「骨太方針2023」で岸田政権がスタートアップ支援を国の重点政策に位置づけるなか、国際金融都市を目指す福岡経済圏ではIPO責任者人材(経営管理責任者、常勤監査役、内部監査責任者など)の不足が喫緊の課題といわれています。金融機能誘致や国家戦略特区としてのさまざまな取り組みが行われ、起業数が増え、IPO(株式新規上場)企業の増加が見込まれる一方、東京に比べて上場企業や新規株式公開会社の数、主幹事証券会社、機関投資家及び関係人口などが相対的に少ないことが原因だとされています。
こうした課題の解決をはかる施策のひとつとして昨年、福岡経済圏で初めてIPO協会 轟が福岡証券取引所の後援のもと、地元企業と組む形で「天神IPOスクール(IPO責任者養成講座)」を開催しました。また2023年においては、当協会代表である加藤広晃が顧問を務める福岡市の九大発ITベンチャー企業が9月末時点で唯一の九州IPO案件(福証Q-boardと東証グロースの重複上場)となり、福岡のIPO準備企業が直面する課題についても最新の動向を踏まえ、本年はブラッシュアップした形でお届けする予定です。本年は、こうした動きに加え、福岡証券取引所と如水社会保険労務士法人が共催に加わり、人事労務や資本政策などプログラムの充実が図られました。
本スクールはIPO未経験者を優先的に受講対象者として、日本全体で年間100社程度、九州経済圏から数社程度しか輩出されないIPOを支える人材「IPO責任者」を福岡から輩出・養成することを目指しています。プログラム内容は、上場準備の全体像、事業計画、業務フローや規程整備、人事労務、資本政策などIPO責任者なら知ってこきたい基礎知識をレクチャーします。基礎知識に加えてIPO頓挫の要因となりやすい落とし穴から、それを乗り越える勘所など、講義を通じて受講者の上場確度の向上をはかります。
もちろん、本スクールを受講しただけで上場が叶うわけではありませんが、若くしてスタートアップ創業経営者の上場責任者を2社務めたIPO協会 轟 代表の加藤を筆頭に、IPO体制構築支援を行う株式会社ブリングラック代表の吉行亮二氏、如水社会保険労務士法人代表の早田晋一氏らプロフェッショナル講師陣が、それぞれが持つ知見や経験からIPO責任者に必要とされるノウハウの基本部分を余すところなく伝えます。本スクールを受講することによって、目指すべき方向や道筋が明確になることでしょう。
目標は、福岡経済圏からのIPO数を増やすことです。共催者である福岡証券取引所の公共性を鑑み、受講料は実費とさせていただき、地域経済活性化に資することを主眼に置いています。ふるってご参加ください。
なお、本スクール参加によって本気でIPOを目指そうと決意された受講者様には、ぜひ講師・加藤が代表を務めるIPO協会 轟へのご入会をお勧めします。ノウハウを知ることは大切ですが、知ることと実践することの間には大きなギャップがあります。IPO協会轟では、実践に寄り添う形でのハンズオンサービスを提供し、上場を成功させてきた実績があります。IPOを志す上場準備企業はもとより、将来目指そうと考えているスタートアップ企業におかれましてもIPO協会轟への入会をご検討頂ければと思います。
「天神IPOスクール」申込先:九州IPO NAVIGATE HP
IPO協会轟 問合せ先
https://www.todorok-evolution.jp
【IPO協会 轟 一般社団法人 法人概要】
法人名:IPO協会 轟 一般社団法人
所在地:東京都港区北青山3-6-7 明治安田生命青山パラシオタワー11F
代表者:代表理事 会長 加藤 広晃
設立:2021年2月
事業内容:IPOに関する普及啓蒙、経営管理に関する研究及び研修
上場確度可視化ツール”IPO Todoroki Score®”(https://iposcore.todorok-evolution.jp )の提供等
URL:https://www.todorok-evolution.jp