クリスマスを待ち望む12月1~24日までの間、アドベントカレンダーのように毎日一つずつ窓を開け、お金を入れていくワールド・ビジョン・ジャパン独自の募金箱です。通常のアドベントカレンダーは、窓を開けるたびにお菓子等のちょっとした喜びをもらう仕組みになっていますが、このクリスマス募金箱は逆に、世界の子どもたちに喜びを贈る仕組みです。
子どもたちに贈る喜び、それは食糧です。世界には、紛争や気候変動等の影響で水や食糧の不足に苦しむ子どもたちがいます。今、世界53カ国で1憶9300万人が急性飢餓に苦しんでいます。*クリスマス募金箱を通して集まった募金は、スーダン、ソマリア、タンザニア等の国々でワールド・ビジョン・ジャパンが展開する食糧支援活動に役立てられます。
2021年には、ワールド・ビジョンのグローバルなパートナーシップ全体で29カ国の790万人に食糧支援を届けることができました。
「今日の募金はどんな子どもに届くかな」「スーダンではどんな暮らしをしているのだろう」等、世界の子どもたちや子どもたちが直面している現状を身近に感じながら、いつもと違うクリスマスを迎えていただけます。
SDGs(持続可能な開発目標)について考え、実際に取り組むきっかけにもなります。
*食糧安全保障情報ネットワーク2022
■輪島貫太さんの「みんながつながり、笑顔が広がる」想いがこもったイラストで毎日楽しく窓を開けられます!
クリスマス募金箱のデザインを担当してくださったのは、企画の趣旨に賛同してくださったアーティストの輪島貫太さん。発達障がい(自閉症)を伴う貫太さんは芸術の才能を認められ、有名企業の商品などに絵やデザインが採用されています。
貫太さんの作品の特徴は登場人物が集まっていること。人間や動物、ロボットたちが仲良く集まっている絵には、「世界中のみんなが幸せになってほしい」という想いが込められています。世界のクリスマスについて調べた上で制作に取り組んでくださいました。
【輪島貫太さんからのコメント、プロフィール】
「言葉は違ってもみんなクリスマスが大好き!世界の人々が楽しい日を過ごせたらいいなと思って描きました。貧困にある子どもたちに支援を分け与えてほしいです。貧困に苦しんでいる国はきっと優しさが伝わる国です。募金を届けることで届ける人も、受け取る人も優しくなれて、優しい人がいっぱいになると思います」
輪島貫太さんプロフィール
2006 年 9 月石川県金沢市生まれ。3歳頃から絵を描きはじめ、1枚の紙の中にキャラクターの集合絵を描くことが大好き。人気アーティストのCDジャケットを手がけたり、世界的ファッションブランド「オニツカタイガー」ともコラボするなど、国内外から注目を集める発達障がい(自閉症)を伴う青年。発達障がい(自閉症)を伴う妹の楓さんもアート活動に取り組み、「KANTA & KAEDE」として活動し、各地で企画展などを開催している。
【「個育て」に取り組まれた輪島貫太さんの母親、満貴子さんからのコメント】
子どもたちの個性を育てる「個育て」として、貫太さん、楓さんを育てた満貴子さん。自身がどのように「個育て」に取り組まれたか、葛藤と喜びを記した書籍を2022年に出版しました。
「本当に、やってみたいことへの意欲ってすごいですよね。モノやコトが作られていく過程にはたくさんの人の関わりがあって生まれていることを痛感する日々です。貫太は現在オリンピックやパラリンピック、万博を通じて世界に関心を持っているので、世界の子どもたちのためになることに得意なデザインを通じて貢献できて喜んでいると思います」
■お申込みはこちら
クリスマス募金箱は、こちらのウェブサイトでお申込みを受け付け、11月下旬より随時発送を開始します。なくなり次第終了となりますので、お早めにお申込みください。
https://www.worldvision.jp/donate/christmas_kifu.html
<ワールド・ビジョン・ジャパンとは>
キリスト教精神に基づき、貧困や紛争、自然災害等により困難な状況で生きる子どもたちのために活動する国際NGO。国連経済社会理事会に公認・登録された、約100カ国で活動するワールド・ビジョンの日本事務所です。※詳細はこちら: www.worldvision.jp