こうした関心の高まりを難民へのより深い理解と共感につなげるために、世界各地から集めた珠玉の6作品をオンラインで配信します。
- 困難に立ち向かう民衆の物語
昨今、さまざまな報道等で耳にするようになった、「難民」という言葉。
紛争や迫害で故郷を追われた人たちは、日本の人口にほぼ近い、1億人を超えました。
難民と呼ばれるようになった人たちも、私たちと同じように、
一人ひとり、愛する家族や友人、大切なそれぞれの人生があります。
たとえ、明日が約束されない状況でも、生き抜いていく。
困難に立ち向かう意志、その力強さを、ぜひ映画を通して感じてください。
- オンライン開催概要
日本初公開の2作品を含む、全6作品を期間中お好きなときに何回でもご視聴いただけます。
視聴期間: 2022年12月1日(木)~14日(水)
申込受付期間: 2022年11月1日(火)~12月12日(月)
料金: 下記いずれかの料金を選択。匿名募金は難民問題の啓発活動に役立てられます。
2,000 円(視聴料2,000 円)
3,000 円(視聴料2,000 円 + 難民のための匿名募金1,000 円)
5,000 円(視聴料2,000 円 + 難民のための匿名募金3,000 円)
申込方法: https://unhcr2022.peatix.com/view 視聴方法: オンライン視聴(PCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です)
※お申込みいただいた方には12月1日以降、視聴リンクをお送りします。
公式サイト:https://unhcr.will2live.jp/cinema/
主催:国連UNHCR協会、ユナイテッドピープル株式会社
協力:国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所
パートナー:独立行政法人 国際協力機構(JICA)
字幕制作協力:日本映像翻訳アカデミー株式会社
プロジェクト協力:オクノテ、Peatix Japan株式会社、株式会社フェイス
- オンライン上映作品情報
日本初公開
物語は終わらない ~難民芸術家たちの革命~
(原題:The Story Won’t Die)
ドキュメンタリー 2021年制作 83分
シリアの若い世代のアーティストは、芸術をささえとして難民生活に耐えている。平和、正義、表現の自由のための闘いを反映したこのドキュメンタリーは、彼らが芸術を通して現実に立ち向かう姿を描く。
日本初公開
地中海のライフガードたち
(原題:Mediterraneo)
ドラマ 2021年制作 109分
シリア難民を救出しようと、自らギリシャのレスボス島へ向かい奮闘するスペイン人ライフガードたちの姿を描く実話に基づくドラマ。海で溺れる者は救わなくてはならないという海の掟が、彼らを突き動かす。
マイスモールランド
ドラマ 2022年制作 114分
日本で暮らしてきたクルド人の女子高校生サーリャ。家族が在留資格を失い、当たり前だった生活を奪われてしまうが、ある少年との出会いを通して、悩みながらも成長していく姿を描く青春ドラマ。
©2022「マイスモールランド」製作委員会
FLEEフリー
ドキュメンタリードラマ(アニメ) 2021年制作 89分
アフガニスタンに生まれた少年アミンは「難民」として過酷な旅を余儀なくされる。30代半ばとなったアミンが半生を語る。ゲイの青年が自分の未来を救うために過去のトラウマと向き合う物語を描く。
UPROOTED
ドラマ 2022年制作 3分
ウクライナからドイツに逃れた難民が自らの境遇を演じ、戦争がもたらすトラウマを描いた。作家、振付師、俳優など50人以上が集まり避難を強いられたすべての人達への支援を呼びかけるために制作。
リスト:彼らが手にしていたもの
(原題:What They Took With Them: a List)
詩の朗読劇 2022年制作 9分
迫りくる命の危険の中、わずか10分たらずという時間の中で持ち出したものとは?彼らのリストを通じて、一人ひとりのストーリーが見えてくる。意図を理解し丁寧な翻訳作業を経て制作された日本語版。
©️2022 世界難民の日パートナーズ
- 『マイスモールランド』監督・脚本 川和田恵真氏からのメッセージ
第17回難民映画祭の上映作品に私の監督作「マイスモールランド」をお選び頂いたこと、大変光栄に思います。日々、世界中で難民は生まれていて、日本にとっても決して他人事ではありません。現に国外から日本へ逃れながらも生活に苦しんでいる人たちがいます。「マイスモールランド」ではそのような、私たちのすぐそばにいる難民申請者の物語を描きました。私は他者を知るということは、他者への想像力を育む一歩になると信じています。そして、映画には強く伝える力があると信じています。だからこそこの映画祭の開催には、大きな希望を持っております。ラインナップされている世界のフィクション、ドキュメンタリーを通して、あらゆる土地で生き抜こうとする人々の物語に出会えます。映画を通して世界を知る、またとない機会です。ひとりでも多くのかたに届き、無関心が関心へと変わるきっかけになることを願います。
- 世界人権デー・特別企画(先着300名)
『グレート・グリーン・ウォール~アフリカの未来をつなぐ緑の長城』オンライン特別先行試写会
12月10日(土)は世界人権デー。
気候変動と難民問題について、一緒に考えてみませんか。
『グレート・グリーン・ウォール~アフリカの未来をつなぐ緑の長城』(原題:The Great Green Wall)は来春日本で劇場公開が予定されている作品です。世界人権デーを記念して、オンライン特別先行試写会を開催いたします。
上映前には、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所/シニア・コミュニケーション・オフィサーであるタイ・チュンによる「気候変動と難民問題」についての解説があります。(英語:日本語字幕つき)
開催概要
日時:2022年12月10日(土) 15:00~16:45
参加:無料、要事前申込、先着順300名 ※定員になり次第締め切ります。
申込受付期間:2022年11月17日(木)~12月9日(金)23:59
申込方法: DOKUSOライブよりお申込みください。 https://dokuso.co.jp/live
主催:国連UNHCR協会
協力:国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所
特別協力:ユナイテッドピープル株式会社
配信協力:株式会社DOKUSO映画館
詳細はこちら https://unhcr.will2live.jp/news/10/21/rff2022-ggw1210/
■難民映画祭とは
2006年~2018年に開催してきた「UNHCR難民映画祭」は、2019年に「UNHCR WILL2LIVE 映画祭」 に改称し、難民が困難を乗り越えようとする力強さをより社会に伝えるためにコンセプトを再定義しました。 2020 年と 2021 年は、コロナ禍により全面的にオンライン化し、「募金つきオンラインシアター UNHCR WILL2LIVE Cinema 」として開催しました。難民をテーマとした映画を通じて難民問題への関心を高めるこの取り組みでは、これまでに世界各地から集められた約250作品を上映し、10万人以上が参加しました。また、全国各地の大学、企業、団体、自治体などによるパートナーズ上映も毎年実施されています。 https://unhcr.will2live.jp/cinema/
■賛同企業・団体(50音順)
キヤノン株式会社、Gucci Changemakers、ソニーグループ株式会社、中外製薬株式会社、
トヨタ自動車株式会社、株式会社ファーストリテイリング/株式会社ユニクロ、
株式会社ブリヂストン、マツダ株式会社
株式会社オカムラ、株式会社ONODERA GROUP、株式会社商船三井、
日本映像翻訳アカデミー株式会社、バカラ パシフィック株式会社、株式会社富士メガネ、
ブラザー工業株式会社、Yahoo!ネット募金
■UNHCR(ユーエヌエイチシーアール:国連難民高等弁務官事務所)とは
国連の難民支援機関であるUNHCRは、難民、国内避難民、無国籍者などを国際的に保護・支援するため、多様なパートナーと連携し、世界約 135 カ国で活動しています。1954 年、1981 年にノーベル平和賞を受賞。本部はスイス・ジュネーブ。 https://www.unhcr.org/jp/
■特定非営利活動法人 国連UNHCR協会とは
国連UNHCR協会は、日本におけるUNHCRの公式支援窓口として2000年に設立されました。UNHCR駐日事務所と連携しながら、UNHCRの活動を支えるための広報・募金活動を行っています。皆さまからのご寄付に対して、税控除の領収証を発行することができる認定NPO法人です。https://www.japanforunhcr.org/
■ユナイテッドピープル株式会社とは ユナイテッドピープルは「人と人をつないで世界の課題解決をする」をミッションに、SDGs に関連する社会課題 をテーマとした映画の配給や制作を行っています。https://unitedpeople.jp/
https://www.cinemo.info/