1年間の活動を振り返り、作品を発表する公開イベントを、3年ぶりに劇場で実地開催します。
「東京のはら表現部」は、東京芸術劇場が2019年度より実施しているインクルーシブダンス事業です。芸術文化を通じた社会包摂をめざして障害のある人もない人も、対等な仲間関係を礎に⾝体のうちから湧き起る⾃然な表現を楽しみ⼀⼈⼀⼈の個性と思いを⽣かし合って、⼀緒に新しいダンス作品を創造しています。年度ごとの公募メンバーによる連続ワークショップに加え、複数の都内社会福祉施設を訪れて、放課後等デイサービスの高校生や通所施設利用者など様々な身体特性を持つ不特定多数の人々とのアウトリーチ・ワークショップも実施。これらの活動を通じてインクルーシブな身体表現のファシリテータ(指導者)を育成しています。
コロナ禍のもとでは、オンラインでのワークショップ手法を開発し、対面に代えて定期的な活動を継続して居場所を提供してきましたが、昨年年初より実地ワークショップを再開。多様性に満ち、すべての個が尊重された共生社会の在り方を体現する文化芸術活動として、新たな価値と可能性を社会に提示し、ムーブメントの拡張をめざしています。
活動の詳細については、以下をご参照ください。
https://www.geigeki.jp/performance/tokyonohara_2022/
「東京のはら表現部」オープンのはらSeason4
●日 程: 2023年2月5日(日)14時~16時(予定)
●会 場: 東京芸術劇場 ロアー広場(地下1階) / リハーサルルームL(地下2階)
●プログラム: 第1部 トーク・セッション
ワークショップ、福祉施設でのアウトリーチ、昨年7月に上野恩賜公園で実施した
野外パフォーマンスなどについて、メンバーが報告します。
第2部 デモンストレーション&作品発表
東京のはら表現部の活動をご紹介するデモンストレーションと、
グループで創作した小作品、全員での作品「そら」を披露します。
*第1部、第2部ともに手話通訳付き
●観覧無料(要事前申込み)
●申込方法 以下より、1月30日(月)までにお申込みください。 https://ws.formzu.net/fgen/S47136703/
主催 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
協⼒ NPO法⼈みんなのダンスフィールド Inclusive Field for Dance since 1998
「東京のはら表現部」は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社MS&ADゆにぞんスマイルクラブ基金に
活動をご支援いただいています。