「M-1グランプリ」にウクライナ避難民とスタートアップ企業代表のコンビが出場。

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私たちウクライーニヤンは俳句漫才から戦争体験までを語る講演会ユニットです。ウクライナの人々を喜怒哀楽の「哀」だけの感情で一面的に見てはいないでしょうか。心の中の悲しみが風化していくのは人間の特性です。しかし、ウクライナの人々はニュースが創り出したものではなく、一人の人間たちです。「もし、ウクライナの人々と喜怒哀楽を共有し、友達になれたなら、ファンになってもらえたなら、1年後も寄り添ってもらえるのでは」。そう考え、ウクライーニヤン講演会では笑いの要素を取り入れています。その結果、講演会では大きな反響を頂いています。今回のM-1への挑戦はとても合理的なものです。「笑いもあり、シリアスでもある」。市民の心を揺さぶる存在であるために、面白いユニットであるというブランディングが、私たちと市民の接点を増やすことは間違いありません。そのためにM-1で勝つことは最も分かりやすいルートです。私たちの認知を増やす効果もあるでしょう。私たちは何よりも「市民との接点を1つでも多く増やすことが、世界の平和を考えるきっかけとなり、ウクライナへの支援を絶やさないことに繋がる」と考えています。
株式会社ネクストエージ(所在地:大阪市西区新町3-2-18TMビル3階)の代表取締役の吉村大作こと「よっしゃん」は、講演会トリオ「ウクライーニヤン」のメンバーの1人であるユリヤ(ウクライナのチェルニーヒゥ出身。2022年6月に日本に避難)とコンビ(結成日:2022年6月22日)で2022年M-1グランプリに出場(大阪会場2022年9月後半希望予定)することを表明します。

よっしゃんは、東日本大震災で、被災地の願い事を100こ叶えるプロジェクトや、コロナ禍でわらしべ長者で110円の赤いミシン糸を古民家や山に替えて元手3桁の寄付を7桁にして寄付するなど、数々の社会活動を行ってきました。よっしゃんが小学校の卒業文集に書いた夢は「アメリカの大統領」。戦争を無くしたいと思ったからです。今回のロシアのウクライナへの侵攻も、「現地に仕事を送りたい」と2022年3月1日からウクライナ国内にITの仕事を供給する事業を始めました。

数々の社会活動からよっしゃんが体感していることがあります。それは、悲しい出来事は起きた瞬間から放物線を描くように風化していくということです。よっしゃんは、日本に避難してきているウクライナの人々は平和の使者だと思っています。多くの日本の人々にウクライナの人々と触れてほしい。ウクライナの人々はニュースの先にある映像ではなく、1人の人間たちです。心理的距離が近くなればなるほど、「何かできないか」という想いは強くなるのです。よっしゃんも、2022年3月15日に初めてウクライナ国内の人物とzoomミーティングをしました。「そこには生身の人がいる」。リアリティが急に湧き出してきました。

しかし、悲しみの目でウクライナ人を見ることは少し違うと考えています。悲しい目で見れば、報道量に応じてその気持ちは風化していくでしょう。

だから「もし仮に、ウクライナの人々が友達であったり、ウクライナの人々のファンであるならば、1年後も人々は寄り添おうとするのではないか」。よっしゃんはそう考えました。

友達やファンになってもらうためには、楽しい時間を共有すること。これが大事なことは自明です。「世界の平和を一人ひとりが考え、継続的な支援を提供すること」を目的に、講演会ユニット「ウクライーニヤン」を結成しました。ウクライーニヤン講演会では笑いの部分を敢えて一定のボリュームを盛り込んでいます。ただただ悲しい戦争体験を語るよりも、人の心に刺さった講演会になっています(後述の反響を参照願います)。

今回のM-1への出場は「私たちがおもしろい」というブランドを得るという挑戦です。M-1に出場することは私たちにとって、とても合理的な選択です。私たちが努力した上で評判を勝ち得るならば、私たちが様々な人々と講演会で接する機会は飛躍的に伸びるでしょう。私たちには認知の機会を向上させるアイデアとアクションが必要で、今回は特別な企画も実施します。

M-1にただ出場するだけではなく、私たちの存在をさらに知って頂くために、市民参加型の漫才師リアル育成プロジェクト「私を2回戦に連れてって」を展開します。これは、1回戦本番前に私たちが漫才を何回か生配信することによって、皆さまが私たちに漫才のイロハを教え育成する企画です。(※ネタの原案は私たち自身で考えます)

私たちはお笑いのプロではありません。自分たちでは一生懸命やっているつもりです。プロボクサーに例えるならば、強烈な切れのあるワンツーパンチを放っているつもりです。しかし、自分たちを俯瞰して見ると、実際に放たれているのは「猫パンチ」なのです。笑いの世界のみならず、人前に出るエンターテイナーとは、別次元の未熟な実力であることは自覚しています。このプレスリリースによって、賛同の声と、賛同とは全く逆の声を共に呼び寄せることも理解しています。2回戦進出をゴールにしている点も賛否あるかも知れません。「漫才をなめている」という声もあるかも知れません。

だから今回、私たちには師匠が必要です。その師匠に皆さまになってもらいたいという提案です。

2022年6月に初めて来日したユリヤはもちろん、よっしゃんも漫才をしたことはありません。総合格闘技に例えれば、筋肉の鎧を身にまとわない即席ファイターどころか、キックのやり方が分からないだけでなくパンチも猫パンチの素人がリングに上がるようなもの。

そんなど素人の私たちが皆さまの力で急速に成長し、舞台で1回戦突破の奇跡を起こせるのなら、そこには何らかの感動が存在するはずです。漫才を知らない今の状態をここに動画として公開します。本当は、今の状態で公開することは恥さらしかもしれませんが公開します。

 

私たちのビフォーアフターを観てもらいたいのです。ネタの中身、ボケ数、声量、声色、間合い、1回戦本番までに根こそぎ変えるくらいの覚悟をしています。今回の挑戦によって、皆さまに私たちが成長していくストーリーを体感してもらえると信じています。

「私を2回戦に連れてって」プロジェクトは、様々な人が人間の劇的な変化に関わる当事者になれる「素材」だです。参加方法などは、よっしゃんが代表を務める株式会社ネクストエージの公式ツイッターアカウント@NextAge2030より発信させて頂きますので、皆さまのご参加をお待ちしております。

最後になりますが。

よっしゃんは言います。
「チャレンジしないことこそ、風化である」と。
だから、私たちは舞台に立ちます。

お問い合わせは下記ホームページよりお問い合わせ願います。
株式会社ネクストエージ運営事業「Grape Ethical Virtual Brands」
https://www.g-evb.com/

【ウクライーニヤン講演会を聴かれた方々の反響】

・昨日はお忙しい中大変貴重なお話を伺わしていただきました事、改めて御礼申し上げます。
拙い司会で大変恐縮の限りでしたが、参加された皆さんの真剣な表情などを見るに、本当に良い研修会だったと実感しております。
私自身もかえって、夕食の折に家族(妻と娘)に話をしました。
あの場では、言いづらい話ですが、世間には、様々なメディアに様々なニュースが溢れており、そこには真贋が混じり、結果として、無機質かつ混乱した情報が伝わってきます。
そして、深刻なニュースにも関わらず極めてリアリティのない話として捉えてしまうことは多々あり、ウクライナの問題も、経済や生活的な影響はありながらも、ロシアによる侵攻という事実そのものの深刻さがそこから取り残されてしまっていたように思っておったのが、昨日の話を伺うことで、ユリヤさんやその周囲の方という人間を通して現実に起こっている事として初めてとらえることが出来ました。
家族でも何が出来るだろう、何ができるかはまだ分からないが、出来そうな事はやろうと話し合った次第です。
私自身、この話は出来るだけ周囲に伝えようと思っていますが、どうしても吉村さんとユリヤさん(そしてエリザベータさん)が直接伝えるのとでは、伝わり方の精度が異なってしまいます。
なので、私自身も伝えることをしながら、出来るだけ、その結果、伝えた先の方が直接皆さんのお話を伺う機会に恵まれるのが一番だと思っています。
拙い感想で恐縮です。
頂きましたユリヤさんポートフォリオ、ご出演情報、御社取り組み事項等は出来るだけ広く共有させていただきます。
※会社員 40代 男性

・今回の講演会において、スクリーンにウクライナの戦禍の写真が映し出された。日本でも毎日のように被害状況がテレビから流れているので、それらは、わりと身近に危機感を持つことの出来るものであったが、この日は自分の感情がいつもと全く違った。
映し出された写真の場所が母国であるユリヤさんと、それらを視聴する時間を共有している事を思うと胸が張り裂けそうな気持ちになった。我々には一枚の写真に過ぎないかもそれないが、ユリヤさんには、お母さんと永遠となるかもしれない別れや、離れ離れになるご主人との別れなどが焼き付いた写真であるからだ。
私自身は、半世紀以上にわたり平和な日本で戦争というものを知らず生活してきた。戦争を体験した私の父親が、「幼少のころ家の前の田畑に焼夷弾が落ちてくるのを見ていた。」と話してくれたこともあったが、それは私にとって昔のことであり、非現実的であったし、自分の親族も戦争で大きな被害を受けたとは聞いていないので、私自身は、実家の両親の墓参りに行くときに、その敷地内にある戦死した遠縁のかたの墓を拝むときにもう2度と戦争がないことを強く願う事を続けてきた。
今回の講演会に参加するまでは、ウクライナで起こっている戦争に対して、世界の多くの国が平和に努めている中で、人と人が殺し合い命を失くしていく事に非常に憤りを感じていたし、話し合いを重ねて終戦するべきではないのかと強く思っていた。そのために自分なりに世界平和を祈ったり、家族や友人と今戦死していく人々を悲しんだりする事しか出来なかった。
今回、当事者であるユリヤさんの生の声を聞いて、もっともっと自分にできることを探そうという気持ちになった。それは、家族と離れ離れになっても、明るい将来を信じて、強い気持ちでたくましく生きているウクライナ人の方々の活動を、自分の周りに伝えることであり、その方々が一生懸命に生きている事を応援することである。
吉村氏が話されていた講演の趣旨、「涙もあるけど笑いもある活動」により一層興味を持ち、応援していきたい。
※学校法人職員 50代 男性

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