(※)使用済みPETボトルを回収・リサイクル処理したうえでPETボトルとして再生し、飲料の容器として用いること。
当社とウエルシアホールディングスは、2020年9月、栃木県内一部のウエルシア薬局店頭にて回収・分別された使用済みPETボトルを再原料化し、当社各工場にてコカ・コーラ社製品の容器として使用する「ボトルtoボトル」のモデルを構築することを目的とした実証実験を実施しました。使用済みPETボトルの回収量、質、回収コストなどの検証を行い、2021年より回収地域を栃木県全域、茨城県に拡大してまいりました。
当社はコカ・コーラシステムが目指す「容器の2030年ビジョン」(注2)において、パートナーとの協働による着実な容器回収・リサイクルスキームの構築などに取り組んでいます。当社が有する使用済みPETボトルの回収・再資源化に関する実績と、ウエルシアホールディングスの販売網を連携した「ボトルtoボトル」の取り組みの実施エリアをこのたび拡大することで、日本国内におけるさらなるPETボトルの循環利用への貢献を目指します。
【ウエルシア薬局との「ボトルtoボトル」協働事業プロセス】
(注1)
2020年9月、栃木県内のウエルシア一部店舗(11店舗)にPETボトル回収ボックスを設置し、「ボトルtoボトル」のリサイクルモデル構築に向けた実証実験を実施。
(ニュースリリースhttps://www.ccbji.co.jp/news/detail.php?id=880)
その後、対象地域・店舗を拡大し、2021年6月に栃木県(56店舗)、2022年2月に茨城県(113店舗)にて本格展開
(注2)
「容器の2030年ビジョン」とは(https://www.ccbji.co.jp/csv/environment/?id=tab3)
2025年までにすべてのPETボトル製品へのリサイクルPET樹脂などのサスティナブル素材(※)の使用、2030年までに販売した自社製品と同等量のPETボトルの回収、パートナーとの協働による着実な容器回収・リサイクルスキームの構築などに取り組んでいます。
※サスティナブル素材:「ボトルtoボトル」によるリサイクルPET素材と、植物由来PET素材の合計