本事業第4期の実施にあたり、テストベッド(実際の運用環境に近い状態で先端技術の実証実験を行う「場」のこと)の聖地・山梨県として、全国のスタートアップ企業等からの社会実証プロジェクトを、本日より募集いたします。
近い将来、品川・名古屋間でリニア中央新幹線が開業し、山梨県には中間駅としてリニア駅が設置されます。これにより、山梨県は東京都心から25分、名古屋から45分で結ばれ、時間距離の劇的な短縮、飛躍的なアクセス向上が見込まれています。
令和2年3月に策定した「リニアやまなしビジョン」に基づき、「テストベッドを突破口に最先端技術で未来を創るオープンプラットフォーム山梨」の実現を目指します。
2 制度の概要
(1)募集対象:全国のスタートアップ企業、大企業、中小企業、個人事業者(個人を除く)
(2)募集テーマ:フリー
(例)クリーンエネルギー、ライフサイエンス、次世代モビリティ、無人配送、スマート農業、自然環境保護・野生鳥獣管理、陸上養殖 等
(3)支援内容:
①実証実験に必要な経費支援 最大750万円(補助率3/4)
②実証実験実施に関して必要となる地元調整、実施場所(フィールド)の斡旋・提供を自治体職員が支援
③実証プロジェクトの事業化に向けたメンタリングや事業成長に繋げる情報提供等の専門的アドバイス
④地元企業の協力を得る必要がある事業を中心に、その地元企業とのマッチン グを支援
⑤山梨県でのフィールドワーク・ネットワーキングへの参加機会提供
⑥商工会など、協力が必要となる団体との折衝の支援
⑦実証実験のモニター募集等のためのPR支援
⑧その他、実証実験において必要となる支援
(4)実証実験期間:令和5年4月~9月末まで
3 募集期間
令和4年12月19日(月)~令和5年1月31日(火)正午
4 応募方法
やまなし未来創造インフォメーションサイトをご確認ください。
https://www.pref.yamanashi.jp/try_yamanashi/support/news5.html
5 今後の予定
令和5年1月13日(金)正午 早期参加意向表明特典期限(※)
1月31日(火)正午 募集締切
2月下旬 一次(書類)審査結果通知
3月中旬 二次(プレゼン)審査会
4月~9月末 実証実験実施
10月 成果報告会
【※早期参加意向表明特典】 1月13日正午までに参加意向表明を完了し、かつ、希望される方には、提案に当たり、山梨県への質問・確認事項の回答に加え、一次審査に向けて具体化が必要なポイント等についてフィードバックします。 |
(参考)これまでの実証プロジェクト
【第1期】令和3年9月~令和4年2月
企業名 | プロジェクト名 |
(株)エアロネクスト | 過疎地の課題解決を目指す新スマート物流「SkyHub」 |
(株)おてつたび | 「おてつたび」を活用した山梨県ファンネットワーク創出 |
(株)Smart119 | 次世代救急情報システム「Smart119」による救急搬送の効率化 |
トリプル・ダブリュー・ジャパン(株) | DFreeを活用した排尿自立指導料取得モデルの構築 |
(株)日建 | 電動草刈機の自動運転の実証 |
vivola(株) | 不妊治療環境改善プロジェクト |
(株)ユニパック | 空調用エアフィルターによる省エネ、省CO2効果検証 |
【第2期】令和4年4月~9月
企業名 | プロジェクト名 |
AssistMotion(株) | 歩行補助ロボットによる次世代パーソナルモビリティで高齢者の生活支援を! |
(株)アドダイス | 感染症対策/未病対策AI見守りテンプレート実証実験 |
(株)A.L.I.Technologies | ドローン物流プラットフォーム 空のインフラ構築プロジェトin北杜市 |
(株)エジソンエーアイ | レジレス店舗ソリューション |
プラスマン合同会社 | AI肺がんCT検査による医師、患者、行政、三方良しプロジェクト |
U3イノベーションズ合同会社 | オフグリッド住環境の実現に向けた最適設備運用モデルの構築 |
【第3期】令和4年9月~令和5年2月
企業名 | プロジェクト名 |
アイリス(株) | 咽頭画像診断の有用性検証プロジェクト |
インフィック(株) | ポータブルエコーを活用した、見守りシステムとの連携を介して実現する排泄業務DXプロジェクト |
(株)キッチハイク | 「保育園留学」を活用した地域と域外をつなぐ関係人口経済圏の創出 |
(株)コーピー | 製造業の生産性向上を実現する画像解析AIを用いた作業工程解析ソフトウェアの開発 |
(株)テラ・ラボ | 航空リモートセンシング等を活用し、大規模災害発生時における災害対策DXの社会実装に向けた実証実験 |
ファストドクター(株) | オンライン救急サポート |
(株)ヘッジホッグ・メドテック | 頭痛による生産性低下の可視化と、疾患啓発及び医療機関との連携の実証 |