アンケートでは、5月病になったと答えた人は『感じたことがある』29.8%、『やや感じたことがある』30.8%と全体の約6割となりました。
上記の数値の中でも『感じたことがある』と答えた人は、男女ともに10代~20代の割合が高く、若い世代の方が5月病になったと強く感じる傾向があることが分かります。
- 実施背景
5月病とは、厚生労働省が運営するサイトこころの耳に掲載されたコラム※1によると、新入社員や人事異動など環境変化のあった方が、新しい環境への適応がうまくいかず、なんとなく体調が悪い、やる気が出ないなど心身に不調があらわれる状況のことを指します。この不調は、自分の考え方のクセやストレスが発散できていないことから発生するものではと推測されています。
そこで、ストレス軽減の1つとしてカラーセラピーなどが有効という説を元に今回の調査では、色やイラストは精神的に影響を及ぼしているのかを調査いたしました。
※1 こころの耳 5月「五月病」とのつきあい方
https://kokoro.mhlw.go.jp/column/sea05/
- 調査概要
・調査期間:2022年5月24日(火)~2022年5月26日(木)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:10代から40代までの全国の男女
・有効回答数(サンプル数):448人
・調査機関:fastask
- 調査結果サマリー
・5月病になったときに感じる症状は精神的なものが多い
・約半数がイラストを見て励まされた経験がある
・男女で色のイメージに差が出る
- Q1.5月病になったと感じたときどういった症状がありましたか?
まず、5月病になったと感じたことがあると回答した人に、どういった症状があったかを質問しました。
その結果、『無気力だった』と答えた人が67.4%『不安なことが多くなった』と答えた人が50.0%と精神的な症状が出ると回答しました。
さらに『体調面での不調が発生した』と回答した人が44.2%と、半数の方が体調面にも変化が表れている様子です。
- Q2-1.イラストを見て元気をもらった、励まされた経験がありますか?
イラストを見て元気をもらった、励まされた経験があると回答した人は55.9%と約半数を占める結果となりました。
- Q2-2.イラストを見て元気をもらった、励まされた経験がありますか?(5月病経験者のみ)
さらに、この数値を5月病になったことがある人のみに絞ったとき『ある』と答えた人が70.5%『ない』と答えた人が29.4%という結果となり、イラストが5月病を経験した人の中でもイラストに元気をもらった経験がある方が多いことが判明しました。
- Q3.どの色が一番元気をもらえると感じますか?
色のイメージを聞いたところ、『黄色』が32.6%を獲得し、一番元気をもらえる色という結果が出ました。
こちらのデータを年齢・性別別にみたところ、女性は、黄色と答える人の割合が多くなっていますが、男性は、全体的に数字が割れており、黄色と赤がわずかな差となっています。
また、男女の差では、緑色に関しての意見が割れており、男性は69.8%ですが女性は30.2%と回答しており、男女によっても差が見られました。
- 総括
5月病になったことがあると回答した人は、全体の6割で10代から20代が多いという傾向が見られました。
イラストで元気がもらえる人は全体で55.9%、5月病経験者で70.5%といった結果になり、イラストを見る事で無気力や不安な気分、体調面での不調が和らいだ人が一定数いる事がわかりました。
当社では、本調査の結果からイラストや色が心身の不調に効果がある事を踏まえ、色が持つ効能に重点をおいたイラスト制作を業務に取り入れてまいります。
- 株式会社アクアスターについて
株式会社アクアスターは1991年の創業以来、イラストやデジタルコンテンツなどの企画・制作力を強みとする総合制作会社です。2020年以降はWEBイラスト広告・ゲームイラストのみならず、ARやVRといったデジタル領域にも事業拡大を行っています。
名称:株式会社アクアスター
所在地:東京本社 〒104-0045 東京都中央区築地2-11-24第29興和ビル5階
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代表者:代表取締役社長 原田弘良
設立年月日:1991年11月14日
公式webサイト:https://aqua-star.co.jp/