学校に海がやってきた!?海のお魚を育て・学び・悩み・論議するリアル養殖体験!“陸養プロジェクト2022”「お魚受け入れ式」を開催しました!

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“陸養”プロジェクト実行委員会は小学校でのヒラメの養殖プロジェクトをスタートさせ、9月に「お魚受け入れ式」を実施しました。本委員会では「陸上養殖」の体験を通して水産資源の大切さ・自分たちが住む地域の海の問題について学んでもらう取り組みを展開しており、今年度の実施校は東京都渋谷区立神宮前小学校、千葉県松戸市立馬橋小学校、大阪府堺市立東深井小学校、郡山ザベリオ学園小学校、富山県魚津市立よつば小学校、愛知県蒲郡市立蒲郡南部小学校の6校です。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」の一環です。

 

  • イベント概要

・開催概要:「お魚受け入れ式」
・日  時:2022年9月9日(金)~9月27日(火)13時55分~15時35分
・開催場所:東京都渋谷区立神宮前小学校 (9月27日(火)13時40分~15時15分)
      千葉県松戸市立馬橋小学校  (9月16日(金)13時45分~15時20分)
      大阪府堺市立東深井小学校  (9月15日(木)9時40分~11時30分)
      郡山ザベリオ学園小学校   (9月26日(月)10時45分~15時30分)
      富山県魚津市立よつば小学校 (9月22日(木)13時50分~15時30分)
      愛知県蒲郡市立蒲郡南部小学校(9月9日(金)13時55分~15時35分)
・参加人数:各校5・6年生 計425名
・協力団体: NPO日本養殖振興会(プロジェクト共催・水槽考案)
 

  • 命を預かるということ

ヒラメ専用の水槽の設置から少しの期間を空けて、いよいよヒラメを受け入れる日がやってきました。それぞれの学校で、NPO養殖振興会代表理事の斉藤先生がヒラメの育て方や注意点についてお話をされ、児童たちは改めて命を育てる・預かるということについて気を引き締めているようでした。

 

  • ヒラメと待望のご対面

斉藤先生のお話を聞き、代表の児童たちが校長先生からヒラメを渡されます。1つのバケツに1匹ずつ入ったヒラメはとても小さな、産まれて間もない稚魚です。1校につき10匹渡されたヒラメを児童たちが水槽に移し入れ、無事ヒラメたちは新たな居場所に辿り着きました。目の前にある小さな命を見つめる児童たちの目はこれから自分たちの手で命を育てるんだという緊張と、ヒラメがどういう風に育っていくのかというワクワクに溢れているように見えました。この体験が、海について考える一つのきっかけになってくれたらと思います。

 

  • 参加した児童からの声

・学校で海のお魚を育てられることに、ワクワクする
・これから地域の大人の人たちに海のことを教えてもらえるのが楽しみ
・ヒラメがどうやって海で生きているか調べたい

<団体概要>

団体名称 :”陸養”プロジェクト実行委員会
URL   :https://rikuyou.uminohi.jp/
活動内容 :「陸上養殖」を通し、水産資源の貴重さ、生命の大切さ、自分たちが住む地域の海の問題について学んでもらい、こどもたちに海の未来について考えてもらう機会を提供すべく活動しています。
2018年4月 陸養プロジェクト実行委員会発足 。これまで、全国10地域23の小学校(青森・千葉・東京・静岡・埼玉・栃木・富山・長野・愛媛・長崎)で陸養プロジェクトを実施。実施地域の企業や専門家と連携し、地元の海に関する問題や魚の生態等を学びながら、プロジェクトの最後には育てたヒラメをどうするか、学校ごとに結論を出してきました。
 

 ※プロジェクト協賛
団体名称 :NPO日本養殖振興会
URL         :https://npojco.org/home/
活動内容 :これからの日本を背負って立つ子ども達に、この日本が誇る『人工種苗による養殖技術』の素晴らしさを伝えることを趣旨とし、日本の漁業の将来を担う人財育成及びその人財が活躍できる農山漁村地域での活性化、雇用促進を最終的な目標としています。
 

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
 

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