ベトナム ホーチミン市「サイゴン・タワー」全使用電力をCO2フリー化

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ダイビル株式会社(大阪市北区、代表取締役社長執行役員 丸山卓)がグループ会社Daibiru Saigon Tower Co., Ltd.を通じベトナム・ホーチミン市に保有・運営するオフィスビル「サイゴン・タワー」(以下「本物件」)において、このたび館内使用電力の全てをCO2フリー化することを決定しましたのでお知らせします。
ダイビル株式会社(大阪市北区、代表取締役社長執行役員 丸山卓)がグループ会社Daibiru Saigon Tower Co., Ltd.を通じベトナム・ホーチミン市に保有・運営するオフィスビル「サイゴン・タワー」(以下「本物件」)において、このたび館内使用電力の全てをCO2フリー化することを決定しましたのでお知らせします。

本物件においては、RE100対応のグリーン電力証書「I-REC」※1を取得することで、2022年度以降の全使用電力を再生可能エネルギー由来※2のものとし、電力使用に伴うCO2排出量実質ゼロを達成します。これにより年間約3百万kWh※3の電力が再生可能エネルギー由来に置き換わり、年間約2,700トン※3のCO2排出量削減が見込めます。

この取り組みにより本物件の入居テナント様は、そのオフィスや店舗等で使用する電力の CO2排出量がゼロになるため、環境面で企業評価の向上につながります。

本物件では、2020年に導入した空冷チラーのCO2排出量削減効果が評価され、日本の環境省が主導する「二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism)資金支援事業のうち設備補助事業※4」の対象に選定されたほか、2022年には全館でエネルギー効率の高いLED照明を導入するなど、環境負荷削減の取り組みを進めております。

ダイビルグループは「グループ行動規準」に「環境問題への取組」を掲げ、国内外において省エネルギーやリサイクルなどに積極的に取り組んでまいりました。2022年には、国内の全保有ビル※5における使用電力CO2フリー化を完了、他に「カーボンニュートラルな都市ガス」導入、「デマンドレスポンス事業」への参画なども実施しました。また、海外ではオーストラリア・シドニーの「275 George Street」において環境性能認証を取得、ベトナム・ハノイ市の「コーナーストーン・ビルディング」ではCO2フリー電力および太陽光発電を導入いたしました。当社は今後も環境負荷削減の取り組みを積極的に推進してまいります。

なお、ダイビルグループのマテリアリティは下記URLよりご覧ください。
https://www.daibiru.co.jp/sustainability/#section1

■ この取り組みに対応するSDGs

※1 International Renewable Energy Certificateの略。非営利組織The I-REC Standard が提供する「ルールブック群及びそれに基づく電子的なトラッキングシステム」により認証・発行される再生可能エネルギー電力証書。
※2 ベトナム国内で発電された再生可能エネルギー由来の電力に限る。
※3 本物件において2022年11月までに使用した電気使用量の総量を基に試算。
※4 詳細は環境省WEBサイト参照(https://www.env.go.jp/earth/jcm/
※5 建て替えを予定しているビルおよび当社が電力需給契約を締結していないビルを除く。

■サイゴン・タワー 物件概要

・ビル名    Saigon Tower
・住所     29 Le Duan Street, District 1, Ho Chi Minh, Vietnam
・竣工年月   1996 年 12 月
・規模     地上 18 階、地下 2 階、塔屋 1 階
・敷地面積   1,930 ㎡
・延床面積   17,986 ㎡
・ウェブサイト https://saigontower.com/

【お問合せ先】ダイビル株式会社 海外事業部 TEL:06-6441-1371

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