ドローンのレベル4飛行普及に向けて日本化薬が実施するパラシュートとエアバッグを用いたドローンの実証実験のご案内

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日本化薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:涌元厚宏)は、自社で開発する産業用ドローン向けの安全装置である 【緊急パラシュートシステムとエアバッグシステム】 を用いた実証実験を、神戸ポートアイランドにある神戸学院大学ポートアイランド第1キャンパスにて実施します。

 

  • 実証実験概要

【実証実験名】
ドローン緊急時の安全装置であるパラシュートとエアバッグの有効性検証実験

【​実施日・スケジュール】
2022年12月3日(土)
※雨天の場合は2022年12月17日(土)の同時刻にて実施予定。

10:30-11:00 開場
11:00-11:30 実証実験説明会/質疑応答
11:30-11:35 実験会場へ徒歩移動
11:35-12:00 実証実験の実施及び取材

【場所情報】
神戸学院大学 ポートアイランド第1キャンパス
〒650-8586 神戸市中央区港島1-1-3
・実証実験説明会会場:D 号館 1 階 D102 講義室 
・実証実験実施会場:イベントパーク

 

  • 集合時間 / 集合場所 (メディア様・記者様・関係者様)

集合時間:12月3日(土) 11時
集合場所:神戸学院大学ポートアイランド第1キャンバス D 号館 1 階 D102 講義室

 

  • 本実証実験実施の背景

日本化薬株式会社の「ドローン用パラシュート装置とエアバック装置を用いることによる人口集中地区での
ドローン社会実装促進事業」は、兵庫県と公益財団法人新産業創造研究機構(NIRO)が実施する「令和4年度ドローン社会実装促進実証事業(※)」に採択されており、その実証事業の一貫として本実証実験を実施します。
本実証事業は株式会社GoFly、兵庫県立大学、神戸学院大学、東京海上日動火災保険株式会社、みなと銀行、株式会社旭テクノロジー、塩屋土地株式会社、が協力して行います。
※兵庫県とNIROが実施する令和4年度ドローン社会実装促進実証事業とは、兵庫県内において次世代産業を創出し、県民の更なる安全安心な暮らしを実現するため、公益性の高い分野について、民間企業が実施する社会的課題の解決に資する実証試験を支援し、兵庫県内でのドローン等を活用した更なる新しいビジネスモデルの確立や社会実装を目指すものです。
 

  • 本実証実験を通して実現したいこと

・本実証実験を通してドローンの安全装置の効果を明確にすることにより、これまでドローンの産業使用を躊躇されていた業界や場所(市街地)で、ドローンを安心して導入できるようにすること。
・2022年12月に施行されるレベル4飛行が可能となる航空法の一部改正に合わせて、本実証実験を行うことにより、 ドローンのレベル4による社会実装促進の一助となること。
 

  • 本実証実験の実施内容

・産業用ドローン向け緊急パラシュートシステム「PARASAFE」と開発中のエアバッグシステムを搭載したドローンを飛行させ、飛行ロガーを用いて飛行ログの取得を行います。
・産業用ドローン向け緊急パラシュートシステム「PARASAFE」を搭載したドローンを落下させ、パラシュートとエアバッグによって落下衝撃を緩和できる効果を確認します。
・本ドローン安全装置の実証試験を見学された関係者のみなさまに、ご意見やご感想等をお聞きし、今後の安全装置の開発の方向性や改良の参考にさせて頂きます。
 

  • 本実証実験で使用するパラシュートシステムとエアバッグシステムについて

【パラシュートシステム】

製品名 PARASAFE PS CA12-01
製品紹介ページ https://parasafe.jp/product/#product1
最大離陸重量 25kg
外形寸法 Φ130×H154mm
本体重量 1kg
パラシュート面積 11㎡
降下速度(理論値) 6m/s
最低展開高度 30m以上

 

【エアバッグシステム】

製品名
製品紹介ページ
エアバッグ外形(収容時) L0.3m * W0.4m * H0.05m
エアバッグ外形(膨張時) L1.0m * W1.0m * H0.4m
重量(バッテリーを除く) 〜750g
エアバッグ展開時間 〜5.0秒
膨張方式 ファン
動力源 バッテリー

 

  • 本実証実験で使用するドローンについて

メーカー 株式会社プロドローン
名称 汎用型ドローン
モーター軸間 1000mm
サイズ(各安全装置を含まない) 700x700x410mm
離陸重量 8.07kg
ペイロード(各安全装置を含まない) 2.5kg
飛行可能時間 約15分

 

  • 日本化薬株式会社について

日本化薬は1916年に、日本初の産業用火薬メーカー「日本火薬製造株式会社」として誕生し、帝国染料製造株式会社、山川製薬株式会社を吸収合併した後、1945年に現在の社名である「日本化薬株式会社」となりました。
その後100年を超えて、「火薬」「染料」「医薬」「樹脂」の保有技術を駆使し、これらを融合・変化させながら、時代のニースに応える新製品を生み出しています。これからも、生命と健康を守り、豊かな暮らしを支える最良の製品・技術・サービスを提供し続けます。

【会社概要】
会社名:日本化薬株式会社
代表者:代表取締役社長 涌元 厚宏
設立年月日:1916年6月5日
資本金:149億3千2百万円
本社所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内二丁目1番1号 明治安田生命ビル(19階、20階)
従業員数:2398名(単体)、5703名(連結) (2022年3月末)
主要製品:エポキシ樹脂、紫外線硬化型樹脂、液晶パネル・半導体製造工程用洗浄剤・薬剤、インクジェットプリンタ用色素・インク、染料、触媒、偏光フィルム、X線分析装置用部材、医薬品、医薬原薬・中間体、診断薬、エアバッグ用インフレータ、シートベルトプリテンショナー用マイクロガスジェネレータ、スクイブ、農薬

■PARASAFE製品に関するお問い合わせ
会社名:日本化薬株式会社 セイフティシステムズ事業本部 エアロ事業推進室
担当者:技術営業チーム
TEL:079-264-4971 若しくはこちらのフォームよりご連絡ください。https://parasafe.jp/contact/

■上記以外の日本化薬に関するお問い合わせ
会社名:日本化薬株式会社 コーポレート・コミュニケーション部
TEL:03-6731-5237

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