公益社団法人全国調理師養成施設協会(会長:服部幸應、所在地:東京都渋谷区)は、「第38回調理師養成施設調理技術コンクール」の地区大会(予選)を開催し、2023年2月22日(水)に開催される全国大会(決勝)の出場者53名を選出しました。
- 調理技術コンクール(通称:グルメピック)とは?
調理師学校の学生・生徒が、学校で学んだ調理技術を競う大会です。
調理師学校生の調理技術の向上に寄与し、社会で活躍できる人材を輩出することを目的とし、1986年(昭和61)から開催しています。
選手は日本・西洋・中国料理部門のいずれかにエントリーし、校内予選を経て、全国7地区で実施された地区大会を通過した者が全国大会へ出場できます。
- 第38回大会概要
名称:
第38回調理師養成施設調理技術コンクール
出場対象者:
全国の調理師学校(275校)に在籍する卒業見込み者約13,000人
主催:
公益社団法人 全国調理師養成施設協会
後援:
厚生労働省、文部科学省、農林水産省、国土交通省観光庁及び調理関係15団体
■全国大会予告 2023年2月22日(水)
・作業・表彰式会場:武蔵野調理師専門学校(東京都豊島区南池袋3-12-5)
・出場者:地区大会通過者計53人(日本料理部門20人、西洋料理部門20人、中国料理部門13人)
・競技内容:応用課題の調理[部門ごとに統一課題2作品]。味見審査も実施。
・審査委員:調理師学校卒業生の若手で活躍しているシェフ(下表)及び調理師学校の教員等
<外部審査員(部門別)>
日本料理 | 田中佑樹(伊勢すえよし店主) 中村拓登(Salmon&Trout(サーモンアンドトラウト) シェフ) 丸山典孝(ロイヤルパークホテル調理部和食調理課源氏香調理担当長) |
西洋料理 | 関谷健一朗(ジュエル・ロブション総料理長) 野田達也(nôl料理人/ディレクター) 薬師神陸(unis シェフ/カリナリープロデューサー) |
中国料理 | 井上和豊(szechwanrestaurant 陳料理長) 立岩幸四郎(Wakiya-笑美茶樓副料理長) 平賀大輔(元 亜細亜家郷菜dots 料理長) |
・賞:内閣総理大臣賞、衆議院議長賞、参議院議長賞、後援省庁の大臣賞等
・全国大会出場者の所属校一覧:
■公益社団法人 全国調理師養成施設協会とは?
1973年(昭和48)設立。全国210校の調理師養成施設(いわゆる調理師学校)を会員とし、質の高い調理師の養成に力を注いでいる。主な事業は当大会の運営をはじめ、教材の出版、「調理技術教育学会」、食育普及活動等。
調理師養成教育は、専修学校をはじめとして、高等学校、各種学校、短期大学等さまざまな学校群・教育課程で展開されている。