【レンタル移籍者200人突破記念】大企業人材がベンチャー企業で働くとどうなるのか?インフォグラフィック「レンタル移籍の今」を公開!

この記事は約6分で読めます。
株式会社ローンディール(東京都港区、代表:原田未来)は、2022年7月をもってレンタル移籍者が200名を突破したことをお知らせします。これを記念して、最近のレンタル移籍の実績と関係者へのアンケート調査を実施、インフォグラフィックにまとめて公開しました。

ローンディールは、大企業の人材が一定期間ベンチャー企業で働く「レンタル移籍」という仕組みを提供しています。2015年よりサービスを開始し、2022年7月で導入企業は累積63社、レンタル移籍者は206名になりました。

この度、レンタル移籍者および導入する大企業にアンケート調査を実施し、約20項目の調査データとしてまとめました。前回は2020年のレンタル移籍者100人突破時にインフォグラフィック(*1)を発表していますが、この2年間での導入目的や業界の変化に加えて、移籍者の成長の背景にある経験や、ベンチャーを経て改めて大企業で働くモチベーションなどを調査しています。

社会の不確実性が高まる昨今、どのように人材を育て、エンゲージメントを高めていくべきか・・・これは多くの企業の課題となっており、「人的資本」への投資にも関心が高まっています。今回の調査を通して、レンタル移籍というプロセスにおける人材の成長要因や、大企業で働く個人の価値観の一端が明らかになりました。本データを、企業における人材戦略のヒントとして活用いただければ幸いです。
下記より詳細をご覧いただけますので、ご一読ください。

今後もローンディールは「レンタル移籍」を通じて、大企業における人材育成や組織開発、およびベンチャー企業の事業推進を支援してまいります。そして、一人でも多くの人が境界を超えてお互いに刺激を与えあい、挑戦が波紋のように広がっていく社会の実現に向けて取り組んでまいります。
 

 

「実績と関係者へのアンケートから見るレンタル移籍の”今”」コンテンツ

 ・レンタル移籍導入の実態

 ・レンタル移籍者の成長の背景
 ・自社に戻ってからのレンタル移籍者
 
 ※全ページはこちらからご覧ください。https://bit.ly/3w8wNZC

  データの最後にはレンタル移籍者の「声」も掲載しています。

 

内容紹介(一部抜粋)

【導入企業の業界の変化】

1~100人までは、情報通信や電子・電気機器メーカーからの移籍者が多くいました。一方で、それ以降は自動車関連、金融・保険、薬品メーカーなどの導入も増え、あらゆる業界で越境の取り組みが浸透してきています。

 

【レンタル移籍を導入する目的の変化】

100人までは、キャリア形成支援が44%、新事業創出が26%と、この2つを目的にする企業が多い傾向でした。しかし101人〜200人までは、既存事業変革が32%、経営者リーダー育成が25%と大きく増えています。
パンデミックを経てますます不確実性が高まる中、既存事業側も変革を迫られており、変革を牽引するリーダーが求められていることが伺えます。

 

【上司・人事に聞く!移籍者の成長を評価していますか?】
ズバリ、事務局・上司の皆さんに聞きました!レンタル移籍者の成長をどう評価していますか?
結果、半数以上にあたる53%の方が、移籍前の想定と比較して期待以上と回答!期待通りと合わせると、全体の82.6%が成長を高く評価しています。

 

【アンケートから見えたレンタル移籍者の成長のポイント】

 

【ベンチャー経験を経て、大企業で働くモチベーション】

レンタル移籍を終えた人に、「今の会社でがんばるモチベーション」を聞きました。

一番の理由は「大企業だからできることがあるから。」社外、とくにベンチャーを知るからこそ、大きな組織だからできることが明確になっている様子です。また「会社や働く人が好き」という組織への愛着を感じる回答が多い一方、WILLやパーパスのマッチをあげる人が少ないのも注目したいポイントです。また、将来の安定・福利厚生という受動的な理由をあげる人は比較的少なく、全体的に能動的な理由がモチベーションになっています。

※全ページはこちらからご覧ください。 https://bit.ly/3w8wNZC

 データの最後にはレンタル移籍者の「声」も掲載しています。

 

*1) 2020年「レンタル移籍者100人突破インフォグラフィック」はこちらから
https://loandeal.jp/wp-content/uploads/2020/09/LD-INFOGRAPHICS_compressed.pdf

・・・・・

関連イベントのご案内:9/14「ローンディールフォーラム2022〜企業の遠心力と求心力」

ローンディールフォーラムとは、様々なゲストを招いて人材流動化の意義や、これからの組織の在り方について考える機会です。今年のテーマは「企業の遠心力と求心力」。企業が価値創造や変革を推進していくためには、遠心力と求心力という2つの力を使いこなす必要があります。では、組織の遠心力・求心力とは具体的に何なのか?それらの力を強めて原動力とするために、企業は何をすべきか?

本テーマのもと、大企業の役員や若手社員、そして経営トップなど様々な立場のゲストを招き、議論を交わします。今年はDeNA会長 南場智子さん早稲田大学大入山章栄先生のご登壇が決定!登壇企業はデンソー、NEC、小野薬品工業、農林水産省、住友生命(敬称略)ほか。
本リリースのデータも交えて議論をしていきますので、ご都合よろしければご参加くださいませ。

<開催概要>
●日時:2022年9月14日(水) 15:00~18:30
●場所:
・オフライン会場:BASE Q(東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷 6F)
・オンライン:zoomでの配信を予定
●詳細・お申し込み:https://loandealforum2022.peatix.com/

・・・・・
【参考】株式会社ローンディールについて
企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を提供。
「レンタル移籍」は、研修・出向などの企業間契約に基づいて、イノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業と、事業開発力を強化したいベンチャー企業のマッチングによって実現します。
2015年9月にサービスを開始し、2022年8月現在、導入企業はトヨタ自動車・経済産業省・NTT西日本など大企業63社、206名。受入企業として543社のベンチャー企業が登録。オープンイノベーションの仕掛けとしても注目され、2019年に内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞において「選考委員会特別賞」を受賞。2020年度グッドデザイン賞(ビジネスモデル部門)受賞。 その他、発想力を鍛えるリアルケーススタディ「outsight(アウトサイト)」、地域・高校の現場で社会感度を高める「大人の地域みらい留学」を提供。
・LoanDEAL https://loandeal.jp/
・outsight  https://outsight.jp/
・大人の地域みらい留学 https://ocm.jp/

タイトルとURLをコピーしました