アイデアの表現方法は自由!燕三条無人駅発のアイデアコンテスト、第3回「EkiLabものづくりAWARD」が開催中。

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第3回目のテーマは「はこぶ」。アイデアの表現方法は自由!
『ものづくりAWARD』とは、新潟・燕三条地区のものづくり技術と応募者の自由な発想をつなぎ、受賞作品には試作や商品開発までサポートすることを目的にしたアイデアコンテストです。第3回目となる今年度のテーマは「はこぶ」。ものを、ひとを、考えを、価値を、そして希望を「はこぶ」。皆さまの頭の中にある「はこぶ」のイメージや想いをEkiLabがカタチにし、世の中に「はこぶ」お手伝いをします。

AWARDは【一般の部/クリエイターの部】と【小中学生の部】に分けられ、【一般の部/クリエイターの部】はグランプリ1作品、優秀賞2作品。【小中学生の部】はグランプリ1作品、優秀賞1作品。全部門にてJR賞1作品と各審査委員賞7作品の各賞が設けられています。グランプリを受賞したアイデアは商品化され(※小中学生の部は商品試作まで)、JR賞と優秀賞には商品開発(試作まで)がサポートしてもらえます。他にも、各賞には豪華景品が用意されるなど、嬉しい特典が満載のアイデアコンテストとなっています。

応募資格は、国内外問わず日本語・Webでの各種連絡に支障がない方であれば、誰でも参加が可能(※小中学生の部は日本国内在住の方になります)。燕三条地域の加工技術をいかしたものを主材(金属・アルミ・ステンレス・紙・アクリル・プラスチック・木等)とした、現実的に商品化することができる素材を想定したものであれば、アイデアの表現方法はイラストでも模型でも自由に応募ができます。応募方法はWEBまたは郵送にてご参加ください。

[応募期間]
2022年7月1日(木)〜9月18日(日)
〇WEB 9月18日(日)24:00
〇郵送 9月18日(日)必着
※審査結果発表 2022年11月中旬予定(YouTube Liveにて)

[応募方法]
公式サイトより
https://eki-lab.com/award

『AWARD2021』審査結果発表、優秀作品は商品化へ。
応募総数143作品の中から各賞に選ばれた受賞者と審査員を招いた『AWARD2021』授賞式が、2022年4月16日に新潟県三条市の三条ものづくり学校で開催され、主要賞には以下の作品が選ばれました。

・ものづくりAWARD一般/クリエーターの部 グランプリ受賞作品:「卓上メタル杵&臼」
・ものづくりAWARD一般/クリエーターの部 JR賞 受賞作品:「はこノート」
・その他受賞作品と受賞者一覧はこちらから >> https://eki-lab.com/award2021/
 

▲Photos by 大石 隼土▲Photos by 大石 隼土

▼第2回ものづくりAWARDグランプリ受賞:「卓上メタル杵&臼」
卓上やアウトドアで使える金属製の杵と臼。作者の川越健矢氏が地元のボランティアで年1回やっていた餅つきが最近は衛生面を理由になくなり、餅つきの楽しさを広めたいという気持ちから発案。木製と違い重量があり、卓上サイズでも十分な重さを確保できるため、小さいながらもしっかりと餅つきができるアイテムになっています。(※現在、商品化に向けて開発中)
 

▲『卓上メタル杵&臼』(Photos by 大石 隼土)▲『卓上メタル杵&臼』(Photos by 大石 隼土)

▲『卓上メタル杵&臼』のアイデアシート(※アイデアは実用新案出願中)▲『卓上メタル杵&臼』のアイデアシート(※アイデアは実用新案出願中)

▲一般/クリエーターの部グランプリ 川越健矢氏(新潟県)(Photos by 大石 隼土)▲一般/クリエーターの部グランプリ 川越健矢氏(新潟県)(Photos by 大石 隼土)

“かなり重いものからリアルな臼のディテールを生かしたものまで、現段階で3タイプの試作品をつくっていただきました。段階的に機能性が上がりつつ、改良の余地はまだあると思いますが、必死で試作品を仕上げるスタッフの方々の熱量に感動しています”

▼第2回ものづくりAWARD JR賞受賞:「はこノート」
冊子から切り離した紙を展開して箱をつくり、アクセサリー入れやお菓子を入れる器として活用できるノート。作者の中野瑚都氏が、幼い頃から遊んできたという折り紙から着想を得た作品です。(※2022年度内の販売を目指し開発中)
 

▲『はこノート』(Photos by 大石 隼土)▲『はこノート』(Photos by 大石 隼土)

 

 

※『はこノート』のアイデアシート(※アイデアは意匠登録出願中)※『はこノート』のアイデアシート(※アイデアは意匠登録出願中)

東日本旅客鉄道株式会社新潟支社長 小川治彦氏からのメッセージ
『AWARD2021』授賞式では東日本旅客鉄道株式会社新潟支社長の小川治彦氏から、第2回応募作品への総評としてメッセージが送られました。

 

▲東日本旅客鉄道株式会社新潟支社長の小川治彦氏(Photos by 大石 隼土)▲東日本旅客鉄道株式会社新潟支社長の小川治彦氏(Photos by 大石 隼土)

“物を使う人が喜ぶ笑顔や、使われる場所で起きるドラマが想像できるような作品が多かった。これが今回の特徴でした。次回もまた、今回を上回るぶっ飛んだ作品を期待します”

第1回グランプリの日本酒をガチャガチャで販売する『ガチャぽん酒』は、2022年度内の実装を予定しています。一方で、電車のシート間に装着するパーテーションを立案しJR賞を獲得した『安心シートで旅ライフ』も改良を重ねた末に実用化され、東北新幹線での利用が始まっています。発売の方法や価格など、最新情報は随時EkiLab公式ホームページより発信予定です。

新潟・燕三条地区のものづくり技術と、応募者のアイデアをつなぎ、リアルな商品開発へと発展させる『EkiLabものづくりAWARD』。第3回の募集もスタートしているので、ぜひ公式サイトよりご参加ください!

『EkiLabものづくりAWARD 』NEWS MEDIA QETIC特集記事はこちらから!

▼第一弾特集:アーティスト・ぼく脳が仕掛ける『EkiLabものづくりAWARD2021』側方支援企画
「既成概念という箱を壊せ!」
https://qetic.jp/art-culture/ekilab-award-03/408512/

▼第二弾特集:『EkiLabものづくりAWARD2021』グランプリ&JR賞受賞者の喜びの声“最速”インタビュー!
https://qetic.jp/technology/ekilab-award-04-211129/418261/

▼第三弾特集:『EkiLabものづくりAWARD2021』授賞式が開催。式典の終わりには『AWARD2022』のテーマも発表!
https://qetic.jp/technology/ekilab-220526/431158/

INFORMATION: EkiLab帯織
JR東日本グループ(東日本旅客鉄道株式会社、JR東日本スタートアップ株式会社、株式会社CAMPFIRE )が2018年12月3日から2019年1月9日の間に募集した新規事業案「地域にチカラを!プロジェクト」の「無人駅の活用」で提案したプラン、「信越本線帯織駅を活用して燕三条地域の産業発信地と交流拠点にしたい」が選ばれ、2020年10月1日にオープンした燕三条の地域活性化拠点。運営は、EkiLab帯織のために設立した株式会社ドッツアンドラインズが行っている。
 

▲Photos by 安井宏充(weekend.)▲Photos by 安井宏充(weekend.)

〒959-1117 新潟県三条市帯織 2342番地2  /  TEL 050-1744-3814
利用時間10:00-22:00(年中無休)  /  ※スタッフ駐在時間 平日10:00-17:00
・公式ホームページ:https://eki-lab.com/
・EkiLab公式YOUTUBEチャンネル「エキラボ帯織」
https://www.youtube.com/channel/UCIlJSAYdEnTAdZHDcw5pEFA

▼お問合わせ
EkiLab帯織  担当者:館長 齋藤和也
TEL 050-1744-3814 
URL: https://eki-lab.com/

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