- 作付面積、収穫目標
「羽生愛菜プロジェクト」が開始した2021年度の1期プロジェクトでは、当社で製造・販売している農業用ハウス「G-Castle Neo48」を使用し、作付面積約900㎡内に約1,300本のきゅうりを定植。今年度の2期プロジェクトでは、農業用ハウス「G-Castle ProⅠ」を使用し、作付面積約5,200㎡内に約7,000本のきゅうりを定植。昨年度から作付面積を拡大したことできゅうりの定植本数が約5倍に増加しました。
今後の収穫量として、2022年9月~2023年6月の期間で計234トン(1反あたり45トンの出荷)、2023年9月~2024年6月の期間で計260トン(1反あたり50トンの出荷)を目標として掲げています。
- 販売先の拡大
1期プロジェクトでは2021年9月24日に羽生市内の「super KENZO」へ初出荷をさせていただきました。2期目である今年度は、「super KENZO」に加えて、地域の「ヤオコー」や「Beisia ベイシア」の計3社へ販売先を拡大しました。
- タカミヤの愛菜、農場長のコメント
天気にも恵まれ、全面定植後の初出荷までの立ち上がりは順調に進みました。しかし、油断せずに今後の実証栽培の課題を一つ一つ着実にクリアしていきたいと考えております。
- タカミヤが製造・販売する農業用ハウスについて
【G-Castle ProⅠ】
G-Castle ProⅠは、一般社団法人 日本施設園芸協会が推奨する「日本型大型(1ha)標準モデル」 に準じ開発した新型ハウスです。大型アーチと水平梁をトラス構造で補強することにより、高軒高でありながらアーチピッチを極限まで広げ、高い採光率を確保しています。大きな空間、高換気効率、高採光性を実現しながら 耐候性も高く、安心かつ高収量が期待できるハウスです。
【G-Castle Neo48】
G-Castle Neo48は、栽培環境のコントロールと周年栽培に最適な、高耐候性と高採光性を実現した新型ハウスです。独自の設計手法により極力日影となる鋼材を減らし、堅牢でありながらより採光性の高い、作物の生育に理想的な環境となります。大きな天窓を屋根の両面に標準装備しているため、換気性も高く、ハウス内の環境制御や高温対策に取り組みやすい仕様になっています。
【G-Castle シリーズ カタログ URL】
https://www.takamiya.co/product/catalog/pdf/gcastle.pdf
- 羽生愛菜プロジェクトとは
羽生愛菜プロジェクトは、ITやIoTの技術を取り入れ、きゅうりの収量をあげるための栽培方法や、良質ないちご・ミニトマトを育てるための栽培システムの実証実験を行います。また、現場作業の省力化やカイゼン活動、労務管理システムの導入など、使用していただく生産者様のためにより機能性の高い栽培施設の開発にも取り組んでいきます。
ITやIoTの技術としては、ハウス内環境のセンサリングを行い、得られたデータを蓄積および見える化します。得られたデータを活用した各種設備の制御を行うことで、長年の知見に頼らなくても栽培が可能な農業を目指します。
タカミヤでは、建設用足場の製造で培った金属加工技術を用いてより頑丈なハウス作りに取り組んできました。これまでのノウハウを活用したハウスで実際に作物を育て、より生産者視点を取り入れることで今後のさらに使いやすい施設の開発や提案に役立てていきます。
- 会社情報
社名 :株式会社タカミヤ
代表 :髙宮 一雅
本社所在地 :大阪市北区大深町 3-1 グランフロント大阪 タワーB27階
URL :www.takamiya.co
設立 1969年6月21日 /資本金10億 5,214万円 /従業員数 760名(連結従業員数 1,268 名)
事業内容 仮設機材の開発、製造、販売及びレンタル、仮設工事の計画、設計、施工
社名 :株式会社タカミヤの愛菜
代表 :鎌田 秀顕
本社所在地 :東京都中央区日本橋3-10-5 オンワードパークビルディング12階
ファーム所在地:埼玉県羽生市大字日野手新田字清右ヱ門130-1
URL :https://www.takamiya-aisai.jp/
Instagram :https://www.instagram.com/takamiya_aisai/