物価上昇で値上げ前にまとめ買い!買いだめしたモノの収納スペース調査

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最近は食料品等の値上げのニュースを頻繁に耳にするようになりました。原油や天然ガス等の高騰、世界的なインフレと円安、さらにロシアのウクライナ侵攻等の要因が絡み合い、私たちの生活や食卓にまで値上げの影響が出ています。そこで今回はアンケートをもとに、昨今の値上げラッシュが家庭にどのような影響を与えているのか、値上げに備えて買いだめをしているか等の実態を探ります。回答者の「値上げのホンネ」を、ぜひあなたのお家の状況と照らし合わせてご覧ください。

物価上昇が気になる!
値上げ・円安・物価上昇…これらのキーワードを聞かない日はない程の日々が続いています。

この状況は「コロナ禍を乗り越えて世界の経済に活気が戻ってきた証拠」とはいえども、それが日々のあらゆるものの値上げにつながれば、手放しには喜べない・むしろ困るという方がほとんどでしょう。

そこで、アンケートでは始めに、ここ最近の物価上昇が気になっているかどうかを尋ねました。

ここ最近の物価上昇が気になっていると答えた方は98.5%という非常に高確率の結果となりました。それほど多くの方の生活に影響を及ぼしていると言えるのではないでしょうか。

値上げされて困ったもの:食料品
ほとんどの方が物価上昇を気にしていることがわかりましたが、それぞれの方の生活に及ぼした具体的な影響について掘り下げていきましょう。

アンケートでは、値上げされて困ったものがあるかを調査しました。まずは日々の家計に影響が出やすい食料品に注目してみましょう。

主食となり様々な料理に使われる小麦粉・パン
突出して多かったのが「小麦粉・パン(70.5%)」の値上げに困ったという意見でした。

「朝食はパン派」という方はもちろん、毎日の食費の積み重ねで大きな影響が出るでしょう。
昼食等も含め、手軽に食事がとれるパンは何かと便利ですが、数十円の値上げでも買う時の印象が変わるものです。
それに、値段が据え置きでも、個数が減って「実質値上げ」になり、1袋の個数が半端で、もう1袋追加して買ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。

パン以外にも、小麦粉はありとあらゆる料理の材料として使われています。
例えば、揚げ物の衣をはじめ、お好み焼き、ホットケーキ、うどんやパスタ等の麺類も小麦粉が材料です。
そのため「冷凍・レトルト食品(44.5%)」の一部や「即席麺(38.0%)」、クッキー等の「菓子類(37.5%)」も材料高騰のため値上げになっています。
これらの食品はそもそも「比較的安価で、短時間かつ手軽に食べられる備蓄食料」としての役割も果たしていますが、値上げによりその手軽さ・使いやすさを以前ほど感じにくくなっているのではないでしょうか。

主食からおやつまで多彩な食のバリエーションを生み出す「小麦粉・パン」。やはり多くの方が値上げすると困ると考えているようです。

家庭料理を支える食用油・乳製品・調味料
あらゆる調理に欠かせない「食用油(45.8%)」や「調味料(35.0%)」、油分にも味付けにも役立つバターやチーズ・料理にも飲用にも使える牛乳等の「乳製品(38.8%)」も、それぞれ約4割前後が値上げに困ったという回答でした。

毎日のように使うこれらの食品は幅広い用途に使えるからこそ減りも早く、また、値上げしても自炊する以上買わないと料理しづらいので、なくなったら買い替えることが多いと言えるでしょう。

また、例えば食用油・マヨネーズ・しょうゆ等、各家庭で使っている「いつもの商品」を選ぶ傾向にあり、値上げしてもその商品を選びたいという方が多いのではないでしょうか。

物価の上昇で買い物の際の出費が増えるという物理的な要因はもちろん、いつも使っている商品を選ぶことで「値上げしているものを避けづらい」という心理的な要因でも値上げが気になるのではないでしょうか。

値上げされて困ったもの:日用品・光熱費等
続いて、日用品や光熱費等の「暮らしの料金」に注目してみましょう。回答者はどのような料金の値上げに困っているのでしょうか。

ライフラインの「電気・ガス料金」の値上げは困る
値上げされて困った暮らしの料金の第1位は「電気・ガス料金(80.5%)」でした。

昨今の物価上昇の主要因は「コロナ禍を乗り越えた世界経済の活性化による燃料需要の急速な上昇と高騰化」であり、燃料資源の主要産出国の1つであるロシアからの輸入が難しくなっていることも物価上昇に追い討ちをかけています。

つまり「電気・ガス料金」等の光熱費はまさにダイレクトに燃料資源の高騰化の影響を受けていることになります。

電気やガスはまさにライフライン。止まってしまうと、生活自体も困難になります。
同様に「通信費(19.3%)」もなくてはならないライフラインとして値上げが気になる方が多くみられます。

利用料金がどんなに高くなっても、生活していくために支払わなければならないライフラインの値上げは深刻な社会問題にまでなってきています。

生活に欠かせない紙の消耗品類の値上げが困る
光熱費とはまた違った視点ですが「ティッシュペーパー・トイレットペーパー(63.8%)」等の生活にどうしても必要な消耗品類の値上げも家計に影響しがちです。

また、赤ちゃんのいる家庭にとっては「紙おむつ(9.0%)」の値上げや枚数の減る実質値上げも困りものです。

さらに、新型コロナウイルスの感染予防対策において、除菌ウェットティッシュやマスク等の衛生消耗品類の利用も増えており、毎日使う、かつ継続的に買い続ける必要があるため、やはり値上げが気になります。

値上げする前に買いだめした?
食料品からライフラインの料金まで、物価高騰はあらゆる面で生活に影響していることがわかりました。
1品の値上げがたとえ10円程度であったとしても、生活全ての値上げが積み重なると、非常に大きな出費増になることは言うまでもありません。

ただし、日用品や長期間保存可能な食料品等は、値上げに備えて買いだめをしておくことで出費を抑えることができます。

そこでアンケートでは、値上げに備えて買いだめをしたことがあるかを尋ねました。

アンケートでは、6割弱(57.5%)の方が値上げに備えて買いだめをしたことがあると答えました。
半数を大きく超える割合の方が、物価上昇時の節約対策として買いだめに注目し、実践したことがわかります。

特に、日用品や食料品等に「我が家の定番」の品物がある場合等、いずれは使うものを事前に買っておくと、値上げ前の費用で使うことができ、値上げによる出費を抑えることができます。
また、実質値上げで1パックあたりの数量が減る不便さも、買いだめによって避けられます。

実際に買いだめしたもの
アンケートでは次に、回答者が具体的にどんなものを買いだめしたのか、その内容を尋ねました。

値上げが気になり使用期限のない紙系消耗品
第1位は「ティッシュペーパー・トイレットペーパー(51.3%)」でした。この項目は、値上げに困った「暮らしの料金」でも第2位(63.8%)となった項目でした。

紙系の消耗品類は使用期限や劣化を気にしなくて良く、普段からある程度のものをストックしておく習慣のあるものなので、そのストックを増やす感覚で買いだめしやすいといえるでしょう。ただし、箱ティッシュやトイレットペーパーの袋は大きくかさばりやすいので保管が大変になりがちです。

長期間使える食材や保存食
第2位から第9位までは保存のきく食料品が並びました。やはり「値上げに困った食料品」で多くの回答を集めた項目が並んでいます。

「食用油(37.0%)」・「調味料(27.0%)」・「小麦粉(パン含・25.2%)」のように汎用的に使えて数ヶ月〜年単位で保存可能な食材をはじめ、「即席麺(30.4%)」・「飲料(26.1%)」・「冷凍・レトルト食品(25.7%)」・「菓子類(22.2%)」・「缶詰・加工肉(14.8%)」等の保存食が並びました。これらは、必要な時気軽に食べられることに加え、コロナ禍で不要不急の外出を避け家で過ごす際の食料として、また、防災備蓄にもなるものとしても注目されています。

保存食は、賞味期限内に使えるのであれば、値上げ前に買いだめしておくことで出費を抑えて賢く使うことができます。

ただし食料品についても、箱買いになると保管に場所をとり、小さい袋単位をいくつか買う場合にもバラバラとなってしまいにくい・重ねづらいという問題も起こりがちです。

買い置きしたものはどこに収納した?
ここまで見てきて、日用品や保存のきく食料品をあらかじめ値上げ前に買いだめしておくことで、値上げによる出費を賢く抑えながら使い続けることができることがわかりました。ただし、買いだめしたものはかさばる場合が多く、自宅内での保管場所の確保が大変になる場合があることがわかりました。

そこで、値下げに備えて買いだめをした方に、買いだめしたものをどこに収納したか尋ねました。

最も多かったのは、押し入れ・クローゼット等の「自宅の収納スペース(48.7%)」でした。
つまり、普段から収納スペースに入れている衣服・家電・日用品等とともに、空いているスペースに買いだめしたものを置いていることが多いようです。
普段から収納スペースが不足しがちな家の場合には、新たに買いだめのものが加わると大変に感じるのではないでしょうか。

次に多かったのが「キッチンの収納スペース(28.3)」でした。特に調味料や保存食等の買いだめの場合にはキッチンに置いておく傾向にあります。

かさばる買いだめの荷物を通常の収納スペースに入れておくことが難しい・もしくは収納スペースを圧迫させたくない場合「自宅の空き部屋(15.7%)」に入れているケースもあります。買いだめの荷物に限らず、収納用の部屋として一部屋確保している家も多いようです。

また、収納スペースがいっぱい、かつ、収納部屋や「物置(2.6%)」も使えない場合には「出しっぱなし(3.9%)」になっている家もあります。つまり、節約のためとはいえ、居住スペースに荷物が増える状況になっています。

買い置きすることで自宅スペースに悩みが生じる
買いだめの荷物はかさばりがちで、収納スペースを圧迫したり、入りきらずに居住スペースに出しっぱなしになる場合もあることがわかりました。そこでアンケートでは買いだめをした方全体に、買いだめで収納スペースや自宅スペースが狭くなると感じるかを尋ねました。

約8割(75.8%)の方が、買いだめをすることで収納スペース・自宅スペースが狭くなると感じていると答えました。

節約に必要なこととはいえ、買いだめすることで普段確保する想定でなかったストックを自宅に保管しておくことになります。箱買いや大きな袋等のかさばるものが多いので、収納スペース・自宅スペースが圧迫されるように感じる方が非常に多いことがわかりました。

自宅荷物が増えたらトランクルームを活用してみたい?
収納スペース・居住スペースに荷物がいっぱいで手狭に感じる・不便さを感じる場合、トランクルームを活用して買いだめのかさばる荷物や使用頻度の低い荷物等をトランクルームに収納し、スペースにゆとりをもたせる方法が有効と考えられます。

そこで回答者の方に、自宅に荷物が増えて手狭に感じる場合にトランクルーム利用を検討するかを尋ねてみました。

27.5%の方が自宅の荷物でスペースが手狭になった場合にトランクルームを検討すると答えました。

4分の1を超える割合とはいえ、買いだめで自宅や収納が手狭になったと感じている割合(75.8%)と比較すると、かなり低い割合だと言わざるをえません。

自宅が手狭に感じてもトランクルームを検討しない方の中には「スペースが狭くて困ってもトランクルームは使わない」と感じている方が多く含まれていると考えられます。

そこで、トランクルームに踏み切れない理由を探るため「逆の発想」で質問することにしました。

どんなきっかけがあればトランクルームを使いそう?
アンケートでは、「どんなきっかけがあればトランクルームを使いそうか」を尋ねました。
回答からは「何がトランクルームを使おうと考えない理由か」も浮かび上がってきました。

スペース不足で必要に迫られている時
第1位は「荷物が入り切なくなった(24.5%)」ときにトランクルーム利用を検討するという回答でした。このことと同時に、第4位の「部屋・収納が手狭に感じる(15.5%)」ことを挙げている方が特に多く見られました。

具体的な回答を見てみると「どうしても収納スペースに入らなくなったら」「やむを得ない場合」「最終手段として」という言葉が目立ちました。
利用料金が負担になることに加えて「自宅に荷物を収めきれない暮らし方は良くない」という考え方がトランクルームの利用に踏み切りづらい要因として感じられます。

自宅の広さ・収納の広さは地域や家の種類・形状によって実に多様で、生活に必要な収納スペースが十分にとれていない家や、家族の人数が多く荷物が収まらない場合等もあります。

そんな時トランクルームが助けとなり、収納スペースを広げることで自宅を暮らしやすい環境にすることができます。

トランクルームを知り親しみを持った時
第2位は「利用料金がお得(22.3%)」で、中でも特に多かったのが「無料お試し等の割引キャンペーン」でした。「トランクルームがどんなサービスか興味はあるけれどイメージがわかず踏み切れなかったので、キャンペーンがあれば実際に使ってみたい」という方が非常に多く見られました。

「なじみがない」ことで使えなかったという状況は第3位の「家の近くにトランクルームがある(16.0%)」にも現れていました。自宅から近いことで出し入れしやすいメリットはもちろんですが、「見知った土地に店舗があるかどうか」、「知人の評判が良い(1.0%)か」等がトランクルームへの親近感に大きく影響しているようです。

収納ピットは毎年数多くの出店計画があり、今後も店舗数がどんどん増えていく予定です。現在まだ店舗がない地域の方も、今後のサービス拡大にどうぞご期待ください。

人生の転機・暮らしの変化に活用できる時
「引越し(8.8%)」・「リフォーム(4.5%)」・「家族が増えた時(3.5%)」・「長期出張・海外出張(1.8%)」等、住まいや暮らしの変化を伴う人生の転機にトランクルームを活用したいという意見もありました。

引越し時に梱包済の荷物を預けたり、部分リフォーム時に工事箇所の荷物を預けることで、それまでの生活をできるだけ維持しながら転機を迎える・終えることができます。
また、海外出張で一旦家を引き払う場合等、トランクルームに家具・家電荷物を保管しておくことで、家財の処分・買い直しが不要になることもあります。

自宅のスペースを圧迫する荷物ができた時
「大きい荷物の保管(8.5%)」・普段使わないけれど「大切なもの・捨てたくないものの保管(6.5%)」・「趣味の荷物の保管(6.5%)」・「シーズンオフの荷物保管(2.0%)」等、必要だけれど使用頻度が低く、家にあると場所をとってしまい不便なものをトランクルームに収納したいという声が多く上がりました。

収納スペースに限界がきて必要に迫られずとも、このように収納スペースを圧迫しがちな荷物をトランクルームに預けることで、出し入れしやすく整った収納スペースを実現したり、居住スペースの荷物を最小限にしてスッキリした暮らしやすい部屋にすることができます。

■User’s Voice

  • 今よりさらに値上げがひどくなった場合。値上がり前にインターネット通販やネットスーパーを利用して大量に買いだめしたいので大きな収納場所があると助かります。(30代・自由業、翻訳)
  • お試しで無料や半額で1か月利用できるクーポンなどがもらえたら利用してみて、どれくらい便利なのか体験してみたい。(30代・会社員)
  • あまり使わないキャンプ用品とかの収納に使ってみたい(20代・会社員)
  • まだ子供が小さいので衣類とおもちゃくらいですが、いずれ勉強机やベッドを買うと部屋が狭くなるなぁと思っています。子供の物が増えすぎたらトランクルームを借りるかもしれません。(40代・会社員)
  • 暫く使わないスタッドレスタイヤ等、既にトランクルームを借りてます。マンションなので家の中に置きたくない物があった場合使うきっかけになります。(40代・専業主婦)
  • ホストファミリーとして学生を受け入れるときにうちの余計な荷物をトランクルームに仮置きしたい(40代・専業主婦)

調査結果を受けてのまとめ
今回はアンケート結果をもとに、物価上昇や食料品・暮らしの料金の値上げと節約のための買いだめ、備蓄品の保管状況とトランクルームの活用についてお話しました。

原油等の資源高騰は生活に関わるありとあらゆる値上げにつながり、その値上げをトータルで考えると家計の大きな負担になっています。家庭でできる対策として値上げ前の買いだめをしている方が半数を超えていましたが、やはり普段想定していないかさばる備蓄品の保管に困る方が多数見られました。

備蓄品の保管場所はもちろんのこと、収納スペースの不足に悩んでいる場合はトランクルームを賢く使うことで解決する場合があります。収納場所ができることで居住スペースもスッキリと保つことができ、暮らしの質をぐんと向上できるのです。

【調査概要】                
調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2022年10月11日から10月14日までの4日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ

■会社概要
社名  :株式会社アンビシャス( https://www.ambitious8.biz/ )
所在地 :〒542-0081 大阪市中央区南船場1丁目3-5 リプロ南船場8F
代表者 :代表取締役社長 徳永 暢也
資本金 :4,000万円
設立  :創業:平成17年10月28日、設立:平成18年7月25日
事業内容:トランクルーム投資「収納ピット」FC本部の運営
運営サービス「収納ピット」(https://www.syuno-pit.biz/
不動産コンサルティング業

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