弊社では、大量給湯分野においては、地球温暖化の原因ともなるフロンではなく自然冷媒のCO₂を冷媒として使用し、ヒートポンプ技術により従来型の電気温水器の約1/4の電気エネルギーによってお湯を沸かすことのできる、優れた省エネ性と環境性能を持つ業務用エコキュートの技術開発と普及を推進しております。
セット型式：CHP151005SK-2＋リモコン
今回発売する「イトミック業務用エコキュート小型機（15kW）」は、発売以来「小～中規模店舗施設向け」の業務用エコキュートとしてご好評を頂いております。新製品は、従来機同様の加熱能力を持ちながらフルモデルチェンジを行うことで、さらにお客様ニーズにお応えできる製品になったと確信しております。
- エコキュートの特長
既設のガスや重油などの燃焼系ボイラーからエコキュートに変えることで、クリーンな給湯環境を構築することができます。イトミック業務用エコキュートは環境性とランニングコストの低減を考慮し、自然冷媒CO₂を使用して、ヒートポンプでお湯を沸かす給湯機です。
【エコキュートでお湯を沸かすしくみ】
エコキュートは自然冷媒（CO₂）を使用したヒートポンプ給湯機です。フロン系の冷媒（R410A）と比較すると地球温暖化係数は1/2,000、オゾン層破壊係数は0となっており、今後の地球環境を守るためにもますます需要が高まっております。
- 製品の特長
【特徴】
(1) 加熱能力：15kW／年間加熱効率：4.0。
(2) 20トン／日の給湯量が得られます。小～中規模施設まで十分にカバー可能です。※1
(3) 熱源機は、現行品サイズを維持しアンカー位置など入替に配慮した設計としました。※2
(4) 熱源機・新型タンクユニットの配管口径を25Aにすることで、より多くの給湯量を確保きます。
(5) 新型タンクユニットを開発しました。貯湯量500リットル／高圧力（0.49MPa）標準採用としました。
(6) 新型タンクユニットは、高さ2000mm以下で現場搬入も容易です。
(7) 新型タンクユニットは、3本（1500リットル）のタンク連結（熱源機１台に対して）が可能です。
※1：出湯温度60℃換算、外気温度7℃、4台にて算出。※2：本製品は従来型のイトミック業務用エコキュート小型機（型式：CHP-15HF）および、2019年10月を持って終了した他社製エコキュートなど、市場での同等品の入替に対応できるよう製品寸法・アンカー位置・制御・能力等を合わせて設計しております。
- タンクユニットの連結や既設貯湯タンクの組み合わせも柔軟に対応
タンクユニットのご紹介
新型タンクユニット は500リットルタンク。高さ寸法 2000 mm 以下としたため現場搬入も容易です 。また、熱源機１台に対して 3 台（500リットル×3台＝1500リットル）の連結が可能です 。
高圧力を活かせる25Aの配管口径で、一度にたくさんのお湯を供給することが可能です。標準で490kPaという高い給湯圧力。圧力を活かし、タンクから離れた場所や階上にも給湯可能です。シャワーはより強く、お風呂のお湯はより早く貯めることが可能です。
【また入替などにも柔軟な対応が可能！】
弊社製および他社製の同スペック機種が2019年10月頃までに生産終了を致しております。本製品は熱源機は 従来製品と変わらない サイズ で、 アンカー の 位置など入替に配慮した設計としました。既設の貯湯タンクと組み合わせた熱源機単独運転仕様もございます。
入替にお困りの場合にはぜひ弊社へお問合せ下さい。
- 製品型式、希望小売価格
セット品については以下の型式となります。物件単位でお見積りいいたしますので、希望小売価格は弊社へお問合せください。
| 貯湯量 | セット型式 | 希望小売価格(税抜) |
| 500L |
CHP-151005SK-2 内容）熱源機ユニット：CHP-15H2×1台 タンクユニット：CHP-500TSK×1本（500リットル） |
お問合せ下さい |
| 1,000L |
CHP-151010SK-2 内容）熱源機ユニット：CHP-15H2×1台 タンクユニット：CHP-500TSK×2本（1,000リットル） |
お問合せ下さい |
| 1,500L |
CHP-151015SK-2 内容）熱源機ユニット：CHP-15H2×1台 タンクユニット：CHP-500TSK×3本（1,500リットル） |
お問合せ下さい |
| 熱源機 単独運転 |
CHP-15H2 内容）熱源機ユニット：CHP-15H2×1台 ターミナルボックス：TB-15×1台 |
お問合せ下さい |
※リモコンやそのほか関連商品がございます。
- 当社について
日本イトミックは、日本初の業務用電気給湯器メーカーとして、長年に渡り、業務用電気給湯システムのパイオニア企業として業界をリードしてきました。なかでも、日本初のCO2冷媒活用する業務用エコキュートは、環境性能が高く、低ランニングコストを実現。さまざまな業界団体から注目を集めたこの製品は、給湯環境に革新をもたらしたといっても過言ではありません。これまでの発想では対応することができない領域までもカバーする、高いレベルの知見と目線。それが70年以上の実績が育んだ日本イトミックの企業力です。
【会社概要】
会社名：株式会社日本イトミック
代表者：代表取締役 社長 守屋 浩文
ホームページ：https://www.itomic.co.jp/
創業：昭和23年3月（1948年3月）
設立：昭和32年3月（1957年3月）
本社所在地：〒131-0045 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリーイーストタワー24F
電話番号：03-3621-2121（大代表） FAX番号：03-3621-2130
業務内容：業務用電気給湯機器（温水器、給湯器、湯沸器、瞬間湯沸器、ボイラー、業務用エコキュート、給湯ユニット、水栓等）の企画、設計、開発、製造、販売及びメンテナンス
【関連子会社】
会社名：株式会社イトミック環境システム
代表者：代表取締役 社長 清時 和哉
ホームページ：http://www.itomic-ks.co.jp/
設立：平成17年（2005年）
本社所在地：〒614-8264 京都府八幡市岩田南野1-1
電話番号：075-983-0358（大代表） FAX番号：075-983-3672
工場敷地面積：15,600平方メートル
業務内容：環境設備機器の製造、熱交換機器等の製造、給湯設備器具等の製造、管工事業
