夏の自由研究に、環境移送ベンチャーイノカがおくる、小学生向け体験型 環境エデュテインメント「サンゴ礁ラボ」京都、岐阜、千葉、渋谷で夏休みに開催

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人工的にサンゴ礁の生態系を陸上に再現する「環境移送技術」(※1)の研究開発を行う株式会社イノカ(本社 : 東京都港区、代表取締役CEO : ⾼倉葉太、以下「イノカ」)は、2022年夏、自由研究テーマとしても最適な体験型 環境エデュテインメントプログラム「出張サンゴ礁ラボ」を各地で開催いたします。
サンゴ礁ラボとは
イノカが2020年から実施し、これまでにのべ2000名以上の子どもたちが参加した「サンゴ礁ラボ」は、生態系・環境問題・人と自然の共生のシンボルであるサンゴという生き物を通じて、海や生き物のおもしろさや可能性、深刻な環境問題といった重要なテーマについて、楽しみながら学ぶことのできる小学生向けの体験型”環境エデュテインメント(Education × Entertainment)”プログラムです。
プログラム内では、通常では南国の海や研究施設でしか見ることができない本物のサンゴに実際に触れて白骨標本との比較ワークショップや、クイズ形式でのサンゴの生態学習など、子どもたちが楽しむことをベースに現代に不可欠な生態系をはじめとする自然について地球規模の視点での学びを得ることができるコンテンツを多数用意しております。
生き物の観察を通して海にふれていただくことで、ひとりひとりの「おもしろい!」を見つけていただき、海を守るヒーローとして第一歩を踏み出していただくプログラムとなっております。

参考: イノカが考える「環境教育」については、当社COO竹内による下記の記事をご覧ください。
https://note.com/takakurayota/n/n50efdb11f242

開催概要

 

・8月6日・7日 「洛西高架下こども大学 らくさいサンゴ礁ラボ」
https://www.taut-rakusaiguchi.com/news/rakusaikids8-6-7/
※キャンセル枠の募集を受付中(8/5 10:00まで)

・8月18日 森ビルキッズワークショップ2022「とらのもんにサンゴ礁!?生きた本物のサンゴに触れ、海の環境問題について学ぼう!」
https://www.hillsform.com/contents/kws2022_017
※募集終了してます

・8月20日・21日 「出張サンゴ礁ラボ inモレラ岐阜」
https://malera-gifu.com/topics-shopnews/detail.cgi?id=4503

・8月23日 毎日メディアカフェ&毎日小学生新聞 学びのフェス「アラムコ出張サンゴ礁ラボ」
https://www.manabi-fes.net/
※ アラムコ・アジア・ジャパン株式会社
https://japan.aramco.com/ja-jp/who-we-are/our-presence-in-japan/company-profile

・9月18日・19日 「出張サンゴ礁ラボ inユニモちはら台」

・8月6日〜10月2日 サザエさん×海と日本プロジェクト 「サンゴ礁ラボ」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000868.000077920.html

※サンゴ礁ラボ開催当日の取材対応も可能ですので、ご相談ください。

イノカが取り組む課題とアプローチ
株式会社イノカは「人と自然が共生する世界をつくる」というビジョンを掲げ、日本で有数のサンゴ飼育技術を持つアクアリストと、東京大学でAI研究を行っていたエンジニアが2019年に創業したベンチャー企業です。
ネイチャーアントレプレナーシップを体現するスタートアップ企業として、地球環境における重大な課題である海洋生物多様性の保全や、海洋が潜在的に持つ価値を最大化する「海の見える化」に取り組んでいます。
当社が先進的に取り組んでいる代表例が「サンゴ礁生態系の保全」です。
サンゴ礁(サンゴが形成する地形)は海の表面積の0.2%を占めるにすぎない一方で、サンゴ礁海域には海洋生物種のうち約25%(約10万種)が生息。
サンゴ礁の生物多様性は、海洋における遺伝資源の宝庫とされています。例えば、海洋遺伝資源を由来とする製品化事例としては、抗がん剤や研究用試薬などが挙げられます。また、日本には全世界における造礁サンゴ約800種類のうち約450種類ものサンゴ種が沖縄から鹿児島エリアに分布するなど、世界有数のサンゴ礁生態系を有していることから、日本固有の海洋遺伝資源は、潜在的な価値も含めて重要な資源とみなされています。
しかしながら、20年後には気候変動に伴う海水温の上昇によりサンゴの70~90%が死滅する可能性があると予測されており、サンゴ礁生態系が有する豊かな遺伝資源も失われる恐れがあります。

沖縄のサンゴ礁。日本は、世界のサンゴ種のうち半分以上が分布するサンゴ大国である。沖縄のサンゴ礁。日本は、世界のサンゴ種のうち半分以上が分布するサンゴ大国である。

イノカはサンゴ礁生態系に代表されるグローバルな海の課題を解決すべく、独自の環境移送技術を通じて海洋における新しい知見の抽出を推進するとともに、世論形成とールメイキングを戦略の柱として位置付け、行政・民間企業・研究機関との戦略的パートナーシップを強化しています。
イノカでは環境課題解決および、自然科学をベースとしたイノベーション創出を志す人材の輩出が人と自然の共生を目指す上で必要であると考え、教育事業に力を入れております。

サンゴ礁ラボでは、小学生を対象に海や生き物の面白さを知ってもらうことで、子どもたちの多様で豊かな個性を開放し、海洋、そして地球を守る仲間を増やしていくことを目指してまいります。

【サンゴ礁ラボ開催希望の商業施設・企業を募集しております】
イノカではサンゴ礁ラボを日本全国で開催しております。
企業のファミリーイベントや、商業施設の販促イベントとしてサンゴ礁ラボを開催したい方を募集しております。

<主な対象>
・CSR活動の一環としてイベントの企画を検討している企業
・SDGsへの取り組みに力を入れたい商業施設
・環境教育やアントレプレナーシップ教育に力を入れたい地方自治体

<実施に向けた想定フローの例>
・開催時間や内容のお打ち合わせ
・現場下見
・集客・宣伝
・開催
※ 柔軟にご対応可能ですので、 info@innoqua.jp 宛にお問い合わせください。

株式会社イノカについて
イノカは「人と自然が共生する世界をつくる」ことをビジョンに掲げ、国内有数のサンゴ飼育技術を持つアクアリスト(水棲生物の飼育者)と、東京大学でAI研究を行っていたエンジニアがタッグを組み、2019年に創業したベンチャー企業です。
「海の見える化」をミッションに掲げ、自然を愛し、好奇心に基づいて飼育研究を行う人々の力と、IoT・AI技術を組み合わせることで、任意の生態系を水槽内に再現する『環境移送技術』の研究開発を推進しています。2022年2月には世界初となるサンゴの人工産卵実験に成功しました。
当社は、遺伝資源を含む海洋生物多様性の価値を持続可能にすることを目的として、2022年7月には国内ベンチャー企業としては初の事例となる、「自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:以下「TNFD」)」のフォーラムメンバーへの参画を公表しております。
 

会社名 株式会社イノカ
代表者 代表取締役CEO 高倉 葉太
設立 2019年4月
所在地 東京都港区虎ノ門3-7-10 ランディック虎ノ門2階
会社HP https://corp.innoqua.jp
お問合せ info@innoqua.jp
 

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