自動運転車の高度な車載電子システムの安全性を保証する開発手法に関する国際規格であるISO21448が2022年6月30日に発行、2022年8月16日に対訳版が発行されました。
ISO 21448は、ISO 26262(機能安全)が故障に対するリスクを扱うことに対し、故障に依らない一般性能のリスクを扱うためにISO26262が網羅しきれなかった部分の安全性を補完することを目的としており、ISO/DIS 34502と相互参照する関係にあります。
本説明会は、単なる規格の説明だけではなく 標準化背景や最新動向、及び規格概要を紹介します。規格策定に関与したメンバーならではの説明が聞ける貴重な機会になります。
関係皆様のご参加を心よりお待ちしております。
◆説明会概要
ISO 21448 SOTIF(意図した機能の安全性)制定動向説明会
開催日程:2022年10月21日(金)13:00~16:00(予定)
開催形式:zoomによるオンライン開催
◆受講対象
・自動車及び関連する部品メーカーの開発、生産、市場投入後の安全管理に携わる方
・ISO21448 SOTIF対応を検討されている方
・規格開発に携わったエキスパートならではの講義を聞きたい方 など
◆講師(五十音順)
大村 一世 日産自動車株式会社
東道 徹也 株式会社デンソー
永井 芳幸 トヨタ自動車株式会社
山本 吉則 本田技研工業株式会社
プログラム、セミナー詳細等については、以下サイトをご参照くださいますようお願い致します。
URL:https://webdesk.jsa.or.jp/seminar/W12M1010/index/0000459
▼ ISO 21448:2022 自動車-意図した機能の安全性 のご購入についてはこちら
URL:https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0090/index/?bunsyo_id=ISO+21448%3A2022
※セミナーにご参加の方は、当日ISO21448規格をお手元にご用意ください。
■日本規格協会グループ(JSA)について
日本規格協会は、1945年12月に 「工業標準化及び規格統一に関する普及並びに啓発等を図り、技術の向上、生産の能率化に貢献すること」を目的に設立されました。
我が国の総合的標準化機関として当協会では、JISの開発、JSA規格の開発、国際規格ISO、IECの開発、JIS規格票の発行と販売、国際規格・海外規格の頒布、年間約100種類に及ぶ多彩なセミナーの提供、ISO 9000、ISO 14000をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、品質管理検定(QC検定)等の事業に取り組んでおります。