千葉県松戸市在住のBMXプロライダー佐々木元(ささきもと)選手(鎌ケ谷巧業株式会社所属)が、4月22日から3日間ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)で開催されたアクションスポーツの世界的競技大会「Xゲームズ」で19年ぶりに競技に復活したBMXフラットランドで銅メダルを獲得しました。本市では、大会前に取材した佐々木選手のインタビュー動画も公開しています。大会にかける意気込みなども語ってくれていますので、ぜひご覧ください。
- 千葉・松戸から世界へ 今注目のBMXプロライダー 佐々木元×莊司ゆう
「Xゲームズ」は、1995年に米スポーツ専門局ESPNによって創設、世界約200カ国で配信されています。今回、19年ぶりに競技ラインナップに加わったBMXフラットランドは、平らな場所でBMXをフィギュアスケートのようにくるくると操作して複雑なトリック(技)をつないでいくスタイルで、その技術の高さを競います。制限時間3分の中で100以上の技が繰り出されるこの種目は、2024年のパリオリンピックでの正式種目化が期待されています。
銅メダルを獲得した佐々木選手は惜しくも準決勝で敗れはしたものの、マティアス・ダンドワ選手と対戦し3位決定戦を制しました。試合後、佐々木選手は「地元にどうしてもメダルを届けたかったので、3位決定戦は気持ちを切り替えて臨んだ。(決定戦は)自分の人生で最高のパフォーマンスができた。多くの応援があり幸せ」と喜びに満ちた表情で話していました。
- 佐々木 元 (ささき もと)選手
1985年5月生まれ 36歳。千葉県松戸市在住。
BMXフラットランドのプロライダー。
鎌ケ谷巧業株式会社所属。
2010、2011年にはBMX界で最も権威のあるアワード“NORA CUP”をアジア人初の2年連続で受賞するなど、世界を代表するライダー。2019年ワールドカップ第3戦で優勝。2021年6月にフランスで開催された世界選手権では準優勝。ZOZOマリンスタジアム(千葉県千葉市)で開催された世界最大のアクションスポーツの国際競技会『X Games Chiba 2022 Presented by Yogibo』(2022年4月22日~24日)のBMXフラットランドに、8名しか参加できない招待選手の1人に選ばれて出場し、3位、銅メダルを獲得。