JOURNEY TO YEMEN 「コーヒーからめぐる世界」──コーヒー文化発祥の地 イエメンの旅 in 福岡・六本松 蔦屋書店

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世界70カ国以上で医療・人道援助活動を行う国境なき医師団(MSF)は8月8日(土)から23日(日)まで、福岡市の六本松 蔦屋書店にて、「JOURNEY TO YEMEN(ジャーニー・トゥー・イエメン)『コーヒーからめぐる世界』──コーヒー文化発祥の地 イエメンの旅」を開催します。この企画展では、中東イエメンの豊かな文化や暮らしを紹介するとともに、長引く紛争の影響を受ける人びとの現状を伝えます。

豊かな文化を持つイエメン

イエメンでは、2015年から続く内戦に貧困や食料不足が重なって人道危機が長期化し、現在、福岡県の全人口(約508万人)に相当する約520万人が避難生活を余儀なくされています(※)。母子保健などの医療も危機的な状況にあり、MSFはイエメン各地で大規模な医療・人道援助活動を続けています。

紛争や人道危機の一方で、イエメンには豊かな歴史や文化が息づいています。コーヒー交易で栄えたモカ港を持つイエメンは、コーヒー文化発祥の地といわれ、古くから家族や友人がともにコーヒーを楽しむ時間が大切にされてきました。

※国連難民高等弁務官事務所 2026年

世界の人道危機への関心を深めるきっかけに

この企画展では、イエメンの美しい風景や人びとを写し続けてきたドキュメンタリー写真家・森佑一氏の作品を展示するほか、イエメンのコーヒーや伝統的な文化、生活を紹介。また、イエメンの人道危機の現状や、MSFが行っている医療・人道援助活動についても展示で伝えます。

休日には、子ども向けの企画や、イエメンの文化、食、音楽に触れるスペシャルイベントも開催。さらに、イエメンコーヒーの輸入販売を行うモカ・オリジンズによるイエメンコーヒーの試飲・販売も行います。

このイベントを通じて、多くの方が文化や暮らしの多様な側面からイエメンを知り、世界の人道危機への関心を深めるきっかけとなることを目指します。

2025年には北海道・江別 蔦屋書店にて開催した © Yuichi Mori Photography  © Jun Higurashi

開催概要

JOURNEY TO YEMEN 「コーヒーからめぐる世界」

──コーヒー文化発祥の地 イエメンの旅 in 六本松 蔦屋書店

■開催期間:2026年8月8日(土)~8月23日(日)

■開催時間:10:00~18:00

■開催場所:六本松 蔦屋書店 

福岡県福岡市中央区六本松4丁目2−1 六本松421 2階

福岡市営地下鉄七隈線「六本松」駅 直結 

■入場料:無料

■主催:特定非営利活動法人 国境なき医師団日本

■特別協力:六本松 蔦屋書店

■お問い合わせ:国境なき医師団日本 広報部 collabo@tokyo.msf.org

■ウェブサイト:https://www.msf.or.jp/event/detail/20260808.html 

イベントの見どころ

■写真作品の展示

イエメンの取材をライフワークとし、美しい風景や生き生きとした人びとを写し続けてきたドキュメンタリー写真家・森佑一氏の作品を展示します。

■暮らしを伝える展示

イエメンの人びとの暮らしに欠かせないコーヒーの紹介や、伝統的なラグなどの生活雑貨や衣装の展示で、人びとの暮らしを伝えます。「乳香」や「没薬」などのお香も、香りを楽しめる実物を展示します。

■食文化の紹介

煮込み料理に使う鉄鍋の展示や、米料理やラクダの焼き肉などの写真を通じて、イエメンの食文化を紹介します。(料理の提供はありません)

■芸術の紹介

白いしっくいと色鮮やかなステンドグラスが織りなす、イエメンを代表する建築様式の一つである「カマリア窓」をイメージした展示を行います。また、1400年以上の歴史を持つ文字芸術であるアラビア書道の作品を展示します。

■子どもたちが描いた絵の展示

紛争の影響で心に傷を負った人びとに、MSFは心のケアを行っています。心のケアのプログラムに参加する子どもたちが病院で描いた絵を展示します。

■MSFの活動の展示

イエメンで起こっている人道危機と、MSFが行っている医療・人道援助活動について展示で伝えます。

■クロスワードパズルに挑戦!

会場内に隠されたヒントを見つけて、クロスワードパズルに挑戦。イエメンについて楽しく学べます。

■チョッパーと記念撮影

MSFの公認サポーターである『ONE PIECE』のチョッパーと一緒に写真を撮影できるフォトスポットも設置します。

イエメンの写真や生活雑貨、子どもたちが描いた絵などを展示

会期中に行う子ども向け企画とトークイベント

■子ども向け:夏休み特別編 「世界といのちの教室」 in 六本松 蔦屋書店

「世界といのちの教室」は、人道問題を遠い世界の出来事ではなく自分ごととして捉え、行動を起こせる人材を育むことを目的とした参加型の教育プログラムです。MSFのスタッフが、世界で起きている命の危機や人道援助についてお話しします。

【日時】2026年8月11日(火・祝)

午前の部 11:00~11:45(45分)/ 午後の部 13:30~14:15(45分)

【対象】小学4年生~中学3年生

【参加費】無料

【定員】50人(申込先着順)

 

■子ども向け:【夏休み特別企画】イエメンの文化と国境なき医師団を知ろう!
イエメンはどこにあるのか、どのような食文化や暮らしがあるのかを、イエメン出身のタレックさんやMSFスタッフと一緒に学びます。

【日時】2026年8月15日(土)14:00~15:15

【人数】25名
【参加費】無料

【参加対象年齢】小学生以上推奨

【登壇者】アルモガヘッド・タレック(モカ・オリジンズ代表)/丸井和子(MSF ロジスティシャン)​/森佑一(ドキュメンタリー写真家)

 

■スペシャルトーク:JOURNEY TO YEMEN──イエメン文化と人びとの暮らし

写真、医療、文化研究、旅、それぞれの視点から、イエメンの人びとの暮らしや社会の現状を紹介します。当日は、イエメンコーヒーの魅力を日本に伝えるモカ・オリジンズによる、香り豊かなイエメンコーヒーのテイスティングも実施します。

【日時】2026年8月16日(日) 14:00~15:30​

【人数】25名(申込先着順)

【参加費】無料

【登壇者】

Part1:森佑一(ドキュメンタリー写真家)/丸井和子(MSF ロジスティシャン)​

Part2:佐藤寛(日本イエメン友好協会 専務理事)/アルモガヘッド・タレック(モカ・オリジンズ代表)​

ナビゲーター:森卓也(六本松 蔦屋書店 旅のコンシェルジュ)

■スペシャルトーク&ライブ:JOURNEY TO YEMEN──魅惑のアラブ料理と音楽

Part1では、日本各地でアラブ料理を楽しむ会を開催している斉藤亮平氏が、家庭でも楽しめるアラブ料理の魅力を紹介します。また、イエメンで活動経験を持つMSFの看護師・道津美岐子が現地の様子について話します。(料理の提供はありません)
Part2では、アラブ音楽で「楽器の女王」とも呼ばれる弦楽器ウードと、葦で作られた縦笛ナイの幻想的な音色をお届けします。香り豊かなイエメンコーヒーを楽しみながら、イエメンの人びとの暮らしに触れる機会を提供します。

【日時】2026年8月22日(土)14:00~15:30 ​
【人数】25名(申込先着順)
【参加費】無料
【登壇者】
Part1:斎藤亮平(中東料理研究家)/道津美岐子(MSF 看護師)​
Part2:荻野仁子(ウード奏者)/宮崎信子(ナイ奏者・作曲家)​
ナビゲーター:松尾宗能(六本松 蔦屋書店 音楽のコンシェルジュ)

会期中のイベントのお申込みはウェブサイトから 

「JOURNEY TO YEMEN 『コーヒーからめぐる世界』──コーヒー文化発祥の地 イエメンの旅」 in 六本松 蔦屋書店 | イベント情報 | 国境なき医師団
国境なき医師団のイベント情報を掲載しています。国境なき医師団は民間で非営利の医療・人道援助団体です。

■登壇者プロフィール

森佑一(ドキュメンタリー写真家) 

1985年香川県生まれ。2012年より写真家として活動を始め、同年5月にデイズジャパン主催のフォトジャーナリズムワークショップに参加。日本国内では、震災被災地、市民運動、広島、長崎、沖縄等の撮影を行う。2015年から2017年の2年間、JICA海外協力隊員として中東ヨルダンにて環境教育の活動に従事。現在は海外に活動の場を広げ、戦時下にある国や地域の実情を取材発信している。これまでに取材で訪れた主な場所は、ギリシャ、フィリピン、バングラデシュ、ヨルダン、パレスチナ、イスラエル、ジブチ、イエメン、ウクライナ、シリア等。ライフワークはイエメン取材。

アルモガヘッド・タレック(モカ・オリジンズ 代表) 

イエメン出身。留学をきっかけに来日。2018年にイエメンでコーヒーを栽培する兄コサイとタッグを組みモカ・オリジンズを設立。政情不安により生産が困難になったイエメンコーヒーの輸入・販売を手掛けている。イエメンコーヒーの伝統を守り現地の小規模農家を支援するほか、戦争のイメージばかりでなく大切に守られてきた豊かな文化を多くの人に知ってほしいと、イエメンやアラビア文化の魅力をSNSやイベントを通して発信している。

      

丸井和子(MSFジェネラル・ロジスティシャン) 

教育現場で4年半働いた後、海外でのボランティア活動に2年間参加し、世界で起きていることを身近に感じるように。紛争や難民のニュースに触れる中で、自分の力ではどうすることもできない苦境にある人たちに、命や健康を維持するための医療を届ける活動に携わりたいという思いから、MSFに興味を持つ。2018年にMSFに参加し、イエメンや南スーダン、ナイジェリアなど6カ国、8回の派遣を経験。埼玉県出身。

  

佐藤寛(開発社会学舎 主宰)

1981 年アジア経済研究所入所。退職までの42年間イエメン地域研究に従事。二度にわたりサナア大学客員研究員等でイエメンに滞在。1990年大阪万博、2005年愛・地球博でそれぞれイエメン館出展代表代理を務め、イエメン館の展示運営を支援。現在日本イエメン友好協会専務理事。主なイエメン関係の著作に「イエメン:忘れられし者の存在証明(上・下)」(『地平』2024/7-8、「イエメン国民への愚弄をやめよ――最悪の人道危機の原因と解決への道筋」(『世界』2019/3)、「忘れられた戦争  イエメンの人々を襲う人道的崩壊」(『世界』2017/8)、「人道危機に直面するイエメン」(『世界』2017/1)、『イエメンものづくし』(アジア経済研究所、2001)、『イエメン-もうひとつのアラビア』(アジア経済研究所、1994 年)など。本年、『イエメンを知るための63章』を共編著として上梓した。

森卓也(六本松 蔦屋書店 旅のコンシェルジュ) 

1974年福岡県生まれ。六本松 蔦屋書店の立ち上げから蔦屋書店に参画し、「旅コンシェルジュ」として活動をスタート。これまで137ヶ国、日本47都道府県、有人離島60島以上を旅するトラベルホリック。「日本で一番旅する書店員」として旅の書籍はもちろん、世界の食やカルチャー、文学や歴史にも造詣が深く、選書や企画の評価も高い。店舗での活動以外にも外部イベントへの登壇やメディア出演、寄稿、オリジナル旅グッズの企画制作など、活動は多岐にわたる。文学部出身・小説家志望の冒険型書店員。

斉藤亮平(中東料理研究家) 

1983年東京都生まれ。国立音楽大学卒業後、青年海外協力隊でシリアへ派遣。シリア・ハマ県パレスチナ難民地区の小、中学校で音楽教師として2年間を過ごす。その後、ブータン王国の音楽学校にてピアノ教師、日本の音楽出版社勤務の後、シリア難民支援活動に従事。2017年~2025年J  IM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)にて小児がんや白血病の子どもたちを支援する活動に従事。趣味の料理が高じて中東各地でレシピを収集、定期的に料理教室を主催。中東の人びとを身近に感じてもらおうと、全国で講演、執筆、料理イベントを開催している。また、難民キャンプ専用バンド「ババガヌージュ」を結成し、中東各地の難民キャンプで音楽ライブを行なっている。

道津美岐子(MSF 看護師・医療コーディネーター)

長崎県出身、看護師。看護学校卒業後、11年間の総合病院勤務を経て1994年タンザニアのルワンダ難民キャンプで初めて海外援助活動に関わる。2004年よりMSFの医療援助活動に参加。2006年~2009年MSF日本事務局勤務の後、再びフィールドでの活動を続けている。これまでに20カ国の派遣経験を持つ。2025年5月~9月イエメンで活動。

  

荻野仁子(アラブ伝統楽器ウード奏者)

福島県出身。3歳より大学入学までクラッシックピアノを学ぶ。その後エジプト、チュニジア等への渡航を重ねるうちウードと出会い、2003年より常味裕司氏に師事。アラブ音楽・ウード演奏法を学ぶ。松本泰子氏に歌唱師事。スペイン、モロッコ、エジプト、イラク等でも演奏活動をし、音楽は国境を超えて通じ合えることを体験。アラブ音楽に限らずセファルディ音楽・ペルシャ音楽・オリジナル音楽での弾き語りもする。2017年よりトルコ文化センターウード講師。子供から大人までオリエント文化を楽しく知ってもらう新しい試みとして、音楽紙芝居を企画。『アラビアの星ものがたり』『アリババと40人の盗賊』『古代漂流ギルガメシュの夜』の脚本をつくりChalChalの音楽紙芝居として上演している。

宮崎信子(フルート・ナイ・篠笛奏者、作曲家)  

音楽も人生も「旅」であると感じ、世界の音楽を迎え入れ独自のスタイルで演奏。 神奈川県出身、カリフォルニア育ち。インディアナ大学フルート科、ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院民族音楽科修士課程修了。フルートをトーマス・ロバーテロ氏、篠笛を元鼓童メンバーの渡辺薫氏に師事。アラブの笛ナイをバッサーム・サーバ、サミール・シィブリーニ各氏に師事。ニューヨークを拠点に活動中、クラシック・ジャズ・和太鼓等様々なプロジェクトで北南米・ヨーロッパ・中国ツアーに出る。ニューヨーク・アラビック・オーケストラでは首席フルートを務める。2015年、自作曲であるオーケストラと篠笛のための「祈り風」をカーネギーホールで演奏。同年、自分のアートで社会の役に立てないものかと中東のレバノンに移住し、演奏の傍らシリアやレバノンの子供達の音楽教育に携わる。滞在中「ウーミ」としてアルバムを発表。2020年に帰国し、独自のプロジェクト「Contra3」ではアラブ音楽、即興等を取り入れたオリジナルな世界を繰り広げる、またChalChalや常味裕司氏等アラブ音楽界のミュージシャンらと精力的に活動中。

    

松尾宗能(六本松 蔦屋書店 音楽のコンシェルジュ)

1990年頃よりミュージシャンとして活動。バンド「インスタントシトロン」を結成し活躍。その後レコードショップ「Parks」開業。2016年音楽レーベルParksRecords設立。多くのアイドルやシンガーへの楽曲提供やサウンドプロデュースを行う。六本松 蔦屋書店オープン時より音楽のコンシェルジュとして勤務。売り場のレコードの選定やお客様へのレコメンドを担当する。プロとしての作曲力は高く、その音楽知識は深く幅広い。

JOURNEY TO YEMEN 「コーヒーからめぐる世界」

──コーヒー文化発祥の地 イエメンの旅 in 福岡・六本松 蔦屋書店

イベントウェブサイト

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