豊泉家(ほうせんか)グループ、一般財団法人SF豊泉家 『豊泉家PCR検査センター』では、新型コロナウイルスまん延の第7波の対策として、大阪大学発ベンチャー企業である株式会社アイキャット(以下、iCAT)との協議、バリデーションを重ね、この度新たに始める3つの取り組みをご報告させていただきます。
- ①新たな検査試薬の導入
iCATが開発した新たな検査試薬『iCAT DIRECT MasterMix』(以下、iDM)を活用することで、検査判定に要する
時間の大幅な短縮に成功いたしました。
(これまでの3分の1程度)
時間短縮に伴い、1日あたりの検査数も柔軟に対応が可能となりました。
- ②検体採取方法の変更
これまでは、2mlの唾液の採取が必要でした。
一見すると少なく感じますが、唾液の採取が難しい幼児や、唾液の分泌が減少しやすい高齢者にとって、2mlの唾液採取は長い方で30分ほどの時間を掛けて、採取されておりました。
新しい採取方法として、「1mlの生理食塩水を口の中に含み、15秒ほどで採取容器に吐き出す」ことで検体の提出が可能になりました。
※現在、豊泉家PCR検査センターでは唾液採取が難しい幼児や、唾液採取が難しいとお申し出頂いた場合に対応しております。
- ③最新の検査機器導入
7月から稼働している【大阪コロナ高齢者医療介護臨時センター・ほうせんか】(所在地:大阪市住之江区)で、導入されておりますモバイルPCR装置『PicoGene』と検査試薬『iDM』を用いることで、1検体あたり15分で結果判定が可能となったため、体調の変化による急な検査にも早期に対応することが可能となりました。
新たな変異株による感染者数の増加で、不安になっている方も多くいらっしゃると思います。
豊泉家グループでは、無料検査場、発熱外来(北大阪ほうせんか病院)、コロナ病棟の運営など、発症から治療、復帰までを支える事業を展開しております。
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