山崎怜奈氏、町田啓太氏が新たに警察庁特別防犯支援官に！　「犯罪についてしっかり知識を持ち、それを伝えることが大事。」

　警察庁「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦～」プロジェクトチーム（略称：SOS47）は、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺等の特殊詐欺に関する知識や被害防止策を分かりやすく伝え、特殊詐欺被害を防止するため、2018年より、全国47都道府県警察と共に広報啓発活動を行っています。
　この度、山崎怜奈氏と町田啓太氏が、警察庁生活安全局長から特別防犯支援官を委嘱され、新たにSOS47メンバーに加わりました。また、この日出席した松本利夫特別防犯支援官、橘慶太支援官、吉原朝馬支援官についても警察庁生活安全局長から委嘱状を受け取り、引き続き特殊詐欺被害防止のために特別防犯支援官を継続して務めていくことになりました。
（この日欠席した伍代夏子特別防犯支援官、コロッケ特別防犯支援官、城島茂特別防犯支援官、川栄李奈特別防犯支援官、飯豊まりえ特別防犯支援官、乃木坂46特別防犯支援官、AKB48特別防犯支援官も、同様に再委嘱を受けております。）

イベントレポート

■杉対策監「支援官の皆さんは警察の一員です。」
　杉対策監は、「都道府県警察からは、支援官に大きな期待が寄せられています。お2人のみならず、支援官の皆さんは警察の一員なので、時間があったら警察署や交番に顔を出していただきたいです。そうすることで現場の職員は勇気付けられますし、仲間意識も持ってもらえます。」とアドバイスを送りました。
　また、若者に対する啓発について、10月に山形県内の中学校・高校で啓発活動を行ったことに触れ、「学生に発信したことは効果があったので、県警も期待をしています。2人（山崎支援官・町田支援官）にもそういった活動をお願いしようと思います。」と期待を述べました。
　最後に自身の活動について、「特殊詐欺の犯人は次から次へと新たな手口を使ってきますが、これまでの都道府県訪問の効き目がこれからじわじわと出てくると思います。自分としては常に特殊詐欺を根絶する決意でいます。」と発言しました。

■山崎支援官「詐欺の電話かもと疑うためにも知識が必要だと思います。」
　山崎支援官は、委嘱を受けた心境について、「以前より本プロジェクトに参加してきましたが、改めて委嘱をいただいて光栄です。」と述べると、「自身の身の回りの大切な人をはじめ、さらにその人の身の回りの人、応援してくださる方々など全てての人にとって大事な役目だと思うので、引き続き精進していきます。」と決意を述べました。
　さらに、「特殊詐欺の被害を根絶するためには、電話が掛かってきた時に一旦止まって疑うことが必要だと思います。詐欺の電話かもしれないと疑うためにも知識が必要だと思います。」と発言しました。

■町田支援官「僕ができることを一つ一つやっていきたいです。」
　町田支援官は、「身の回りの誰か1人でも多くの人が特殊詐欺の話をするだけで、知識は広がっていきます。」と述べた上で、「特殊詐欺の被害に遭ったという声をたくさん聞くので、僕ができることを一つ一つやっていきたいです。多くの方に防犯意識をお伝えできるように日々精進していきたいと思います。」と決意を述べました。
　また、今後の活動について、「特殊詐欺の被害に遭うのはほとんどご高齢の方と聞いています。僕ら孫世代が犯罪についての知識をしっかり知って、伝えるのがまずは大事です。」と発言しました。

■松本支援官「会うことで言葉が直接伝わることもあります。」
　再委嘱を受けた特別防犯支援官を代表して、松本支援官は、今回で委嘱4年目になることに触れた上で、「今年は10月に宮城県と山形県を訪問して、現地の方々や中学校・高校にも訪れて、メッセージを伝えて参りました。会うことで言葉が直接伝わると思うので、これからも地域に足を運んで尽力していきたいです。」と意気込みを語りました。

■令和4年度SOS47新ポスターお披露目
　この度、警察庁SOS47の新ポスターがお披露目されました。このポスターに出演した山崎支援官は、「街中でこのポスターがふと目に止まった時に、自分が心掛けるべき内容が分かりやすく書かれているので、このポスターを見た方の防犯意識が上がってくれると嬉しいです。」と述べました。