自動車廃材の活用でバリアフリービーチの構築と創出 バリアフリービーチイベントin鼠ヶ関を開催しました!

この記事は約4分で読めます。
ドリームやまがた里山プロジェクトは、8月17日(水)山形県鶴岡市鼠ヶ関のマリンパークねずがせきで、ビーチをバリアフリー化し、障がい者と健常者が共に海を体験、楽しむイベント「バリアフリービーチイベントin鼠ヶ関」を開催しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

前回(8月5日)参加できなかった山形県東村山郡山辺町の視覚障がい者施設のNPO法人「輝色」の 皆さん前回(8月5日)参加できなかった山形県東村山郡山辺町の視覚障がい者施設のNPO法人「輝色」の 皆さん

 

  • イベント概要

・開催概要:バリアフリービーチイベントin鼠ヶ関
・日程:2022年8月17日(水)
・開催場所:山形県鶴岡市鼠ヶ関マリンパークねずがせき
・参加人数:43名(山形県東村山郡山辺町の視覚障がい者施設NPO法人「輝色<きいろ>」、一般参加者家族、運営スタッフ)
 

  • マリンアクティビティを満喫!

最初のプログラムとして、マリンアクティビティを行いました。健常者と障がい者の方が一緒にビッグサップを体験しました。その後、障がい者の方はインストラクターと一緒にボートに同乗し、カヤックを楽しみました。参加者からは「潮風が心地よい」との声も。

 

  • 車いす体験&ビーチスター体験

視覚障がい者の方や一般参加者の家族が、車いすでのバリアフリースロープ走行体験を行いました。
また、水陸両用車いすを体験した視覚障がい者の方は「ゆらゆらと波に浮いてる感じがして気持ち良い」、「揺りかごみたい」と波を堪能している様子でした。

 

  • 視覚障がい者の方からのバリアフリーアドバイス

今後もバリアフリービーチを良くしていくために、視覚障がい者施設「輝色」の多田理事長から、白杖使用者として視覚障がい者目線のアドバイスをたくさんいただきました。
特に「ゴムマットは点字ブロック代わりになるのでありがたい」、「色弱者のためにマットに色別線があればなお良い」といった意見は、今後に活かしていきます。

 

  • 鼠ヶ関自治会様のご厚意に感謝

イベント会場のバリアフリースロープに、海水浴場の管理者様からの歓迎メッセージが掲示されていました。さらに、鼠ヶ関自治会の方は「かき氷プレゼント」のサプライズをしてくれました。
本事業が地域の方々に理解いただいていることを改めて実感できたイベントになりました。

<団体概要>
団体名称:ドリームやまがた里山プロジェクト
URL:https://www.dysp.org/
活動内容:それぞれ会員団体の特性を活かし、協働することでより大きな事業を達成できる、をコンセプトに団体が一丸となって地域活性化・社会貢献事業を実施している。日本財団助成事業の他、やまがた社会貢献基金助成事業や県内民間企業のCSR事業を受託し活動している。また、脱炭素社会を目指す活動にも参画し、ドリームやまがた里山プロジェクトとしてはもちろん、会員それぞれが環境保全活動等を通し、独自に山形県エコカップ事業の中でも活動の場を広げている。

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、“これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

タイトルとURLをコピーしました