【M&A成約】地元に根差した建設会社が譲渡によって後継者不在の解消とともにエリアの拡大を目指す

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当社の連結子会社である株式会社日本M&Aセンター(以下、日本M&Aセンター / 本社:東京都千代田区 / 代表取締役社長:三宅 卓 / URL:https://www.nihon-ma.co.jp/)は、このたび株式会社友建設(譲渡企業、熊本県)とFFFホールディングス株式会社(譲受け企業、福岡県)のM&Aを支援いたしました。

URL: https://www.nihon-ma.co.jp/page/interview/tomo_fff/

 

(右)株式会社友建設 代表取締役 宮本 和博 様 (左)FFFホールディングス株式会社 代表取締役CEO 中村 克久 様 ※役職はM&A実行当時(右)株式会社友建設 代表取締役 宮本 和博 様 (左)FFFホールディングス株式会社 代表取締役CEO 中村 克久 様 ※役職はM&A実行当時

M&A決断に至った背景
友建設は、宮本和博社長が子どもの頃から興味のあった住宅建築をしようと地元・熊本で創業した会社です。主力事業は企画住宅で、「手の届く夢」をテーマに高品質でローコスト、スタイリッシュな住まいを提供しています。企画住宅ではあっても、常に「自分が住むとしたらどんな家がいいか」を考え、施主のライフスタイルに合わせて柔軟な対応を心掛けてきました。そんな宮本社長ですが、70歳を前に後継者不在の課題を抱えていました。廃業も考えましたが、創業以来支えてくれた従業員や取引先に対して無責任なことはできないとM&Aでの譲渡を決めました。

FFFホールディングスは、1951年に住宅設備機器の卸売事業の会社として福岡で設立しました。近年は、本業のほかM&Aで複数社を譲受けしながら住宅関連事業を広く手掛けています。今回は、戸建て住宅を手掛ける友建設を譲り受けることで、九州の建設業界においてさらに多くの受注機会を増やしていきたいと考えています。

友建設がFFFホールディングスを選んだ決め手となったのは、事業の将来を考えたときです。これまでは熊本以外から注文があっても、人員や提供できるサービスの限界から断らざるを得ませんでした。FFFホールディングスと一緒になれば、今後カバーするエリアを広げたり、提供できるサービスを増やしたりできると期待しています。

友建設の企画住宅のひとつ「Hokuo」は北欧風デザインが魅力(写真はモデルハウス)友建設の企画住宅のひとつ「Hokuo」は北欧風デザインが魅力(写真はモデルハウス)

【譲渡企業】
会社名:株式会社友建設
事業内容:建築工事、土木工事ほか
所在地:熊本県熊本市

【譲受け企業】
会社名:FFFホールディングス株式会社
事業内容:衛生陶器・金具、住宅設備機器、管材卸売、不動産賃貸ほか
所在地:福岡県福岡市

【株式会社日本M&Aセンター】
株式会社日本M&Aセンターは、2021年4月に創業30周年を迎えました。M&A仲介業のリーディングカンパニーとして、「M&A業務を通じて企業の存続と発展に貢献する」ことを企業理念とし、創業以来累計7,000件を超えるM&A支援実績を有しています。会計事務所・地域金融機関・メガバンク・証券会社との連携も深めており、事業承継やM&Aに関する相談機会の創出を加速し、マッチングを強化しています。国内7拠点、海外5拠点(日本M&Aセンターホールディングスの現地法人含む)を構えています。

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