当社は、今後も本美術賞を通じて若手作家の活躍を支援するとともに、作品発表の機会を積極的に提供してまいります。
■オーディエンス賞
【作 家 名】茅根 賢二
(Kenji Chinone)
【作 品 名】Trail
【製 作 年】2022
【サ イ ズ】130 × 162 cm
【技 法】油彩・キャンバス
<プロフィール>
1986年生まれ 茨城県在住
2009年 茨城大学教育学部学校教育教員養成課程美術選修卒業
2012年 筑波大学大学院人間総合科学研究科芸術専攻修了
<受賞歴・展覧会他>
2010年 トーキョーワンダーウォール公募2010 via art 2010
2011年 個展「TWS-EMERGING 2011」(トーキョーワンダーサイト本郷)
第26回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2012年 清須市第7回はるひ絵画トリエンナーレ きよす賞
2017年 芸術祭「中之条ビエンナーレ2017」(群馬県吾妻郡中之条町)
2018年 ワンダーシード2018
<受賞の言葉>
Idemitsu Art Awardの前身であるシェル美術賞には、大学院時代から応募し続けていて、今回やっと作品が日の目を見ることができ、大変うれしく思います。修了してからの10年は、キャンバスに向かうのが苦しい時期もありましたが、継続して描き続けてよかったなと思っております。また、このような舞台を途切れることなく提供し続けていただいた出光興産株式会社には感謝しかありません。
レセプションで会場を訪れると、素晴らしい作品たちが展示されていました。その中から私の 作品をオーディエンス賞に選んでくれた人々や、入選に推挙していただいた審査員の期待に応えられるよう今後も精進していきます。本当にありがとうございました。
<受賞作品について>
記憶を描くために記録を見るという行為を描く。記録から再生される記憶の映像を留めるために。揺らぐ光、散乱する色彩、溶けだす輪郭線。キャンバスに描かれた朧げな日々は、新たな意味を持ち合わせ、誰かのあのときへと繋がっていく。
■Idemitsu Art Award展 2022「オーディエンス賞」投票結果(10位まで) 総投票数:2,755
(ご参考)Idemitsu Art Award公式ウェブサイト
https://www.idemitsu.com/jp/enjoy/culture_art/art/index.html