松本市で健康・快適な住宅環境の実証実験が終了。実験結果発表および、活用に向けたセミナーを「新春リフォームフェスタ」にて開催いたします。

松本市ヘルスケアサービス等実用化検証事業実行委員会(代表：株式会社サンプロ（取締役専務・安部賢治）)は、松本地域の個人住宅を対象にしたリフォーム時の断熱性能向上による健康・快適性向上、更に省エネ性向上を確認するための実証実験を行いました。この度、この結果を元に、ヒートショック、熱中症を防止するための住環境について皆様に知っていただくためのセミナーを開催いたします。

この実証実験は、松本地域の個人住宅を対象に行いました。リフォーム時にセルロースファイバー・ＹＫＫＡＰサッシを使用。断熱性能向上による健康・快適性能向上、更に省エネ性能向上を確認する目的です。

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検証内容は以下となっております。

既存住宅のリフォーム前後の、ヒートショック、熱中症、省エネ性の視点で夏季、冬季の値の比較検証
1. 断熱性能値（UA値）
2. 建物内外の温湿度の差
3. 居住者のデータ
(ア) バイタルデータ
(イ) QOLアンケート
(ウ) 光熱費データ
4. 換気量の最適化（ＣＯ２センサーを使用）
※データの検証は、信州大学工学部建設学科、松本大学が行っております。

現在、松本地域既存住宅は、国が定めた「次世代省エネ基準」を満たしている住宅が10％以下であり、断熱改修するべき住宅が90％を超える状況となっています。また、新築住宅からリフォーム/リノベーションへのニーズ移行が進んでいることから、松本地域で行われた今回の結果は地域の皆様にとって、お役に立つかと思います。
是非、足をお運びください。

■セミナー開催概要
新春リフォームフェスタ
日時：2023年1月22日（日）10：00～19：00
場所：イオンモール松本　晴庭1Fきらめきコート
入場無料、予約優先
https://2023.reformfesta.com

青木雄次　教授