これまでの研究で、玄米・胚芽・表皮を麹菌で発酵させた”玄米・米糠 発酵食品(FBRA)”には、炎症を抑制する作用や多臓器での化学発がんを抑制する作用があることが示され、36本の論文として発表されています。
この度、境界型糖尿病の患者さまに対しての ”玄米・米糠 発酵食品(FBRA)”による血糖コントロールに関する症例をまとめたデータが、論文として発表されました。
*論文名「境界型糖尿病10症例に対して玄米 米糠麹を6ヶ月服用後の血糖コントロールの検討」
*掲載誌 名寄市立病院医誌 30巻 p. 23~26 2022年
*著者 谷光憲先生 (たに内科クリニック(北海道名寄市))
■背景
たに内科クリニックでは、境界型糖尿病の患者様に対する予防啓発活動に力を入れており、食改善のサポ-トとして、”玄米・米糠 発酵食品(FBRA)” を活用しています。
■結果1「食後血糖値の上昇を抑える」
40代の健常人男性に、異なるタイミングで ”玄米・米糠 発酵食品(FBRA)”を摂取してもらい、
持続血糖測定機(FreeStyle リブレプロ)を使い、食後の血糖値の上昇度合いを測定しました。
“玄米・米糠 発酵食品(FBRA)”を摂取するタイミングは以下としました。
①白米のみの食事
②白米の食前30分前に摂取
③白米の食前5分前に摂取
④白米の食後に摂取
⑤白米の食前と食後に2回に分けて摂取
比較をしたところ、”玄米・米糠 発酵食品(FBRA)” を【食前5分前に摂取】もしくは【食前と食後に2回に分けて摂取】することで、食後血糖値の上昇が抑えられていました。
*グラフの縦軸は白米を食べ終わってから120分間の血糖値上昇値の合計
”玄米・米糠 発酵食品(FBRA)” は、食物繊維が多いため、食前に摂取すると、糖の吸収を遅らせたる働きが期待できます。
■結果2「HbA1cが低下」
たに内科クリニックに通院している境界型糖尿病の患者様のうち ”玄米・米糠 発酵食品(FBRA)” を6ヶ月間以上摂取した10名の患者様のHbA1cの変化を調べました。
患者様はみな、”玄米・米糠 発酵食品(FBRA)”を食事の前に毎回7g 摂取しています。
10名のHbA1c値の平均を調べたところ、摂取前【6.06%】 が、6ヶ月摂取後【5.81%】 に低下していました。これは、統計学的に有意な差でした。
■玄米・米糠 発酵食品(FBRA)について
玄米・米糠 発酵食品(FBRA)は玄米・胚芽・表皮を麹菌で発酵させた ”手軽に玄米の健康成分を摂取できる食品” です。
これまでの動物実験の結果、
・花粉による鼻炎を抑える機能、
・皮膚炎を抑える機能
・大腸炎を抑える機能
・肝炎を抑える機能
・1型糖尿病の発症を遅延させる機能
・さまざまな臓器での化学誘導発がんを抑える機能
などが示されています。
これまでに36本の学術論文が発表されています。研究データは、学術研究解説サイト「ふぶらぼ」から閲覧可能です。
ふぶらぼ : https://fbra.jp/
■株式会社 玄米酵素について
株式会社 玄米酵素は 1971年の創業から、玄米・米糠 発酵食品(FBRA)の製造・研究だけでなく、玄米自然食を基本にした食の教育活動にも力を入れています。
セミナーや自然食料理教室を全国で開催、玄米自然食のレストラン、自然栽培の農園の運営も手掛け、国民の健康増進に貢献してきました。
最近では、医師・歯科医師の先生のファンも増えており、医師を講師に招いたオンラインセミナーを開催したり、240名以上の医師・歯科医師の先生が、玄米・米糠 発酵食品(FBRA)をお勧めいただくなど、医療との連携を通じた健康事業に力を入れています。
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株式会社 玄米酵素 常務取締役 事業推進部長 水野知光 (広報担当)
電話 011-736-2345
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メールアドレス mizuno@genmaikoso.co.jp