女性用排尿ケアシステム「ピュアウィック」メディコンが介護施設や在宅介護の方向けに本格販売

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BDのグループ会社である株式会社メディコン(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:阿知波達雄、以下メディコン)は、排尿機能を維持しながら、排尿管理をサポートする「ピュアウィック™ 女性用体外式カテーテル」(以下、ピュアウィック)を介護施設や在宅介護の方向けに本格販売いたします。

また、今まで情報発信が少なかった介護施設の方や在宅介護をされている方々への情報サイトを9月に開設し、製品に関する情報やお問い合わせを受け付けてまいります。

  • 女性用体外式カテーテル「ピュアウィック」とは

ピュアウィック™ 女性用体外式カテーテルピュアウィック™ 女性用体外式カテーテル

ピュアウィックは、2019年5月に販売開始した、女性の排尿ケアをサポートする体外式カテーテルで、柔らかいガーゼ面を患者さんの尿道口に合わせて装着し、吸引装置と接続することで持続的に尿を回収する仕組みとなっています。ベッドで排尿しなければならない患者さんの精神的な負担を軽減するとともに、自排尿することで患者さんの自立を促すことに貢献します。ピュアウィックは、非侵襲的な排尿ケアが可能であり、1日2回の交換で済むため、オムツかぶれやオムツ交換等にかかる介護者の負担を軽減するなど、これまでの排尿ケアの課題を解決するデバイスとして期待されています。​​

  • ピュアウィック™ 採尿システムが介護保険適用となり、介護市場へ本格参入 

ピュアウィック™ 採尿システムは持ち運び可能な採尿専用の吸引装置を備えています。2021年1月からは介護保険制度の福祉用具貸与*1の自動排泄処理装置としてTAISコードを取得しました。
併せて、ピュアウィック™ 女性用体外式カテーテルも特定福祉用具購入の種目でTAISコードを取得しております。
よって、貸与費用の原則1割負担(一定以上の所得のある者は、2割または3割)でご利用いただけます。今後は病院等医療施設に加え、介護施設や在宅介護を希望する多くの方々にご使用いただけるようになります。

また、新たにピュアウィックを検討される介護施設や在宅介護者のために、メディコン所属の看護師(クリニカルサポート)が、対面またはリモートでハンズオン*2を行うことで、お客様のご不安を解消しスムーズな導入をサポートいたします。

ピュアウィック™採尿システム・ピュアウィック™女性用体外式カテーテルピュアウィック™採尿システム・ピュアウィック™女性用体外式カテーテル

福祉用具貸与*1:  https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/group22.html
貸与費用の1割(一定以上所得者の場合は2割又は3割)を利用者が負担します。また、要介護度別に1ヵ月の支給限度額が決まっているため、他の介護サービスとの組合せの中で限度額に応じた福祉用具をレンタルする必要があります。
ハンズオン*2: 人体モデルと製品を用いた使い方の説

  • ピュアウィック製品情報サイト 「女性に寄り添う排尿の新しいカタチ」

ピュアウィック導入を検討する際に参考となる製品情報や、使用方法などが確認できる情報サイトを2022年9月にオープンしました。 https://www.bdj.co.jp/ucc/purewick/

本サイトでは、以下のようなコンテンツを提供いたします。
●1分でわかるピュアウィックの仕組み(動画)
●ピュアウィックをご使用いただける対象の方とは?
●ピュアウィックができること
●導入事例等の資料ダウンロード

メディコンはピュアウィックを日本の介護施設や在宅介護市場へ本格的に販売することで、利用者様が介護施設やご自宅で快適な生活を送るとともに、介護者の排尿ケアにかかる負担が軽減されることを願っております。
 

  • 製品概要

  • 株式会社メディコンについて

株式会社メディコン(〒541-0046 大阪市中央区平野町2丁目5-8 平野町センチュリービル9F)は、1972年にC.R.Bard社の手術用、検査用、泌尿器科用ディスポーザブル製品を輸入販売する「日本メディコ」として設立。小林製薬との出資比率が同等となる「株式会社メディコン」を経て、2015年よりC.R.Bard社の100%子会社として、血管、泌尿器および外科領域における治療用医療機器の販売で事業を拡大してきました。2017年12月、BDのC.R.Bard社買収に伴い、株式会社メディコンはBDグループの一員となりました。
主要製品:排尿ケア関連製品、エンドユロロジー関連製品、クリティカルケア関連製品、カテーテル固定関連製品、放射線治療関連製品、IVR関連製品、生検関連製品、ヘルニア手術関連製品、外科関連製品、PEG関連製品、静脈栄養・化学療法関連製品、透析関連製品
 

  • BDについて

BD(ベクトン・ディッキンソン アンド カンパニー)は、医療技術で世界をリードし、医療分野での新たな知見を求め、診断や治療の質を向上させることで、「明日の医療を、あらゆる人々に™」というパーパスの実現を目指しています。患者さんの治療や医療プロセスに関する革新的な技術やサービス、シリーズを開発することによって医療の最前線で活躍する人々を支えています。世界で75,000人におよぶBD社員は、次世代の診断・治療法の研究開発の現場で研究者をサポートし、臨床現場における医療従事者の安全性や医療効率を向上させ、医学研究者たちによる診断技術の研究を促進するよう日々努力をしています。世界のあらゆる国の医療機関とパートナーシップを組み、世界規模の最重要課題に取り組むとともに、顧客である医療機関と緊密に連携することで、医療効果の改善やコスト削減、効率化、安全性の向上、医療アクセスの促進に寄与しています。日本においては、2019年より、薬局における薬剤在庫管理を効率化する薬局ロボットを上市し、2020年7月に日本初となる市販薬用OTCデジタルディスプレイの実証実験を開始しました。また、新型コロナウイルスの検出に貢献するBDの全自動リアルタイムPCR「BDマックス™ 全自動核酸抽出検出システム」は全世界で使用されており、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検出専用試薬が2020年6月に発売となりました。2017年、BDはC.R.Bard社をグループに迎え入れ、同社製品をBD製品ラインアップに加えました。
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