【本事業概要(予定)】
敷地面積:約27,300 m2
建築面積:約4,000 m2
延床面積:約10,000 m2
サーバーラック数:1,350ラック
開業時期:2026年
総事業費:約160億円
今回、再エネデータセンターを誘致する石狩市は、2050年カーボンニュートラル実現に向け、環境省が公募を行う「脱炭素先行地域(第1回)」に選定されています。また、石狩市はゼロカーボンに向けた施策「再エネの地産地活・脱炭素で地域をリデザイン」を策定し、石狩湾新港地域においてデータセンター群及び周辺施設への再エネ供給を行うことにより、産業の集積を目指しています。
本事業は、同地域において、サステナブルな地球環境の実現に向けた、脱炭素化に対応したデータセンター事業を通じて、事業に関わるすべてのヒトと組織にとって「Well-beingでサステイナブルな価値共創プラットフォームと社会の実現」※1に寄与することを目的としたデータセンター・イン・データセンター※2です。株式会社Flower Communications が設立した合同会社石狩再エネデータセンター第1号を開発・運営主体として、2026年の開業を目指しています。
※1 すべての関係者にとって満足度が高く、関係者が持続的に価値を創出し続けることができる社会の実現
※2 データセンターを営む事業者が、サーバールームと設備の一部を借りることにより、あたかも自社のデータセンターとしてサービスを提供できる施設
主なミッション
● 再エネ100%で、災害レジリエンスを備えたデータセンター事業の実現(SDGs・ESG・RE100)
● 住民と企業に対する災害レジリエンスを備えた設備の提供(安心・安全)
● 石狩市を中心とした地域人財の継続的な確保と育成(雇用機会創生・地域活性化)
● 再エネデータセンターを中心に市全体でバリューチェーンを形成するエコシステムの創造(ビジネスモデル創生)
また、本事業は総務省が実施する「データセンター、海底ケーブル等の地方分散によるデジタルインフラ強靱化事業」における、デジタルインフラ整備基金による間接補助事業に2022年6月27日、道内で唯一採択されています。
3社は、石狩市が進めるゼロカーボンに向けた施策の実現や、脱炭素化による持続可能な社会の構築に向けて、株式会社Flower CommunicationsはIT基盤コンサル、北海道電力株式会社は再エネ電力供給、東急不動産株式会社は不動産開発・再エネ開発など、各社の事業でこれまで培った知見を用いながら、本事業に取り組んでまいります。
【株式会社Flower Communicationsの概要】
本社所在地:東京都中央区銀座六丁目6番1号
代表者:柳川 直隆
事業内容:IT基盤コンサル事業等
【北海道電力株式会社の概要】
本社所在地:北海道札幌市中央区大通東一丁目2番地
代表者:藤井 裕
事業内容:小売電気事業、発電事業等
【東急不動産株式会社の概要】
本社所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目21番1号
代表者:岡田 正志
事業内容:総合不動産デベロッパー