当日は取材会も行われ、日本医師会からは松本吉郎会長、角田徹副会長、黒瀨巌常任理事が出席しました。
キッザニアは、楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができる施設であり、子ども達は、大人のように本格的な設備や道具を使って、さまざまな仕事やサービスを体験することができるようになっています。
今回、日本医師会では子ども達に実際に診療行為を疑似体験してもらうことで、そこから始まる包括的で、全人的な医療について知ってもらい、「かかりつけ医」を身近に感じてもらうとともに、その「かかりつけ医」を下支えしているのが日本医師会であることを知ってもらうきっかけとなればと考え、出展を行ったものです。
「診療所」パビリオン外観
パビリオンでは聴診や骨折の「応急措置」を体験
期間中、パビリオンでは、子ども達に診療所で働く「臨床医」としての仕事内容や役割を知ってもらうため、患者(医療人形)に対して、脈拍の確認や聴診器を使って心音の聴診を行う「診療」と、シーネを当て包帯を巻くなどの骨折の「応急処置」の体験をしてもらうばかりでなく、参加者には日本医師会が発行している「医師資格証」に似せた写真付きのカードをプレゼントしています。
また、来場者に予防接種の意義を知ってもらうためのクイズラリーも実施しており、多くの子ども達に参加して頂いています。
この体験で一人でも多くのお子さんが医師になりたいと思ってもらえればありがたい―松本会長
取材会で記者のインタビューに応じた松本会長は、今回の出展の主旨を説明するとともに、「将来、医師になるにしてもいろいろな仕事を知ることは大変意義がある。そうした意味においても、キッザニアは大変良い施設であると考えている。今回の日本医師会のパビリオンでの体験により、一人でも多くのお子さんが医師になりたいと思ってもらえればありがたい」と述べました。
なお、出展は11月7日(火)までとなっていますので、ぜひ、パビリオンにおいで下さい。
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