系統用蓄電池事業の開始に関するお知らせ

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当社は、合同会社姫路蓄電所(以下「GK姫路蓄電所」)を設立し、出光興産株式会社及び長瀬産業株式会社及びSMFLみらいパートナーズ株式会社と共同出資を行い、系統用蓄電池事業(以下「本事業」)を開始いたします。
なお、2023年6月、GK姫路蓄電所はSMFLみらいパートナーズ株式会社との間でプロジェクトファイナンスの融資関連契約を締結いたしております。

                                                                          記

1. 目的

当社は「グリーンかつ自立可能なエネルギー・システムを構築し枢要な社会的課題を解決する」という「ミッション/経営理念」を掲げ、太陽光、バイオマス、風力、地熱といった地域に根ざした再生可能エネルギー資源による発電事業を進めております。そして、2022年4月のグリーン・トランスフォーメーション(GX)本部設置以降、脱炭素に繋がる新規事業を推進しており、その一環として、Non-FITによる再生可能エネルギー発電事業に加えて蓄電池事業の事業化に向けた取り組みを進めてまいりました。

本事業は当社グループとしては初めてとなる系統用蓄電池事業であり、当社は本事業を通じて、天候や時間帯の影響で発電量が変動する再生可能エネルギーの主力電源化を支える調整機能を担うとともに、電力系統の安定化や更なる再生可能エネルギーの導入拡大に貢献いたします。なお、本事業は、一般社団法人環境共創イニシアチブ*1が公募する「令和4年度補正再生可能エネルギー導入拡大に資する分散型エネルギーリソース導入支援事業費補助金(系統用蓄電システム・水電解装置導入支援事業)」の採択を受けております。

今後も、脱炭素に向けて、国内外の系統用蓄電池や蓄電池併設型再生可能エネルギー発電所の開発を通じて、当社の企業価値の向上を図ってまいります。

*1経済産業省により選定された「令和4年度補正再生可能エネルギー導入拡大に資する分散型エネルギーリソース導入支援事業費補助金(系統用蓄電システム・水電解装置導入支援事業)」の執行団体

2. 事業の概要(2023年7月31日現在)

1

名称

姫路蓄電所

2

事業主体

合同会社姫路蓄電所

3

出資者・出資比率及び各社の役割

株式会社レノバ:22%

(蓄電所のエンジニアリング全般、資金調達及び合同会社の運営)

出光興産株式会社:51%

(蓄電所の運用、電力市場での取引及びメンテナンス)

長瀬産業株式会社:22%

(蓄電池廻りのサポート)

 SMFLみらいパートナーズ株式会社:5%

(プロジェクトファイナンス)

4

所在地

兵庫県姫路市飾磨区妻鹿日田町

5

事業用地面積

約2,900㎡

6

設備諸元

リチウムイオン電池

7

蓄電システム出力

15MW

8

蓄電容量

48MWh

9

着工(予定)

2023年8月

10

事業開始(予定)

2025年10月

(本事業のビジネススキーム)

3.今後の見通し

本事業の開始に伴う、今期(2024年 3 月期)の業績に与える影響は軽微です。
今後、公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示いたします。

                                                                                                                                    以   上

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