KPMGコンサルティング、スパークルと仙台市におけるスマートシティの取組み促進に向けた連携に関する協議を開始

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KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、スパークル株式会社(旧社名:株式会社MAKOTOキャピタル、本社:宮城県仙台市、代表取締役:福留 秀基、以下、スパークル)と、仙台市をはじめとした東北地方におけるスマートシティの取組み促進を目的に、スマートシティ・インパクト投資ファンドの組成・運営支援を視野に入れた連携に関する協議を開始します。
KPMGコンサルティングは、2022年6月、仙台市から「スマートシティ推進協議会運営支援業務(仮称)」として仙台市全体のスマートシティに関する取組みを取りまとめる協議会の設立支援業務を受託したほか、「仙台市×東北大学スーパーシティ構想推進協議会運営支援等」の業務を受託し、仙台市におけるスマートシティ推進の支援を進めています。

そのような状況を受け、仙台市をはじめとした東北地方に向けたスタートアップ支援のためのベンチャーファンドを運営するとともに、仙台市スタートアップ・エコシステム推進協議会の事務局として戦略策定の主要部分を担当したほか、東北地方における共創パートナー・アクセラレーターとして豊富な経験と実績を持つスパークルと連携することで、KPMGコンサルティングは、全国に先駆けて、仙台市におけるスマートシティ・インパクト投資ファンドの組成・運営支援を通じて、持続可能なスマートシティの新たなスキームの構築を目指すことを検討します。

なお、このたびのスマートシティ・インパクト投資ファンドのような、ソーシャルインパクトファンドは、官民連携での組成が開始されているものの、まだ確立段階にはなく、KPMGコンサルティングとしても初めての事例となります。スマートシティの取組みにソーシャルインパクトファンドを活用することで、現在、多くが実証の域に留まっている取組みを加速化させつつ、社会的意義をもたらす有効な解決策の1つとなると考えています。
 

スマートシティ・インパクト投資ファンドのイメージスマートシティ・インパクト投資ファンドのイメージ

さらに、KPMGコンサルティングとスパークルは、将来的なソーシャル・スタートアップ事業者向けの支援についてもあわせて検討します。

KPMGコンサルティングは、ソーシャル・バリューを創出するためのインパクト指標の開発・運用支援を担うことにより、仙台市のスマートシティ活性化に貢献しつつ、東北地方をこえて全国で活用可能な新たなソリューションの開発を目指します。
 

参考)KPMGコンサルティングが受託している仙台市のスマートシティの取組み参考)KPMGコンサルティングが受託している仙台市のスマートシティの取組み

スパークルについて
スパークルは、2022年8月31日、株式会社MAKOTOキャピタルからスパークル株式会社に社名変更しました。仙台市をはじめとした東北地方に向けたスタートアップ支援のためのベンチャーファンドを運営しており、仙台市スタートアップ・エコシステム推進協議会の事務局として戦略策定の主要部分を担当した他、東北大学や会津大学における創業支援の取組みや東北の地場企業向けに行う経営・DX推進支援等、東北地方における共創パートナー・アクセラレーターとしての実績が豊富です。

KPMGコンサルティングについて
KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
 

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