(共同リリース)
2022年12月12日
日本航空株式会社
大分県
Sierra Space Corporation
兼松株式会社
日本航空株式会社(以下、「JAL」)は、「大分県 × Sierra Space × 兼松株式会社」による宇宙往還機Dream Chaser®の活用検討に向けたパートナーシップに新たに参画しました。本パートナーシップでは、大分空港を米国Sierra Space社の宇宙往還機Dream Chaserのアジア拠点として活用することを目指し、安全性・環境面の予備検証や経済波及効果など、具体的な検討を開始しています。
JALは、これまでの航空輸送事業を通じて培われた知見やアセットを活用しながら、宇宙ステーションと地球をつなぐSierra Space社の宇宙往還機Dream Chaserの国内での事業開発、また既にJAL国内線が就航している大分空港における運用支援など、4者協力し、本パートナーシップによる検討をさらに具体化させていきます。
※ 日本航空株式会社について
日本航空は、1951年に設立されました。oneworld®アライアンスのメンバーであり、241機の航空機を所有し、提携パートナーとともに、2020年1月末時点で、世界60か国を超える411都市へのネットワークを提供しています。Skytrax社の“5-Star Airline” 、北米を拠点とする航空非営利団体 APEXの”World Class”にも認定され、世界でも最も定時性の優れたエアラインの一つです。日本航空は「世界一愛されるエアライン」を目指し、お客さまに最高レベルの安全とサービス品質を提供します。
詳細はホームページをご覧ください。 http://www.jal.com/ja/
※ 大分県について(水平型宇宙港の取組)
大分県は、2020年4月より、米国Virgin Orbit社と連携し、大分空港からの航空機を使った人工衛星の打ち上げを実現するためのプロジェクトを進めています。2022年2月には、Sierra Space社、兼松株式会社と宇宙往還機Dream Chaserの活用検討に向けたパートナーシップを締結し、アジア初の水平型宇宙港の実現に向けた取組を進めています。(2020年、内閣府・経済産業省により、宇宙ビジネス推進自治体に選定)
※ Sierra Space社について
Sierra Spaceは、来年米国で予定されている無人機のDream ChaserによるISS(国際宇宙ステーション)へ資輸送ミッションに向けた準備を進めています。また、2026年以降には、有人機のミッションも計画しています。さらに、米国の宇宙開発企業Blue Origin社等と、商業宇宙ステーションOrbital Reefの開発も行っています。
※ 兼松株式会社について
兼松は、1889年の創業以来、車両・航空、電子・デバイス、食料、鉄鋼・素材・プラントなどを中心とした幅広い事業領域で、様々な商品・サービスを提供しています。宇宙事業には20年以上携わっており、2021年9月には米国Sierra Space社と提携し、商社の経験・ネットワークを活かしてDream Chaser、商用宇宙ステーション利用の事業開発を推進しています。
以上