- 店舗のバリアフリー化における課題
バリアフリー対策を検討する店舗の多くはこのような声を漏らす。
「バリアフリーにしたい気持ちもある。障害者の方々の状況を考えると重要性も理解している。ただ、新型コロナウイルスの影響が大きく、売上が減少している中でバリアフリー対策は難しい」
このように、店舗はバリアフリー化は検討はしているが金銭面で難しいことが多い。
- サンテール渋谷がバリアフリー基金を導入した背景
サンテール渋谷は、グルテンアレルギーの方も楽しめる店舗を目指しながら、1人でも多くの方々に空間やサービスを楽しんでもらえるお店づくりを目指している。
お客様一人一人が良いなと思うポイントがあると考えており、幅広い層に来てもらうためにはどうしたら良いのかをずっと模索していた。
そこで、バリアフリーな社会の実現をするために活動する一般社団法人Ayumiと出会い、グルテンフリーとバリアフリーの融合を考えるようになった。
サンテール渋谷にはバリアフリートイレと駐車場がないことから、周辺のバリアフリートイレや駐車場の事情把握のために調査を行い、対応場所がどこにあるのかを来店した障害者達に伝えるようにしている。
しかし、バリアフリー対応やスタッフの思いやりだけでなく、今必要としている当事者が最善で求めてることに耳を傾け、それにあった貢献が出来ればと考えた。
障害者の方々を中心としたバリアフリーを必要とする人達に、できることから協力したいという考えのもと、一般社団法人Ayumiが運営するバリアフリー基金の導入を決定。
サンテール渋谷 マネージャー飯田氏は「バリア(障害)がひとつでも多く無くなってほしい。また、障害の有無における人生の選択肢の差を、バリアフリー基金を通して一緒に解決していけたら嬉しい。バリアフリーな環境や社会を必要としている方へバリアが解消できるように今後も取り組んでいく。この活動が一人一人が歩み寄り、助け合う環境作りになることを信じている」とコメントを寄せている。
例:バリアフリー基金特別メニュー(提供:サンテール渋谷)
例:バリアフリー基金-特別募金箱(提供:サンテール渋谷)
- バリアフリー基金を創設した一般社団法人Ayumi 代表理事 山口広登からコメント
「物理的に、金額的にバリアフリー対策が出来ない。でも、障害者の方々のために小さなことからでも何か取り組みたい」と考えてくださる店舗や企業と一緒に何かできないかと考えて生まれたのが、このバリアフリー基金です。
バリアフリー基金を通していただいた寄附金をもとに、障害者の方々の賃金向上やバリアフリーな社会作りに向けた活動促進、店舗のバリアフリー化に向けた後方支援に繋げていきます。
また、基金における活動レポート作成(年1回の基金活動報告書等)・WEBサイトページ作成・賛同企業や店舗の記事作成等の多くの仕事があり、障害者雇用の創出に繋げることができます。
この基金が「障害の有無における区別や人生の選択肢の差を無くしていきたい」「バリアフリーな社会になってほしい」と考える人や店舗が増えるきっかけにいけるよう目指していきます。
そして、店舗や来店者と一緒により良い社会を創っていけると信じています。
バリアフリー基金にご賛同いただける方はcontact@the-ayumi.jpまでお問い合わせ下さい。
- 会社概要
店舗名:サンテール渋谷(& avan)
所在地:東京都渋谷区神泉町1−20 松濤ビル 1F
マネージャー:飯田弥亜
店舗URL:https://www.santale-shibuya.com/
Googleマップ:https://goo.gl/maps/SHwtsXeB57sFyir77
Instagram;https://www.instagram.com/santale_shibuya/
電話番号:03-6416-1856
法人名:一般社団法人Ayumi
代表理事:山口広登
設立:2021年8月
所在地:東京都渋谷区神宮前六丁目23番4号 桑野ビル2階
事業内容:バリアフリー認証・バリアフリー基金・バリアフリーメディア
法人URL:https://the-ayumi.jp
バリアフリー基金URL:https://the-ayumi.jp/barrirefree-fand/
電話番号:03-6778-2636
■お問い合わせ先
担当:山口広登
メールアドレス:contact@the-ayumi.jp