法人全国心理業連合会

 心理業の健全な発展と誰もが安心して心のケアサービスを受けられる文化の創造をめざして2010年12月16日に発足した心理カウンセラーの業界団体です。産業・災害対策・福祉等幅広い分野の第一線で活躍している心理カウンセラーや、心理カウンセリング、メンタルトレーニングサービスを提供する企業・団体によって運営され、統一認定資格の制度構築、不適切な基準や表現を行っていると思われる企業への是正勧告等を行っています。
 また、2011年からは、東日本大震災の震災ケアのために「TeamJapan300」というボランティアプロジェクトを立ち上げ、2022年3月まで、被災地において自治体への協力のもと、被災者に対する心のケアボランティア活動を継続して行いました。

<活動内容>
◇全国統一認定資格「プロフェッショナル心理カウンセラー上級・一般」、「ストレスチェックコンサルタント」の制度構築と運営
◇不適切な基準や表現を行っている企業/団体への是正勧告
◇被災地支援等ボランティアプロジェクト

団体名:一般社団法人全国心理業連合会
代表理事:浮世 満理子
所在地:東京都渋谷区渋谷1丁目11番3号3階
URL:https://www.mhea.or.jp/

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