調理師学校生全国No.1を決めるコンクール「グルメピック」がコロナ臨時対応を経てリアルに再開

この記事は約4分で読めます。
公益社団法人 全国調理師養成施設協会(会長:服部幸應、所在地:東京都渋谷区) は、2023年2月に行われる「第38回調理師養成施設調理技術コンクール」全国大会(決勝)への出場をかけた地区大会(予選)を全国各地区で10月22日~11月19日に開催します。
  • 調理技術コンクール(通称:グルメピック)とは?

調理師学校の学生・生徒が、学校で学んだ調理技術を競う大会です。調理師学校生の調理技術の向上に寄与し、社会で活躍できる人材を輩出することを目指しています。1986年(昭和61)から毎年2月に開催しています。
選手は日本・西洋・中国料理部門のいずれかを選びエントリーします。

ロゴマーク。頭文字のGPでコック帽をデザインしているロゴマーク。頭文字のGPでコック帽をデザインしている

前回大会は、より多くの学生・生徒が学校で培った力を発揮できるよう課題を見直し、全国大会の競技内容を自由課題から統一課題に変更しました。地区大会は一部を除き対面で実施したものの、全国大会はコロナウイルス第6波の影響によりオンラインでの開催となり、課題は1作品のみでした。

今回の第38回大会は、地区大会も全国大会も原則対面で実施する予定です。全国大会は統一課題2作品を課し、味見審査も実施します。

■地区大会 2022年10月22日(土)~ 11月19日(土)

前回地区大会競技の様子前回地区大会競技の様子

地区大会調理作品(中国料理部門)地区大会調理作品(中国料理部門)

・出場者:
 日本・西洋・中国の3料理部門のいずれかを選択し、学内選抜を経た者
(1校各部門1人ずつ計3人まで出場可)
・競技内容:基本課題の調理

・審査内容:出来上がった作品を審査する
・審査委員:各地区の調理師学校の実習担当教員等
・日程、場所:

※地区の分け方は、協会サイト「全国の学校一覧」https://www.jatcc.or.jp/for_students/school_list/でご確認ください。地区大会出場校を知りたい場合は、会場校へお問い合わせください。

■ 全国大会  2023年2月22日(水)
・作業会場:武蔵野調理師専門学校(東京都豊島区南池袋3-12-5)
・表彰式会場:調整中
・出場者:
 
地区大会通過者計53人(日本料理部門20人、西洋料理部門20人、中国料理部門13人) ※予定
・競技内容:
 
応用課題の調理 [部門ごとに統一課題2作品]
・審査委員:
 
著名なシェフ及び調理師学校の教員等
・賞:
 
内閣総理大臣賞、衆議院議長賞、参議院議長賞、後援省庁の大臣賞等
 

  • 第38回大会概要

名称:
第38回調理師養成施設調理技術コンクール
出場対象者:
全国の調理師学校(275校)に在籍する卒業見込み者約13,000人(校長の推薦を受けた者)
主催:
公益社団法人 全国調理師養成施設協会
後援:
厚生労働省、文部科学省、農林水産省、国土交通省観光庁及び調理関係15団体

前回大会内閣総理大臣賞受賞者前回大会内閣総理大臣賞受賞者

前回大会内閣総理大臣賞受賞作品前回大会内閣総理大臣賞受賞作品

■公益社団法人 全国調理師養成施設協会とは?
1973年(昭和48)設立。全国210校の調理師養成施設(いわゆる調理師学校)を会員とし、質の高い調理師の養成に力を注いでいる。主な事業は当大会の運営をはじめ、教材の出版、「調理技術教育学会」、食育普及活動等。
調理師養成教育は、専修学校をはじめとして、高等学校、各種学校、短期大学等さまざまな学校群・教育課程で展開されている。

服部幸應会長服部幸應会長

 

タイトルとURLをコピーしました