5年目となる2023(令和5)年度は、「アートでミライを切り拓け」をテーマに、昨年以上の規模で様々なアートプログラムを開催。鮮烈なアート体験を子どもたちに届けつつ、市民や市役所職員も加わり、街全体を舞台にアート制作に挑戦しました。11月12日(日)には、完成した5つのアートの公開だけでなく、大人も子どもも楽しめるイベント満載なアートフェスティバルを開催します。
『MIRAI ART FESTIVAL』の本番11/12(日)には、きらくやま ふれあいの丘(つくばみらい市神生530)を中心に、様々なイベントを開催します!
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2023年11月に完成! 市内に誕生する新しいアート
9月から10月にかけて、国内外のアーティストと市内の子どもたちがワークショップ形式でアートを制作してきました。11/12(日)は市内各所のアートを巡り、きらくやまに集いアートを楽しむ一日を!
◾️『プールを宇宙にぬりかえよう!』
市内小学校1~2年生×こども図工教室 YAKKE
「使われなくなったプールをぜんぶ宇宙にぬりかえよう!」そんなかけ声とともに、子どもたちがめいいっぱいプールをペイントしました。
場所:すみれ幼稚園のプール(つくばみらい市足高1313)
アーティスト:こども図工教室 YAKKE
◾️『未来が見える!? 「みらいメガネ」』
市内小学校3~ 4年生×池田光宏
みんなが想像する「みらいメガネ」をつくって撮影。撮影したビジュアルがポスターとなって市内各所に飾られます!
場所:近日公開
アーティスト:池田光宏
◾️『「Lluvia del futuro(ユビア デル フトゥーロ)」 ミライの雨を描こう!』
市内小学校5~6年生×ZOSEN&MINA HAMADA
「Lluvia del futuro(ユビア デル フトゥーロ)」とは直訳すると「ミライの雨」。市内で開催したワークショップを通して、子どもたちの創作性にインスピレーションを得たZOSEN&MINA HAMADAが、「子どもたちのイラスト」と「未来のアイデアが空から降ってくるイメージ」をもとに原画を制作。その原画をもとに子どもたちとペイントしたアートが、県道下の大きなコンクリート壁に誕生します。
場所:県道下のコンクリート壁(つくばみらい市陽光台4丁目 県道355号付近)
アーティスト:ZOSEN&MINA HAMADA(ソーセン&ミナ・ハマダ)
◾️『わらアート迷路「ミライモリ」』
つくばみらい市民×わらアートJAPAN
つくばエクスプレス(TX)から見える田んぼに、わらでつくられた大きなイモリ型迷路があらわれる!? 子どもたちが自由に入って遊べるように、大人たちが本気でつくりました。
場所:TXから見える田んぼ(つくばみらい市谷口648)
アーティスト:わらアートJAPAN
11月につくばみらい市内に配布される『未来新聞 Vol.3』にはアートスポットを紹介するMAPを掲載。
当日はつくばみらい市を散策して巡ってみませんか?
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開催! 2023年11月12日(日)MIRAI ART FESTIVAL 2023 @きらくやま ふれあいの丘ホール
今年で2回目となる『MIRAI ART FESTIVAL』の集大成!アートフェスのドキュメンタリー映像や市歌『MIRAI』の大合奏を映像化したドキュメンタリー映像の上映会、札幌国際短編映画祭の作品上映会、市民によるミュージカルショー、トークセッション、大ビンゴ大会など、秋を楽しむアートイベントをお楽しみください!
◾️『MAF 2023ドキュメンタリーフィルム』上映会
9月から10月にかけて、こどもたちとアーティストがつくってきたアート。そのプロセスや制作舞台裏を撮影したドキュメンタリーフィルムを初公開します。
◾️市内中学校の吹奏楽部×ROTH BART BARON『MIRAI』の大合奏 ドキュメンタリー映像上映会
@きらくやま ふれあいの丘ホール(11/12)
市内中学校の吹奏楽部とプロ奏者による合同練習を経て、11/11(土)に合奏した様子をドキュメンタリー映像として11/12(日)に、きらくやま ふれあいの丘ホールで上映します。
◾️ステージ発表
・市民によるミュージカルショー
・アーティストと親が語り合うトークタイム
・札幌国際短編映画祭の作品上映会
・大ビンゴ大会 など
◾️市民やアーティストによるアート作品展示
市民やアーティストによるアート展示
ボードゲーム会社「すごろくや」によるアート制作ワークショップ など
そのほか、キッチンカーによるフード出店やアーティストによる特別ワークショップなども予定しています。詳細はWEBサイト「I LIVE IN TSUKUBAMIRAI.」より随時お知らせします。
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参加アーティスト
◾️こども図工教室 YAKKE
YAKKEはこどもと大きなこどもがいっしょにものづくりをする場です。 いっしょに作るのはこどもに負けないくらいつくることが好きな「ものづくりのプロ」たち。 講師はTV TOKYOやNHK Eテレの番組制作などをしているデザイナーや様々な場所でこども向けのワークショップを行うイラストレーター、木でなんでも作ってしまう、木工の職人、素敵な服を作るテキスタイルデザイナーなどなど。教室の内容ごとにプロの講師がワークショップを企画。
◾️池田光宏
アーティスト / アートプロジェクト・ディレクター / 日本大学芸術学部デザイン学科教授
日本大学芸術学部卒業、東京芸術大学大学院美術研究科修了。2008年文化庁新進芸術家海外派遣制度にてスウェーデンに滞在。他者との関係性から生まれる想像と創造に焦点をあてて制作をしている。主な展覧会に「大地の芸術祭越後妻有トリエンナーレ」、「六本木アートナイト」六本木ヒルズ、「こどもハウス劇場」東京都現代美術館など。
◾️ZOSEN&MINA HAMADA (ソーセン&ミナ・ハマダ)
アルゼンチン出身のソーセンとアメリカ生まれ東京育ちのミナのユニット。互いの個性と自由な感覚で幅広い活動を行う。世界各地で多彩な色と形で表現される壁画を製作。2人名義でバルセロナを拠点にグラフィティのほか、絵画やイラスト、シルクスクリーン、子どもたちの授業でのワークショップ企画など、アートを通じたコミュニケーションをさまざまに広げている。
◾️わらアートJAPAN
NPO法人わらアートJAPANは、わら文化の伝承とわらの活用、新たな地域コミュニティーの活性化に向けて、日本各地でわらの大型造形物「わらアート」をつくっています。材料は主にワラ・竹・木材を用い、古くからあるわら編みを伝承した技術でつくられます。大きさは、標準で高さ約4メートル、長さ約6メートル。期間は約2週間ほどです。この活動は、人々と協働しながら地域や世代を超えた新たなつながりを生んでいます。
◾️三船雅也(ROTH BART BARON)
音楽家/ 写真家 / 『MIRAI』作詞・作曲
インディーロックバンド。2023年よりクリエイティブの拠点をドイツ・ベルリンと日本・東京を拠点に活動。これまでに4枚のEPと8枚のオリジナルアルバムを発表。2021年はポカリスエットCM がきっかけとなったアイナ・ジ・エンドとの2人組アーティスト「A_o」による『BLUE SOULS』が話題に。2022年はベルリン国際映画祭でアムネスティ国際映画賞を受賞した映画『マイスモールランド』の劇伴音楽と主題歌を手掛けた。
2023年夏に日比谷野外大音楽堂にて自主イベント『BEAR NIGHT 4』を開催。『フジロック・フェスティバル 23』に出演。2023年10月18日にはオリジナルアルバム『8』を発表。アルバムツアーは札幌モエレ沼公園「ガラスのピラミッド」を含む13公演で全国を巡る。
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『MIRAI ART FESTIVAL 2023』コンセプト・コンセプトムービー
人はなぜ、挑戦するのか。
可能性が広がるから。夢に近づけるから。楽しいから。
人の数だけ答えはある。
塗って、切って、貼って、紡いで、奏でて
この街の未来をもっとおもしろくするため、
今年も、つくばみらいは挑戦する。
アートは人を日常から解放し、新しい自分とで合わせてくれる。
鮮やかな未来がここから始まる。
さあ、アートで未来を切り拓け。
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『MIRAI ART FESTIVAL 2022』のレビュー
◾️ドキュメンタリーフィルム『アートと、ワタシと、ミライ』 / 20min
市民とアーティストが力を合わせて、つくばみらい市に新たな文化を創り出す” そんなミライを目指して、新たな芸術祭が誕生しました。 子どもたちがプロのアーティストと一緒に、街中にアートをつくります。 なぜ、今のつくばみらいにアートが必要なのか。 アートとは誰が、何のために作るものなのか。 街中にアートをつくったら、この街の何が変わるのか。 そんな問いの答えを探して、わたしたちはカメラを回しました。 このドキュメンタリーフィルムは、 MIRAI ART FESTIVAL 2022 の記録でありながら、 ミライへの思いを込めた、メッセージでもあります。
◾️コンセプトムービー『MIRAI ART FESTIVAL 2022』
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「I LIVE IN TSUKUBAMIRAI.」について
「I LIVE IN TSUKUBAMIRAI.」という言葉を、この街に住む人たちが胸を張って語ってもらえるようになりたい。そんな想いから、つくばみらい市が実施してきたプロモーションです。
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2019(令和元)年度の取り組み
2019(令和元)年度のスタートを前に市民の声を聞いたところ、「魅力や特徴のない街だけど、そもそも何をプロモーションするんですか?」と口にする人がいるほど、街全体に自信がないという課題が浮かび上がりました。そこから「市民のみなさんの地元愛を醸成する取り組み」として「100年間愛される地元をつくる」という目標を掲げ、『市民100人のポスターPROJECT』をスタート。「I LIVE IN TSUKUBAMIRAI.(私はつくばみらいに住んでいます。)」という実直なコピーと共に、生き生きとした市民の姿を映したポスターを、駅や電車、庁舎など市内各所に掲示しました。
『市民100人のポスターPROJECT』
「I LIVE IN TSUKUBAMIRAI.」のロゴは、市内広報誌などでも広く使えるように共有。シンプルなロゴと言葉を通して、地元愛が醸成していく試みを始めました。
全戸配布のタブロイド誌『未来新聞』の発刊
2019(令和元)年度から全戸配布のタブロイド誌『未来新聞』を発刊。最新号では『MIRAI ART FESTIVAL 2022』を振り返り、アートが街や子どもにできることは何だろう? をテーマに様々な声を集めました。おすすめ本コーナーではアーティストが子どもの頃に影響を受けた本なども紹介しています。
・『未来新聞』の誌面イメージは、特設サイト「I LIVE IN TSUKUBAMIRAI.」からも公開中!
https://www.tsukubamirai.live/mirai-times
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2020(令和2)年度の取り組み
・市民が主役のドキュメンタリーフィルムを制作
2020(令和2)年度は、市民のドキュメンタリーフィルムを制作。主演はUIターンしてきた市民や市内企業。つくばみらいにしかない価値を浮き彫りにし、近隣都市との差別化を図りました。
・「だから私たちは、ここで暮らす。」篇 特設サイト
https://www.tsukubamirai.live/thats-why-i-live-here
・「だから私たちは、ここで働く。」篇 特設サイト
https://www.tsukubamirai.live/thats-why-we-work-here
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2021(令和3)年度の取り組み
・市民とつくる・歌う、街のテーマソング『MIRAI』with ROTH BART BARON
◾️【つくばみらい市】シティプロモーション「MIRAIを歌う」 / 合唱篇
3年目を迎えた2021(令和3)年度に取り組んだのは、市民のオリジナルテーマソング『MIRAI』の制作。シンガーソングライターの三船雅也さんを中心に活動するバンド「ROTH BART BARON」が、市内高校の吹奏楽部や市民の合唱隊と協奏で楽曲を制作。
つくばみらいで暮らすという選択をすること自体が、アイデンティティを高めてくれる。そんな価値を、都市圏に住むターゲットの方々に向けて、市民のみなさんと一緒に強く届けました。2022年3月31日の公開から約半年後には、12万回再生にのぼっています。
◾️【つくばみらい市】シティプロモーション「MIRAIを歌う」 / Behind The Scenes
◾️ 【つくばみらい市】シティプロモーション「MIRAI」を観に行こう
2022年春。ROTH BART BARONが作曲し、伊奈高校吹奏楽部と共につくり上げた『MIRAI』という楽曲。1年が経ち、『MIRAI』はROTH BART BARONのライブツアーの最後を飾る曲となりました。果たして、自分たちの関わった曲を生で聴いた時、高校生たちの心にはどんな感情が沸き起こるのか。そして『MIRAI』の未来はどうなっていくのだろうか。どうすれば良いのだろうか。その答えを求めて、カメラを回したドキュメンタリー映像作品。
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2022(令和4)年度の取り組み『MIRAI ART FESTIVAL』のはじまり。
街に根付いている「既存の価値」を浮き彫りにしてきた3年間の取り組みから続く形で、4年目は「街の新たな価値を創造する」ためのプロジェクトが始動。こどもたちとアーティストがつくる芸術祭『MIRAI ART FESTIVAL』を通して、つくばみらいという街に、新たな文化をつくり出すことを目指しています。
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2023(令和5)年度の取り組み『MIRAI ART FESTIVAL 2023』開催に寄せて
◾️つくばみらい市長 小田川浩
市内に子どもたちとアーティストが制作した作品たちが誕生し、街が彩られ、以前に比べどこか楽しげな雰囲気に変わったように感じます。参加した子どもたちも今までになかったこの体験は、思い出として色濃く残ったのではないでしょうか。未来は自由だと思います。もちろん多くの壁は立ちはだかりますが、それを切り拓いていくため、自身が想像する未来に向かって私たちは挑戦を続けています。
子どもたちも自分の想像する未来に向かって道を切り拓いていくことになります。アートの持つ、自由な想像力、表現力を体感した子どもたちの未来が、楽しく自由なものとなることを期待します。
◾️統括プロデューサー:中谷公祐(DRAWING AND MANUAL)
『MIRAI ART FESTIVAL』も2年目を迎え、延べ500名を超える子どもたちがアートをつくる姿を、間近で見てきました。一人ひとりが自分の色を持ちながら、自由に自らを表現し、とことん制作に熱中する光景は、大人の私たちがどこかで忘れてしまった大切なものを毎度思い出させてくれます。
MAFは「アートをつくるプロセスに、どれだけ意味を持たせられるか」に挑戦するアートフェスティバルです。この趣旨を見事に貫徹してくださるアーティストのみなさんをはじめ、協力してくださる市民の方々、広い心で見守ってくださる保護者の方々、そしてひたすらに汗をかき続けてくれる市役所職員のみなさんがいるからこそ、この取り組みは成り立っています。完成したアート作品だけでなく、その後ろにあるストーリーにも注目していただきながら、少しでも多くの方に作品やイベントを楽しんでいただけますと幸いです。
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企画・運営「DRAWING AND MANUAL」について
1997年創立。「DRAWING AND MANUAL = 図画工作」を活動の理念とした、映像・デザインを作り続けるクリエイティブカンパニー。広告、テレビ番組、MVといった映像クリエイティブのみならず、教育コンテンツの企画制作、美術館やギャラリーでの展覧会デザインやプランニング、 インディペンデントな映像企画制作、インスタレーションやアート作品の創作など、横断的なクリエイティブを精力的に続けている。また、政府機関や公共機関、自治体へのローカルアクションやサステナブル活動に寄与する持続的なプランやクリエイティブを提案している。東京都 世田谷区奥沢に本社を置きながら、石川県・徳島県・北海道にも事業所を展開。
合言葉は“Good Vibration.”
会社名:ドローイングアンドマニュアル株式会社 (DRAWING AND MANUAL)
本社:東京都世田谷区奥沢8-3-2-B1F(支社:金沢、徳島、北海道白老町)
代表取締役会長:菱川 勢一
代表取締役社長:唐津 宏治
設立:1997年5月26日
事業概要:ブランドデザイン、映像制作、TV番組企画制作、広告企画制作、グラフィックデザイン、Web制作、プロモーション企画ほか
HP:https://drawingandmanual.studio
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PR TIMESでこれまで公開してきたお知らせ
「I LIVE IN TSUKUBAMIRAI.」の軌跡のひとつです。ぜひご覧ください。
2019年10月28日付
つくばみらい市 シティプロモーション「I LIVE IN TSUKUBAMIRAI.」2019年11月1日 公開
100年間、愛される地元をつくるためのつくばみらい市の新スローガンです
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000027971.html
2022年4月13日付
つくばみらい市の未来が見える。市民の合唱によるシティプロモーション「MIRAIを歌う」公開
街の思いを込めた楽曲『MIRAI』を、ROTH BART BARONが書き下ろし。市民200人と8匹が、熱く楽しく歌い上げます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000059913.html
2022年10月19日付
11/5(土)つくばみらい市『MIRAI ART FESTIVAL』初開催。こども×アーティストがミライへ贈る芸術祭
Damien Poulain、こども図工教室YAKKE、Quemono Worksらが参加。市民100人のポスター、市民のドキュメンタリーフィルム、『MIRAI』合唱に続くシティプロモーション。
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お問い合せ先
【一般の方からのお問合せ先】
つくばみらい市 市長公室 秘書広報課 松本、吉谷
TEL:0297-58-2111
【本件に関する報道関係者様からのお問合せ先】
つくばみらい市 市長公室 秘書広報課 松本、吉谷
TEL:0297-58-2111
MAIL:s01-hisyo@city.tsukubamirai.lg.jp
『MIRAI ART FESTIVAL』特設WEBページ(「I LIVE IN TSUKUBAMIRAI.」内)