その一環として、このたび「町田市転入者アンケート調査」を実施しました。この調査では、コロナ禍の中で町田市に転入した人のきっかけや重視点などを把握するとともに、コロナ前の同調査と比較し、転入者の変化を分析しました。その結果、コロナ禍による通勤頻度の減少により、住環境にこだわった暮らしを求める30代ファミリーが、「日常生活の利便性」「子育て環境」「価格」などに魅力を感じて転入してきたことがわかりました。
- 調査結果の概要
■30代以下ファミリーや30代以下単身者の転入が増加
転入者の構成は、30代以下ファミリー(19.7%)、30代以下単身者(17.9%)、30代以下夫婦(16.0%)で半数以上を占めています。2018年調査に比べ、30代以下ファミリーや30代以下単身の割合が増加しました。また、子どものいる世帯の子どもの年齢は、就学前の割合がやや減り、小学生、中学生の子どもの割合が増えました。
■30代以下ファミリーはコロナの影響を受けて転入
引っ越しに新型コロナウイルス感染症の影響があった人は約3割で、単身よりも夫婦やファミリーのほうが影響を受けています。最も影響があった層は、30代以下ファミリーの34.5%で、「テレワークの普及により、通勤の頻度が減った」(15.2%)、「自宅にいる時間が増え、住環境にこだわった暮らしがしたかった」(12.3%)などの理由があげられています。
■30代以下ファミリーは、「生活の利便性」「子育て環境」「住宅価格」がそろう町田市に期待
30代以下ファミリーの引っ越しのきっかけは、「住宅の都合」(45.6%)、「子どもの誕生」(32.2%)、「子育て・教育環境の改善」(29.8%)が高くなっています。また、引っ越しで重視した点は、「家賃や住宅の価格の手ごろさ」や「住宅の条件」が高くなっています。
町田市に期待する点は、「買い物などの日常生活の利便性」や「子育て・保育環境」、「住宅購入・賃貸の価格相場」などの割合が高くなっています。
■まとめ
今回の調査結果から、
コロナ禍によりテレワークが進んだことで通勤の頻度が減り、住環境にこだわった暮らしのできる住宅を求め、「子供の誕生」や「子育て」などをきっかけに引っ越しを検討する30代ファミリーが、町田市の「日常生活の利便性」「子育て環境」「価格」などに魅力を感じ転入してきた
と考えます。
※調査結果の詳細は、ホームページに掲載しています。
https://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/miraidukurikenkyujo/katudounaiyou/after-covid19/tennyuusyaanketokekka.html
- 調査概要
■調査の目的
本調査は、2020年4月1日以降に町田市に転入された方を対象に、本市へ転入したきっかけや転入時に重視したことなどを質問し、コロナ前後の転入者の変化を把握することで、アフターコロナの郊外都市のあり方についての研究に役立てることを目的に実施した。
■調査の方法等
※参考:2018年度調査の方法等
- 東京都町田市について
人口約43万人、東京都の南部に位置し、都心から電車で30分程度の場所にある町田市。町田駅周辺は大型商業施設が立ち並び、古くから栄えてきた商店街も健在。駅から少し離れると、里山の風景、緑いっぱいの公園、地場野菜を作る農地など、自然も多くあります。街の便利さと自然のどちらも味わえるまちです。
■町田市HP
https://www.city.machida.tokyo.jp/
■まちだ子育てサイト
https://kosodate-machida.tokyo.jp/index.html
■まちだシティプロモーション(町田市公式)@machida_cp
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