SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)第3期の研究開発の開始にあたり、研究開発責任者等から研究計画について紹介すると共に、これから日本が目指す超スマート社会「Society 5.0」を支えるスマート防災ネットワークとは何かを、ご参加者の皆様と共有する場として参ります。
* SIP「スマート防災ネットワークの構築」キックオフシンポジウム 実施概要
・日 時:2023年11月7日(火) 14時00分~17時30分 (終了予定)
・会 場:アリストンホテル神戸 カスティーリア
〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町6-1
・参加申込:(会場参加およびオンライン配信視聴とも) 無料 ※事前参加申込みが必要です。
会場:定員200名、Web配信(zoomウェビナー):定員500名
下記のURLにある申込みフォームからお申込みをお願いします。
※定員に達し次第、申込みを締め切ります。
申込フォームURL:https://krs.bz/sip/m/form
・主 催:内閣府、防災科学技術研究所
・イベントサイト:https://smart-bosai.com/
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期における課題「スマート防災ネットワークの構築」では、巨大地震や頻発化・激甚化する風水害等に対し、企業・市町村の対応力の強化、国民一人ひとりの命を守る防災行動、関係機関による迅速かつ的確な災害対応を実現するとともに、社会全体の被害軽減や早期復興を図ることを目指し、「災害対応を支える情報収集・把握の高度化」と「情報分析結果に基づいた個人・自治体・企業による災害への対応力の強化」の研究開発に取り組みます。
本課題が推進する5つのサブ課題の研究開発の開始にあたり、研究開発責任者等から研究計画について紹介すると共に、これから日本が目指す超スマート社会「Society 5.0」を支えるスマート防災ネットワークとは何かを、ご参加者の皆様と共有する場としてキッフオフシンポジウムを開催します。
* SIP「スマート防災ネットワークの構築」キックオフシンポジウム プログラム
13:30~ 受付・開場
14:00~14:10 開会挨拶
・開会挨拶 楠 浩一 プログラムディレクター (東京大学 地震研究所災害科学系研究部門 教授)
・開会挨拶 須藤 亮 (内閣府 政策参与・SIPプログラム統括)
14:10~14:30 基調講演
・山村 武彦 (防災システム研究所 所長)
14:30~14:50 SIP概要説明
・戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期概要説明
高嶺 研一 (内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 参事官)
・SIP「スマート防災ネットワークの構築」概要説明
楠 浩一 プログラムディレクター (東京大学 地震研究所災害科学系研究部門 教授)
・SIP「スマート防災ネットワークの構築」データ連携概要説明
重野 寛 サブ・プログラムディレクター (慶応義塾大学 理工学部情報工学科 教授)
14:50~15:35 研究開発責任者によるサブ課題研究開発紹介
・サブ課題A 「災害情報の広域かつ瞬時把握・共有」
田口 仁 (防災科学技術研究所 防災情報研究部門 副部門長)
・サブ課題B 「リスク情報による防災行動の促進」
山田 朋人 (北海道大学 大学院工学研究院 教授)
・質疑応答
15:35~15:50 休 憩
15:50~16:55 研究開発責任者によるサブ課題研究開発紹介
・サブ課題C 「災害実動機関における組織横断の情報共有・活用」
伊勢 正 (防災科学技術研究所 防災情報研究部門 主任専門研究員)
・サブ課題D 「流域内の貯留機能を最大限活用した被害軽減の実現」
角 哲也 (京都大学 防災研究所 教授)
・研究開発テーマE-1-1 「防災デジタルツイン自動作成による災害シミュレーション自動実行システムの構築」
大石 哲 (神戸大学 都市安全研究センター 教授)
・研究開発テーマE-1-2 「津波災害デジタルツインの構築とスマート・レジリエンスの実現」
越村 俊一 (東北大学 災害科学国際研究所 教授)
・質疑応答
16:55~17:10 SIP「スマートインフラマネジメントシステムの構築」ご紹介
久田 真 プログラムディレクター
(東北大学大学院工学研究科 教授 兼 インフラ・マネジメント研究センター センター長)
17:10~17:15 閉会挨拶
・閉会挨拶 川上 大輔 (内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 審議官)
17:15 閉 会
(注) 当日の進行により、発表順、発表時間等に変更が生じる場合がございます。
※ 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)について
総合科学技術・イノベーション会議が司令塔機能を発揮して、府省の枠や旧来の分野を超えたマネジメントにより、科学技術イノベーション実現のために2014年度に内閣府に創設された国家プロジェクトです。国民にとって真に必要な社会的課題や、日本経済再生に寄与できるような世界を先導する課題に取り組むものです。2023年度からは第3期として、当課題を含むエネルギーやロボティクスなどの14の課題に取り組み、各課題を強力にリードするプログラムディレクター(PD)を中心に産学官連携を図り、基礎研究から実用化・事業化、すなわち出口までを見据えて一気通貫で研究開発を推進します。
※ 「スマート防災ネットワークの構築」について
当課題では、現実空間とサイバー空間を高度に融合させ、先端ICT、AI等を活用した「災害対応を支える情報収集・把握のさらなる高度化」と「情報分析結果に基づいた個人・自治体・企業による災害への対応力の強化」に取り組み、スマート防災ネットワークの構築に資する新技術の研究開発を行い、実用化を目指します。具体的には、「A.情報の広域かつ瞬時把握・共有」「B.リスク情報による防災行動の促進」「C.災害実動機関における組織横断の情報共有・活用」「D.流域内の貯留機能を最大限活用した被害軽減の実現」「E.防災デジタルツインの構築」の5つのサブ課題を設定し、研究開発責任者が中心となって研究開発を行い、社会実装に取り組みます。