- プログラム実施の背景
昨今、多くの日本企業がマーケットの成熟化による既存事業の頭打ちに直面し、新たな事業開発に注力しています。企業では、新たな事業を生み出すべく、事業創造人財の育成や風土醸成、組織の体質改善への取り組みが行われるとともに、会社という枠を超えたオープンイノベーション型での事業創出事例も増えてきています。一般社団法人日本能率協会が2022年11月に発表した『日本企業の経営課題2022 調査結果速報(第2弾)』によると、約7割の企業が新規事業開発を目的にさまざまな企業との協業や交流を行っていると回答しており、協働・創発でのアイデア創出や事業推進を模索していることが伺えます。
今回、この様な企業の動向やニーズを踏まえ、新規事業創造に取り組む大手6社合同による「事業アイデア創出プログラム“Hatch!Reframe”」を企画いたしました。本プログラムは、事業創出に向けた「社員のイントレプレナーシップ醸成」や「越境によるアイデア創出」の場として、11/26(土)を皮切りに約3ヶ月の期間(Day1-3のリアルワークショップを含む)実施をいたします。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000016501.html
- プログラム 実施概要
プログラム名 | 事業アイデア創出プログラム“Hatch! Reframe” |
実施期間 |
2022年11月26日(土)〜2023年1月14日(土) Day3:2023年 1月14日(土)9:30〜17:30 |
参加者 /参加企業 | 6社26名 KDDI株式会社、東京ガス株式会社、日産自動車株式会社、五十鈴株式会社、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)、イーソル株式会社(順不同) |
開催場所 | KDDI 多目的スペース( 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー ) |
プログラムの特徴 | (1)成功する事業のポイントを理解するとともに、事前/事後の課題を含めた実践的なプログラムを通じて、事業アイデアの基本的な創り方を体得するプログラムです (2)業界や業種、役職など横断型のグループで実施し、さまざまなフィードバック・メンタリングを通じて、事業アイデアの着眼点やアイデアの磨き方を学びます (3)最終日には、1人1案のショートピッチ(プレゼンテーション)を行っていただきます |
- プログラム 企画 / 参加企業の声
KDDI株式会社 ソリューション事業企画本部 EX推進部 コアスタッフ 小野 周平様
当社の法人事業では「NEXT コア事業」として、DX関連領域の強化と新規事業の創出に取り組んでおります。そのような中で、新たな価値を創造する人財の育成と組織文化の醸成が重要課題であると考え、本プログラムの実施・参加を決定し、10名の社員がアイデア創出に挑戦します。価値創造や事業創造に興味・関心を持って、意欲的に取り組む人財を増やし、また、このような挑戦の場を通じて、活動の輪を広げていきたいと考えています。
日産自動車株式会社 日本事業 人材開発部 主担 北原 寛樹様
自動車市場という成熟した市場の中で、新たな収益の柱を創造していく必要性を強く感じています。将来、新たな収益源となる事業を形作っていくためにも積極的に新しい考え方やアイデアを取り入れて実行することが重要だと考えています。多様な事業や業態の企業の方々との交流を通じて、参加する2名が改めて自社で取り組みたいと思えるwillや課題を見つけてもらうこと、また、他社の皆さまから良い刺激をもらって、新たなアイデアを生み出すことを期待しています。
イーソル株式会社 管理統括部 人事企画部 部長 澤田 綾子様
弊社は、車載機器、FA、人工衛星、医療機器、デジタル家電等で使用される組込みソフトウェア製品やサービスを提供するIT企業です。IoT時代を迎え「モノ」のあり方が大きく変化をする中で、未来を見据えた事業創造に取り組んでいるものの、事業化の仕組みが回り出すまでには至っていません。自社内で実施するプログラムとは違った形で、他社の皆様との良いシナジーが起きればと期待しています。また、具体的に何を切り口に、どのような形で事業を創っていくのか、事業創造に向けたステップや抑えるべきポイントなどを学び、自社での取り組みにも活かしていきたいと考えています。
■ご取材可能な内容について
・成熟企業の「新規事業創造」に関するリアルな取り組み風景
・成熟企業における意志あるミドル世代の奮闘や試行錯誤(ショートピッチやコメント)
・企業の事業創出や経営変革をリードする
新規事業室や経営企画室のご責任者・ご担当者へのインタビュー
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