登壇者は、第99代総理大臣で、2020年10月26日の所信表明演説において、日本が2050年までにカーボンニュートラルを宣言した菅義偉元総理大臣。菅氏は2030年に向けて温室効果ガスの削減目標を掲げるなど、カーボンニュートラルを日本で初めて積極的に推進してきた総理大臣です。今回は、2050年カーボンニュートラルという確定した共通目標に向けて講演します。また、開催地区である千代田区の区長・樋口高顕氏にも登壇。国際都市・首都東京の中心に位置し、政治、 経済、文化・教育等多様な中枢機能が集積する千代田区の地球温暖化対策地域推進計画の現状と課題を講演。その他、カーボンフリーコンサルティング㈱の池田陸郎氏の講演に加え、東京都、千代田区を交えたパネルディスカッションも行います。
開催背景 |
企業と社会のサスティナビリティの両立が“企業の稼ぐ力”に 経済産業省が提唱しているサスティナビリティ・トランスフォーメーション(SX)は「企業のサスティナビリティ」と「社会のサスティナビリティ」を両立させることが前提となっています。脱炭素への取組は、経済分野において積極的に取り組まれているSDGsの目標13にも該当しており、SX推進の第一歩として有効です。企業に対する脱炭素への要請は日々強まっており、中小企業も対応が必須となりつつあり、千代田区でも対策条例や推進計画が策定され、企業の取組みが重要視されています。しかし、排出量の約75%を占める業務部門企業の排出量は逆に増えています。報告書提出状況も、昨年度では義務提出企業の約49%が未提出でした。これは、脱炭素への取り組みコストに対してメリットが薄いと考える中小企業が多く、対処方法や制度等の情報が乏しい事が原因として考えられます。また、脱炭素への社会の要請を過小評価している企業も存在します。当会議所では、中小企業には、脱炭素をはじめとする社会の要請と事業を両立させる事で、稼ぐ力が高まる事を理解してもらう必要があると考えています。 自社の状況に合った取組みを始める中小企業を増やすことを目指して 今回のシンポジウムを通して、脱炭素への取組みを契機に、サスティナビリティ課題への取組みが企業の稼ぐ力を高めることを中小企業に理解してもらい、自社の状況に合った取組みを始める中小企業を増やすことを目指します。脱炭素への取組みは、既存の商品・サービス、営業活動といった企業活動に付加価値を与え、取引先との関係性の維持や新たな取引先の獲得にもつながる等、企業のサスティナビリティ向上につながると考えています。 |
事業名称 | カーボンニュートラルの実現が企業の稼ぐ力を高める |
開催日時 | 2022年6月20日 18時00分~20時00分(17:30登録開始) |
開催場所 | 有楽町朝日ホール
(〒100-0006 東京都千代田区有楽町2丁目5−1 有楽町マリオン11階) |
スケジュール |
18:01 第一部 基調講演(菅義偉元総理大臣) 2050年カーボンニュートラルという確定した共通目標に向けて、今後日本経済がどのように変化していくのか。また、カーボンニュートラルによって社会のサスティナビリティに寄与する事が、企業のサスティナビリティ向上へどう繋がるのかを講演いただきます。 18:40 第二部 講演①(樋口高顕千代田区長) 19:00 第二部 講演②(池田陸郎氏) 19:30 パネルディスカッション(池田陸郎氏・黒澤宏明氏・印出井一美氏) 20:00 閉会 |
【登壇者概要】
① 菅義偉元総理大臣
自由民主党所属の衆議院議員。 横浜市会議員、総務副大臣、総務大臣、内閣府特命担当大臣、郵政民営化担当大臣、自由民主党幹事長代行、内閣官房長官、沖縄基地負担軽減担当大臣、拉致問題担当大臣、自由民主党総裁、内閣総理大臣などを歴任。
② 樋口高顕千代田区長
千代田区 区長
京都大学法学部卒業(平成19年3月)
株式会社電通国際情報サービス(平成19年4月~平成26年3月)
東京都議会議員(平成29年7月~令和3年1月)
千代田区長に就任(令和3年2月8日~)
③ 池田陸郎氏
カーボンフリコサルティグ㈱ 国内事業部長
デジタルグリッド㈱ プラットフォーム事業部 REC Manager
事業構想大学院大学 事業構想研究所 客員研究員
④ 宮武和弘氏
東京都 政策企画局 国際金融都市担当 部長
⑤ 印出井一美氏
千代田区 環境まちづくり部 部長(計画担当部長兼務)
参加費/参加方法 | 無料・事前登録制 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSefhQwz30YIKpjGGzYLRMf1VRSYAt-4JdRpp0Vo04i0uNrkag/viewform 後日、公益社団法人東京青年会議所YouTubeチャンネルにて一部アーカイブ配信も行います。 |
主催/主管 | 主催:公益社団法人東京青年会議所 主管:千代田区委員会 |
後援団体 | 千代田区、東京商工会議所千代田支部 |
協力団体 | 東京都、千代田区、株式会社きらぼし銀行、カーボンフリーコンサルティング株式会社、アスエネ株式会社、 MS&ADインターリスク総研株式会社 |
協賛企業 | 株式会社ティ・ディ・シー、池田浩一郎法律事務所、株式会社新東通信、株式会社全国警備保障、キハラ株式会社、行政書士法人佐藤事務所、株式会社直井克敏建築設計事務所、新東化学株式会社、株式会社フカノ、株式会社アネシス、株式会社きらぼし銀行、アスエネ株式会社、MS&ADインターリスク総研株式会社、ひなた総合法律事務所、株式会社クオリアグローバルエージェンシー、三共商事株式会社、株式会社美ノ久、株式会社東洋相互サービス、社会保険労務士事務所ステディ、株式会社総合サービス、エヌエスティ株式会社、スター食品工業株式会社、インテルコム株式会社、田島・寺西法律事務所 |
【チラシURL】
https://prtimes.jp/a/?f=d73012-20220519-642f5b5418714ef83b497350f9a74623.pdf