【不登校から3年引きこもり、親の心配が引きこもりを長引かせていた!】引きこもりから自立した元当事者や親御さんの実際の言葉とは?

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引きこもり・ニートから就労・自立に向かうには、親はどうすればいいのでしょう?
実は親御さんの心配が、自立への道を遠ざけている場合があります。
10月8日から始まった今講演会では、そんな事例がどう自立に至ったかをご紹介しています。
幼少から手がかかるタイプだったため、お母さんはいつもAくんの心配をしていました。
高校で不登校になり、通信制高校に移るがあまり通えず、3年間ほぼゲーム中心の引きこもり生活になります。
時に大声を出し、物に当たることも。
お母さんは限界を感じ、ニュースタート事務局に相談します。
7ヶ月の訪問支援と8ヶ月の寮生活を経て、Aくんは自立していきました。
自分の手から離れ着々と進んでいくAくんを見て、お母さんは「私が心配しすぎていたんだ」と気付きます。
そんなAくんのご両親のインタビュー映像から、自立のヒントをお伝えします。
引きこもり支援27年、認定NPO法人ニュースタート事務局主催【引きこもり・ニート解決講演会 親には意外!?な自立への道】は、土浦・宇都宮・さいたま・横浜・渋谷・八王子にて10月30日まで開催。保護者や支援者向け・参加無料・要予約。
  • 「いっそこの子を道連れに……」追い詰められた母

兄弟に比べて落ち着きがなく、手がかかるタイプだったAくん。
お母さんはいつもAくんの心配をしていました。
それでも中学までは友人もいて、不登校の傾向はありませんでした。
ですが高校でゲームにのめり込み、学校でうまくいかなかったことも重なってか、そのまま学校に通わなくなります。
出席日数が足らず進級はできないと言われ、通信制高校に転校しますが、やはりそこでも不登校が続きます。
昼夜逆転でゲーム中心の生活、ゲームでイライラすると夜中でも大声を出し、時にはドンドンと大きな音がする……
ご両親は頑張って色々と語りかけ、働きかけますが、3年間そんな引きこもり状態が続きます。
お母さんは精神的に追い詰められて、「いっそこの子を道連れに」という考えすら頭によぎるようになります。

  • 何をしても無反応なところから、1年3ヶ月の支援で自立へ

通信制高校はもう退学しようというタイミング。
「この先どうしたらいいんだろう」と悩んだご両親は、ニュースタート事務局に相談に来られます。
ニュースタート事務局は20年以上、「レンタルお姉さん」という少し変わった呼称で訪問支援を行っています。
レンタルお姉さんが訪問を始めると、最初は全くの無反応だったAくんですが、数ヶ月で会ってくれるようになります。
あっという間に一緒に外出もできるようになります。
7ヶ月の訪問支援ののち、Aくんは自らニュースタート事務局の寮に入ることを決めます。
そして8ヶ月の寮生活の間に、高卒認定を取得し、アルバイトを始めます。
最後は寮から一人暮らしの部屋に引っ越し、同じバイトを続けながら、自立生活に移っていきました。

  • 「私が先回りして心配しちゃってました」

Aくんが自立に向かって動いていく間、あえてご両親からは特に働きかけはしませんでした。
第三者に我が子の対応を任せ、少し離れてみると、見えてくることがあります。
Aくんのお母さんはインタビューの中で、「私が先回りして心配しちゃってました」とおっしゃっています。
どんどん自立に向かって進んでいく我が子を遠くで見ながら、こんなことができるんだ、心配せずにもっとやらせればよかった、と気付いたのです。
「親の心配」は、本人の動きを止めてしまうことがよくあります。
親御さんが心配し、先回りして手助けをしてしまうと、時には本人がトライするチャンスを奪います。
また親御さんが何も言わなくても、心配そうに見つめるだけで、大きなプレッシャーを与えてしまいます。
結果なかなか引きこもりから脱出する動きが取れず、引きこもりが長引いてしまうのです。

  • 大学卒業から10年引きこもっていた本人の映像も

講演会では、Aくんのご両親のインタビュー映像と、実際にAくんを訪問していたレンタルお姉さんの映像を流します。
そのほかにも、大学卒業後10年引きこもり、親子の会話もほぼなく、お母さんが「この子が何を考えているか分からない」と言っていたBくん本人の映像もあります。
Bくんも寮生活を経て、自立生活を送っています。
Bくんは引きこもっていた当時の気持ちや、なぜその仕事が続いたのかを語ってくれています。
親御さん、本人、支援者それぞれの実際の言葉には、解決のヒントが詰まっています。
ぜひお聞きください。

  • 講演会日時・会場

10/15(土) 土浦市亀城プラザ (土浦駅)
10/16(日) 栃木県総合文化センター (東武宇都宮駅)
10/22(土) 横浜教育会館 (桜木町駅、日ノ出町駅)
10/23(日) 大宮ソニックシティ (大宮駅)
10/29(土) 渋谷no30 (渋谷駅)
10/30(日) 八王子市学園都市センター (八王子駅、京王八王子駅)
(いずれも時間は14~16時)

  • ご予約

①お電話でお申込み
047-307-3676(10:00~17:30、水・日・祝祭日休み)

②団体サイトお問い合わせページからお申込み
https://www.newstart-jimu.com/contact/
お問い合わせ内容に、「講演会参加希望 〇〇日〇〇会場〇名」 とご記入ください。

※ご参加は無料です。
※ご予約は先着順です。

  • 講演会詳細はこちら

上記以外の詳細については、こちらの講演会に関するページをご覧ください。
https://www.newstart-jimu.com/archives/hikikomori_seminar_2022autumn/

 

  •  認定NPO法人ニュースタート事務局について

「家族をひらく」を理念に、1994年から25年以上、ニート・引きこもりなどの若者の自立を支援してきました。
これまでに1,600名を超える支援実績があります。
全国を対象とした訪問支援(レンタルお姉さん®️)、共同生活寮(現在20代~40代の30名在籍)、新しい生き方・働き方を考える「ニート祭り」の開催など、幅広く活動しています。

名称:認定NPO法人ニュースタート事務局
所在地:千葉県市川市宝2-10-18
電話:047-307-3676(10:00~17:30、水・日・祝祭日休み)
サイト:https://www.newstart-jimu.com/

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